石原延啓 ブログ
seeking deer man

nobuhiro ishihara blog 
 





昨日は両国国技館内にある相撲博物館へ足を運び「明治の写真展」を観た。小学校以来、相撲とその歴史に魅せられていた私は展示されているひとつひとつの写真に感激し、う~んと感動の声を発せずにはいられなかった。数年前に発見された100年前の相撲のフィルムでは、常陸山、梅ヶ谷、大砲、小錦など写真でしか見たことのない名力士達の実際の取り組みを見ることが出来た。意外だったのは皆動けることだ。相手の声に必ず受けて立ったといわれる角聖・常陸山は当時としては大型力士だったが、動くは攻めるは。一場所全ての取り組みを引き分けて、その相撲の遅さから分け綱と言われた巨人横綱・大砲でさえ、足腰がしっかりしていて横綱小錦を見事に割り出しで破っていた!更に感動したのは10代横綱雲竜久吉の晩年の写真だ。他にも陣幕、鬼面山、不知火、雷電(辰)、初代梅ヶ谷など、今まで錦絵でしか見たことのなかった江戸時代から明治初頭の名力士たちの実際の顔写真を見ることができたのは貴重な経験でした。

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昨日は渋谷のUPLINKにてローレンス・ウィナー監督「WATER IN MILK EXISTS」を観てきた。NYを中心に長年活躍しているコンセプチュアルアーティスト・平川典俊さんのプロデュース作品で、ご本人からお誘いを受けたのでより興味深く観れた。この作品がまた登場人物が全員裸で性交シーンも自慰行為シーンも本物ドアップの凄まじいものだった。
かつて「Deep Throat」という伝説的ポルノ映画の関係者が当局より逮捕されたことを受けて、ローレンスウィナーがアートの立場からセックスと表現の自由を扱った23分のフィルムを撮った。今回はその焼き直しで、アート本来の力が失われつつある現状を打破する為に作られたようだ。赤裸々に繰り返される性行為シーンと登場人物が語る哲学的な会話、繰り返されるローレンス・ウィナーの詩が私の頭を混乱させる。平川さん曰く、隠蔽されつつある性の問題とそれを規制しようとする社会制度に対する批判という政治的な意味合いを込めた作品らしいが、見終わって一日経ってある程度落ち着いて振り返ると、改めてアートとして強烈な作品だと思った。驚くベき事に、出演者全員がいわゆる俳優ではなくキュレーターやアート関係者などの素人さんで、ローレンスの作品の持つ社会的な意義に賛同して参加したそうだ。さらに最後に自慰行為をする女性が私の友人のアーティストのアシスタントだと聞いてまたびっくりしました。


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ウェブサイトを公開してからいつの間にか1月以上経ってしまった。
このブログでは、ドローイングや街で見つけた「Deer Man」的なものを日々アップしていき、あわよくば作品ネタにしようと思っていたのだが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。いや~びっくりしたなーもうっ。
以前に友人が、脳が衰えて脳内を飛び交う電気のスピードが落ちてくると相対性理論によって時が経つ感覚が早くなるという、もっともらしいがとても怪しい理論を振りかざしていたが、要するに私も歳をとったということですね。
ウェブ本体もまだまだ工事中ですし、日々更新を目標に、少なくとも次回更新が年を越すようなことが無いようにしたいと思います。

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