暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

カンフーハッスル Kung Fu Hustle(功夫)

2020年01月18日 22時05分53秒 | 洋画>殿堂>その他
2004年/香・中/チャウ・シンチー監督/チャウ・シンチー ラム・ジーチョン ホアン・シェンイー ユン・チユ ユン・ワー チャン・クォックワン ブルース・リャン
2020年1月5日 TOKYO MXキネマ麹町〔私たちのHERO〕

【あらすじ】
舞台は1930年代の上海。阿片で堕落する社会を、<斧頭会>というヤクザが仕切っていた。
斧頭会はスラム<豚小屋砦>には手を出していなかったが、チンピラのシン(シンちゃん)が介入したことで巻き込まれてしまう。スラムに潜伏していた達人たちも暗殺者に殺されるが、因業大家によって刺客は返り討ちにされた。大家夫婦(ユン&ユン)こそは、伝説の達人楊過&小龍女だったのである!(中華で人気のキャラだそうで、wikiに項目があるぞ)
斧頭会はこれに対抗すべく、化物施設に抑留されている<火雲邪神(リャン)>(このキャラも中華武侠にちょいちょい登場)を解放。夫婦を追い詰めたところで、シンに阻止された。とはいえただのチンピラになす術などなく、即死必至のダメージを受ける。だがシンは蘇った。彼は彼自身も知らない、如来神掌(くどいようですが、これもテストに出ます)の使い手たる100年に一人の天才だったのである。
斧頭会の雑魚を吹き飛ばし、大家夫婦に代わって火雲邪神と相対するシン。果たしてその勝負の行方は。シンは豚小屋砦を守り抜くことができるのか…!?


2回目。いや、3回目かな? 公開時に劇場で観て、ガッカリした覚えだけ鮮明。なので後に地上波放送された際にも、スルーし続けた可能性はある。が、それにしても 「少林サッカー」 と比べて放送回数が少ない。たぶん皆さん、オイラと同じく<ガッカリ>しているのだろう。確かに、コミック的過剰演出は否めない。
が。15年ぶり(と思われる)に観た今回は、ガッカリしなかった。
なにこれ、おもしれー!
という感覚になってしまったのは、アニメ見過ぎのため精神年齢が下がったのか、経験値の取得により許容範囲が広がったのか。はたまた最近オモロいアクション映画に当たっていなかった故か。
恐らく、あの頃よりシンちゃんが居ない時間を楽しめる余裕が出来たのではないだろうか。愛って時に残酷。
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