僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

松原市長選の結果は

2017年05月29日 | 議会&役所

昨日行われた大阪府松原市長選は、現職の澤井氏が植松氏を破って3選を果たした。投票率は前回を少し上回る37.35%だったという。

昨日書いたように、候補者2人とも、僕にとっては馴染みの深い人だっただけに、その点で関心があった選挙だったが、まぁ、この結果はほぼ予想どおりだったようだ。ただ、選挙戦がこうして行われたというのは、とても意義深いことだったに違いない。

なぜなら
松原市は

僕が市役所に入った時の市長は数年で辞められたが、次の市長は約27年間という長期にわたって務められ、その次の市長は8年間務められた。27年間といえば7期であり、8年間は2期だ。つまりその間、合計9回の市長選挙が行われるところだったのが、ほとんどの選挙で対立候補が出ず、無投票で当選されていたのである。

立候補者が1人だけで選挙戦がなく、無投票当選すれば、そりゃ、楽でいいかも知れませんが、それでは市民に自らの政策を強く訴える機会がなくなってしまう。そして、それを批判する立場の対立候補があってこそ、活発な選挙戦を通じて市民が市政について考え、さらに投票という形で参加をする。しかし、松原市では、僕が市役所で勤めた38年間で、4年に一度行われるはずの市長選挙は、皆無ではなかったけれど、ほとんど無投票で当選という形だった。

しかしまぁ、これは対立候補が出ないことに問題があるので、無投票当選した人には何の責任もない。むしろそれだけ手腕を評価されているために、対抗して立候補したい気持を持っている人も「出ても勝ち目がないで~」という空気になっていたのだろうから、それだけ市長としての市民の信頼感が厚かった、とも言えるのでしょう。

今の澤井市長が初めて立候補してから、今回が3度目の選挙となるが、すべて対立候補が出て、選挙戦が行われている。そして今回は植松氏がチャレンジして、市民にいろいろな政策を訴え、迎え撃つ澤井市長もこれまでの実績と今後の展望を訴えて活発な論戦を展開した。これが市にとってよかったと思うのである。

開票結果は、澤井氏が21,344票、植松氏が15,683票だった。

植松氏、というより、植松ちゃん、なんて呼んでいたのでちょっと妙な感じだけれど、よく健闘したと思う。根が明るく前向きな人なので、こんなことでくじけることはないでしょう。これからも頑張ってください。

同じ昨日、大阪府和泉市の市長選が告示され、現職市長のほかに立候補の届け出がなく、無投票で当選が決まった。

さて、僕が住んでいる藤井寺市はどうか?

市長選挙は2年後である。現在の市長は、元藤井寺市職員で、市議会事務局長などをされており、よく知っていた人だけど、御年75歳で、まぁこう言うのも何ですが、行事等で挨拶に出てこられた姿を見ると、年齢以上に老け込まれたなぁという感じである。もはや市長というより「ご老人」の印象の方が強い。人間的にはとてもいい方なんですけどね。

若けりゃいい、というものでもないでしょうけど、この場合は市長の「若返り」を次回の選挙で期待したいですね~

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする