僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

古稀→喜寿→米寿→白寿 そして

2018年01月06日 | 雑記

お正月が来ると「あぁ、また一つ年をとった」というようなことをよく言いますが、厳密にいえば誕生日が来た時に一つ年をとるんですよね。でも、昔ふうにいえば、お正月で一つ年をとるというのはごく普通のことのようです。

うちの両親がまだ若かった時代には、年齢を数え年で言っていました。満年齢で言えば生まれた時は0歳だけど、数え年だと出生の瞬間から1歳。翌年の元旦には数え年2歳になるが、満年齢だと0歳のままで、誕生日がくるまで1歳にならない。つまり元旦を迎えた時、1月1日生まれの人でない限り、数え年では満年齢より2歳も上になってしまう。その意味で言えば、たしかにお正月が来れば一つ年をとるわけですよね。ま、今は数え年なんてほとんど使いませんけど。

しかしまあ僕の場合、このお正月、数え年で言えば70歳になったんですよね。間もなく誕生日が来て満69歳になるんだけど、でもね、70歳だなんてまだまだ遠い先の話だと今でも思っています。それが、数え年で言えば70歳ですからね~。昔じゃなくてよかったぁ、なんて意味不明なことをブツブツつぶやいています。

今年いただいた年賀状を見ると、中学時代の恩師は「七十七歳になりました。喜寿です」と書いてこられたし、勤務先の先輩だった方は「今年米寿を迎えます」と書かれていました。へぇ、あの方たちが、もう七十七歳だったり八十八歳だったりするんだ、と改めて“歳月”というものを感じました。

ところで、
喜寿や米寿で思い出しましたが、昔は70歳まで生きた人は古来稀(まれ)だということから、古稀(こき)と言われてお祝いをしていたそうですね。70歳というのは、元々そういう超高齢だったんです。そしてさらに「喜寿」でお祝いをし、「米寿」でお祝いをし、ということなんでしょうね。

七十七歳で「喜寿」。
八十八歳で「米寿」。
そして九十九歳は、「百」から「一」をとって「白寿」。
それぞれの歳にお祝いをするのが昔からの慣習のようです。

今のところ、こういう呼び方は九十九歳までしかないみたいです。

しかし、今や平均年齢は八十歳を大きく上回り、九十代の人も全然珍しくなく、百歳以上の人も全国で7万人近くおられるという時代になりました。百歳を超える人がこんなに増えてくると、そういう方々のためにも、「米寿」とか「白寿」のような、年齢を漢字でもじる何かいい表現がないものかと思いますね。

そこでヒマな僕はいろいろと考えてみましたが、ひとつ思いつきました。

百十一歳の方を祝う「川寿(せんじゅ)」というのはどうでしょうか。
「111歳」だから「1」が三つ並んでいるので「川」という字を当てる。

川寿の祝い

なにしろ超高齢化社会ですから。
そろそろこういうのが現れるかも知れませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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