石原延啓 ブログ

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ミヅマアートオープニング

2009-03-14 13:05:28 | Weblog


3月11日、オーストラリアのレジデンスで知り合ったコンセプチュアルアーティストのJosie Cavallaroが旦那のセラミックアーティストSomchaiと東京に来たので一緒にミズマアートギャラリーのオープニングへ行く。二つの展覧会の片方、青山悟君は以前からの知り合いで、今ググッと来ている世代を代表するアーティストの一人だ。
テキスタイルを使った彼の緻密な作品を知ってはいたが、今回のインスタレーションにはびっくり。黒塗りの部屋の中できっちりライティングされた作品群はTVモニターのように、いやそれより遥かにきらびやかに浮かび上がり言葉を飲む美しさ。鑑賞者はその衝撃の次に、今度は作品に折り込められた作家のメッセージを目にする事になる。
彼らの世代をどこの誰かが「ネオ・もの派」と読んでいたが、素材だけでなく卓越した技術による「もの」としての強さ、美しさというのも美術を鑑賞する上での大きなポイントだと再認識させてもらいました。加藤愛さんのもう一つの展覧会とのギャップも楽しめた。
その後Josie、Somchaiと恵比寿のバリ鳥で焼き鳥を食べて解散。写真は悟君の作品部分とオーストラリア滞在時にJosieがレジデンスで開催したアーティストとクリティック、キュレーターとのお見合い企画の様子。
リンクは2006年Josieが参加したオーストラリア、シドニーのartspaceにおけるIt's a new dayという展覧会のfeedback session projectの模様。Josieが展覧会用に作ったサイトは既に閉鎖されていますが、アーカイブが残っていました。
http://www.feedbacksessions.com/

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