アート作品かと思った。以下当該サイトとリンクを貼れなかったのでコピペしました。
これらの写真は太平洋のほぼ中心に位置するミッドウェイ島で撮影された、アホウドリの亡骸だ。その胃の中からは、大量のプラスチックゴミが見つかる。
かなり衝撃的だ。
海を漂うプラスチックゴミを餌と間違えて飲み込んでしまう。吐き出す事ができず、体内に体積していったゴミによって、やがて死に至る。
アホウドリはおよそ50年生きると言われるが、このプラスチックがその寿命を極端に縮めている事だろう。
ミッドウェイ島は、ハワイ諸島の北西に位置する環礁だ。潮流の影響で、世界中からゴミが集まってくる
実際には、極めて美しい島だ。
これらのプラスチックゴミは、調査によると、その80%が世界中の河川から排出されているらしい。ラベルを見ると、中国語、英語、日本語など、様々な国から流れてきている事が分かる。
実際に撮影する際にも、ゴミをあえて動かすなどをしている訳ではないそうだ。ありのままを写し取っている。
写真家、Chris Jordanが参加する「Midway Project」は、これらの写真を通じて、「これらは、単に美しい島に起きている悲劇なのではなく、我々人間の事を暗示しているのではないか」という問いを投げかけようとしている。
それは、極端に発展を追い求めるうちに、本当に必要なものと毒との見分けが付かなくなり、やがて自らの身を滅ぼしていくかもしれないという憂いだ。
Midway Projectは、現在このメッセージを伝えるための映画を作成中だ。