石原延啓 ブログ
seeking deer man

nobuhiro ishihara blog 
 





そういえば、なでしこジャパンW杯優勝の快挙!を祝福いたしたし。ここでfacebookの友人のページより素晴らしい記事のリンクを発見。
アメリカのyahooより抜粋したものらしい、なでしこキャプテン澤選手のインタビュー。なぜか日本のメディアには載っていないとか。
澤選手、ホントカッコいいなこの人。カズもそうだけれど本当のヒーロー、ヒロインが持っている何かって共通してる。
是非ご一読あれ。

澤選手のコメント:
“We knew that what we were doing here could be about a little more than just a football tournament. If winning this makes one person, someone who lost something or someone or was hurt or damaged by the events that touched our country, feel better for even one moment, then we have really achieved a most special thing. If it makes everyone happy and joyful and gives them a reason to cheer after such difficult times, then we have been successful. Japan has been hurt and so many lives have been affected. We can not change that but Japan is coming back and this was our chance to represent our nation and show that we never stop working. This is like a dream to us and we hope our country shares it with us."

「我々のしていることは、ただサッカーをするだけではないことを、意識してきた。
我々が勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、傷ついた人、彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、私達は真に特別な事を成し遂げた事になる。こんな辛い時期だからこそ、みんなに少しでも元気や喜びを与える事が出来たら、それこそが我々の成功となる。日本は困難に立ち向かい、多くの人々の生活は困窮している。我々は、それ自体を変えることは出来ないものの、日本は今復興を頑張っているのだから、そんな日本の代表として、復興を決して諦めない気持ちをプレイで見せたかった。今日、我々にとってはまさに夢のようで有り、我々の国が我々と一緒に喜んでくれるとしたら幸いです」



元リンクはこちら

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山窩  




コバちゃんから隆慶一郎本をどっさり手渡されてからすっかりはまってしまい「吉原御免状」「かくれさと苦界行」ときてつい先頃「鬼麿斬人剣」を読み終えた。相変わらず裏日本史、網野善彦ワールドをいっていて興味深い。そして何と今回の主人公・鬼麿は何と山窩(サンカ)出身だった。

繋がるときは偶然が重なるもので、実家に置いてあった五木寛之の対談集をパラパラめくっていたら「幻の漂泊民・サンカ」の著者(沖浦和光)との対談があるのにびっくり。そして五木さん自身「風の王国」というサンカ小説を書いていたことを知った。
サンカとの出会いは、これまた実家に棄てておかれた沖浦さんの本に興味を持ったもの。とは言ってもそのまま本棚に眠っていたのを最近再発見しただけで未読です。
おまけは本棚整理中に久しぶりに手にとったつげ義春の本にインタービューがあって、何とつげさん自身がサンカにあこがれていると述べているではないか!

今年は東北をテーマにやりたいと思っていたら大震災が起きてしまったが、なぜ今東北なのかというと、ステレオタイプではない「日本」の別の顔を見いだしたかったから。サンカなんかもすでに歴史に埋もれてしまった「いろいろな日本」のひとつなのではないかな。現実にこれだけありえない事が続くと、色々な価値観を洗い直すのもまた一興かと思う次第です。

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松本復興相が問題発言で辞任した。
VTRで見たけれども、あの品性のかけらも感じられない上から目線の応対では致し方ないかなと。
まあ、さすがは菅政権ですなと納得しかけていたのだけれども、何か引っかかる。

そんなところへ仙台のSさんから電話あり。
野菜を送って頂きありがとうございました云々で自然に話は件の復興相辞任の話題へ。
そして、そうそう以前にも聞いたのだけれど、敵役の村井・宮城県知事というのも地元では評判がよろしくないらしい。
特に漁師の漁業権の問題でもめているとのこと。
それ以外にも復興の請負を東京のゼネコンに丸投げしたりとか、どうも中央へ目がいくタイプの御仁らしい。
漁業権を一括して漁師を会社員のように給料制にするという改革は、一見生活の安定へ向けて画期的な方法にも見える。
しかし実情は何世代も前から切った張ったで各船毎に漁業権を守り抜いてきた、そして一攫千金をねらえるからこそ命を張れる漁師たちにとってはナンセンスとも言うべき改革案だとのこと。
私が気になったのは、震災後に漁師たちは逞しくも漁を再開しているが、未だに水揚げする漁港が整備されていないために、せっかく穫った魚を捌くこともままならないらしい。
漁師たちは自分たちで氷を買い、車をチャーターして各地へ持込みで魚を売りに出ているとのこと。
水揚げする場の整備を行政側が意図的に遅らせているとしたら問題だ。
Sさん曰く、そういった細かい苦情陳情が松本氏の元へ入っていて、この際知事を一発ガツンと締めてやろうという意図があったのではないかということだ。
「県内でコンセンサスをとらないと助けてやらんぞ!」
確かに松本氏の経歴を簡単にググったら超大金持ちの土建屋であるけれども、部落解放の旗頭をつとめていたということは意外と人権派なのかも。
被災地の町長さんとかとメールのやり取りするくらいやってきたと自称してたくらいだから、復興相としてのこれまでの働きの評価もまた聞いてみたいところです。
被災地では国とか県の対応の遅さに対する怒りの声を多く聞いたもので。。。


まあしかしながら何であれ、国の大事を司る国務大臣として、いや、一社会人としてあの態度はまずいよなー。
辞任は避けられないところだったでしょう。
そしてここでも被災地の人たちが置いてきぼりをくっている。

何だか「鹿男を探して」というブログの主旨とはずれちゃいましたが、何とかならないものでしょうかねえ。

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最近は「遠野物語」をはじめに東北地方の民話などをつらつら読んでいたのだけれども、昨日は井上ひさし氏の「新訳」遠野物語を読み終えた。
とても良く出来ている短編集で神話めいた不思議さと現代のユーモアを大いに発揮していてとても面白い。
そして何より釜石、遠野を中心とした風土を思う存分楽しむことが出来た。

時はほぼ同じくして、たまたま棚を整理中に発見した10年以上昔に録画したテレビドラマ「日輪の翼」を観た。
こちらは中上健次原作、NHK制作で本木雅弘が熱演していた。
原作は読んでいないのだけれども、中上作品らしい人間が「生きている」濃密な空気が醸し出されていて意外に見応えのあるドラマであった。
熊野の開発で住む家を失った老女たちをトレーラーに乗せて若者が走るロードムービー、と言っちゃ何だな、いやとにかく伊勢神宮へいったり一宮へいったり最後は東京の皇居まであちこち移動するんだけれど、ドラマを観ていて私が感じたのは「土着」ということ。
これは何も日本人特有のものではないだろうけれど「一生懸命」もとい「一所懸命」、日本人と各々が暮らす風土は切ってもきれないものだろう。

今回の東北大震災と福島原発大人災を考える時に、土地と結びつく日本人のアイデンティティを忘れてはならないと思う。
再び津波が押し寄せる恐怖、あるいは放射能の数値がいくら高くとも、「ご先祖様」から脈々と繋がる己のアイデンティティを捨て去ることは不可能だろう。
ここに悲劇が生まれる訳だけれども、何とか良い解決策を見つけることはできないだろうか。
いずれにせよ現地の方々が様々な意味で「納得」できるよう、政府にはまずより一層の情報の開示が求められる。
それにしても厚顔無恥、いや破廉恥とも言うべき憲政史上最低の総理大臣を頂いた我らの不幸を呪いつつ、自分の身、家族の身は自分で守らにゃ~と思う今日この頃です。




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