結局、舛添知事は、不信任を出される前に自ら辞職した。
21日付だそうだが、辞めるしかないことは誰もがわかっていた。
今ごろかいな…と、いう感じだが、
やっと観念したらしい。
そもそも舛添の一連の発言は、
いちいちカチンとくるものだった。
まず、海外視察の大名旅行ぶりを指摘されると、
「トップが二流のビジネスホテルに泊まれますか?
恥ずかしいでしょう」 と、えらそうに答えた。
超高級ホテルのそれも超豪華な、
スイートルームに泊まっていたんだよ。
なんで二流のビジネスホテルを引き合いに出すわけ?
そして公用車で毎週のように湯河原の別荘に行ったことは、
「公用車はルールに従っていて何の問題もありませんよ」
と、「余裕」っぽい笑顔を見せて、ヌケヌケと言う。
危機管理については「公用車は動く知事室です」
などと、ワケのわからないことを言ってごまかす。
あの時、「う~ん、そうですかね。気をつけます」
くらいのことを言っていれば反発も小さかったろうに。
要するに、都民・国民というものをナメていたんですね。
そのあとの言葉も、カチンとくる連続だった。
筆で字を書くとき、中国服を着る理由が、
自分は柔道をしていて肩の筋肉がすごいので…
などと、自慢を入れながら正当化をするというあざとさ。
大きな風呂で足を延ばせるから、という理由は、
「自分は股関節の大手術をしていますので…」
と言うのだが「手術」でいいのに、わざわざ
「大手術」と言って話を大仰にするいやらしい言い草。
あれもこれも、これまで言葉で人を言い負かしてきた自信の表れか。
とにかく、世間の常識とあまりにもかけ離れていたものね。
それにしても、多くの疑惑の真相が解明されないまま、
辞めてしまったら、もう追求はされないのだろうか。
「もう、私は辞めたのですから」と、
ますます真実は語ろうとしなくなると、
疑惑を残したままの幕引きとなってしまう。
マスコミの眼も次の候補者に移りそうだし。
それはそれで、何だかなぁ、と思うんだけど。
さて、舛添ネタばかり書いているけれど、
モミィの運動会の続きについても書かなければ。
6月5日の日曜日の運動会が雨で流れ、
7日の火曜日に行われたけれど、
その日も途中から大雨になり、
何種目かを残して中止になった。
そして、一昨日の火曜日(14日)に、
その続きが体育の授業として行われ、
僕たちも、また学校へ出かけて見学した。
先週火曜日は、モミィら5年生の二人三脚のあと、
大雨が降ってきて、その時点で中止になった。
残りの6年生の騎馬戦と、3年生~6年生の
紅白対抗リレー、そして最後に全学年の綱引き。
これらが、一昨日の1時間目に行われたのである。
3年生から始まったリレーが、いよいよ5年生の番になった。
元々、モミィは走るのは遅いほうなのだが、
「絶対に見に来てね」と声を弾ませていた。
リレーは4つのチームが走る。
モミィがバトンを受けたのは4チーム中、3番目だった。
男女混合なので、モミィの後からは男の子が追いかけてきた。
懸命に走るモミィに、男の子はグングンと近づき、
僕がカメラを構えていた目の前で、抜かされてしまった(笑)
で、モミィは4位で次の子にバトンタッチした。
それでも、走り終えたモミィの顔は、とても嬉しそうだった。
向こう側がモミィです。
次走者へバトンを渡す直前で、
男の子(赤帽)に抜かれちゃいました。