のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1361

2017-12-30 00:23:00 | 新しい子猫たち 

アメリカのカヨコファイナンシャルは、加代子の天才的な運用で出来たのではあったが、アメリカの会社の責任者が 運営に参加するようになって、複雑化していた。


 


加代子がごっそりと 神三郎の病院を建てるといって 資金を日本に移動させて、資金に困った事があって、不動産部は直ぐに換金できやすい不動産が安くなる時を待って、安値で買い叩き、高値で売り飛ばす事を続けていた。ただ加代子はもう日本に資金を移動させる事はせずに、不動産部も方針を変えて、新しく町を作る、総合的なデぺロッパーとして側面が出てきた、カヨコファイナンシャルの不動産部が基礎から作くりだした都市も出来ていた。それはジブの不動産部の足跡を追っているかのようであった


 


加代子たちの運用がごっそりと儲け、そして不動産部が町を作り、エンゼルホープ病院が医療を担当している場所、病院のある地域からそれは始まった。治部ホテル系列がホテルを作り、やがて販売店、商店街などの商業施設は治部ビルのアメリカ法人と組み、商売はチャタロウのアメリカ法人とも組みだしていた。ジブアメリカが株式を持っていた会社とも組み始め、神帥傘下の会社とも協力関係も出来ていた。商売は広がっていた


 


ナンダカンダとゼニ儲けのネタを あのオッサンは探し出していた。カヨコファイナンシャルはもはや運用だけの会社では、とっくになくなっていた。