石原延啓 ブログ
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2月21日、写真美術館へ恵比寿映像祭へY0UNG-HAE CHANG HEAVY INDUSTRIESのレクチャーを聞きに行く。その後カフェでユニットのメンバー、Yong-haeとMarcたちとがっぷり話す。彼らとは昨年ソウルで知り合い、今回の来日するということで会いに行きました。相変わらず関西の夫婦漫才のような間合いで面白可笑しく話してくるが、本当に知的な人たちだ。現在は特に移民の問題(そこで起こりうる心理的な位置関係など)に興味があるようだった。今回展示されていたのは青森のレジデンス滞在中に作られた日本人カップルのストーリー。日本語バージョンを初めて見せてもらったが笑わせてもらいました。レクチャーでwebアートのみならず、数々のインスタレーション風景も見ることができて、改めて本当に良いアーティスト(現在韓国で一押しなのでは?)だと思った。その後、渋谷のオーロラビジョンで彼らの作品の上映(毎日18:01~03)を見てから一緒に飲みました。
Y0UNG-HAE CHANG HEAVY INDUSTRIES web site >> http://www.yhchang.com/



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先日東京画廊を訪ねた折りに「物語の喪失」が話題に出て以来、そのことが頭から離れない。村上春樹が「アンダーグランウンド」のあとがきでも同様の問題を提示していたのを思い出し読み返す。アメリカから帰国後、阪神大震災やオウム事件を経て彼が感じていたことを改めて興味深く読んだ。続けて「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」も再読破。面白い!しかし我々は問題を何も解決しておらず右往左往し続けていることに今更ながら気づかされてしまう。村上病は治まらずに、10年ぶりに「ねじまき鳥クロニコル」も読破。ほぼ平行して「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」も読んじゃった。現在は村上訳の「心臓を貫かれて」を再読中。意外にも「世界の終わり、、、」よりも「ねじまき鳥」に思い入れのある自分に気づく。過去に読んだ時期にも関係しているのかな。



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2月12日、21_21のオープニングへ行く。今回は食器の展覧会ということで、実はそんなに期待していなかったのだが、嬉しいことに予想は大いに裏切られた。特にルーシー・リーの食器には、軽やかで素朴な中にも圧倒的に繊細な身体性を感じさせられた。作家の手で一つ一つ念入りに作られたものにでしか持ちようがない微妙な感覚だ。例え似たようなデザインでも「一つも同じもの」がない。ボタンも素晴らしい。水上に浮かぶようなインスタレーションは圧巻。一生さんは相変わらず真面目で素敵な方でした。


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1月31日の最終日に中野北溟展「津軽 / TSUGARU」(東京画廊)行くことができた。書には全く素人の私だが、人づてに評判を聞いていて是非とも観てみたいと思っていた。幸運にも作家の中野先生とも親しくお話をさせてもらった。フィジカルな部分や言葉の意味と書との関係性はある程度想像できるが、先生の書にとって「音」が重要な意味を持つという話は興味深かった。先生が中座された後は画廊主の山本豊津さんと若手注目作家のドローイング作品を観ながら「物語の喪失」問題についてこってり話す。

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