ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ニュース 野生キノコ「サクラシメジ」から基準値超える放射性物質

2018-09-22 | 放射能関連情報
野生キノコ「サクラシメジ」から基準値超える放射性物質・販売施設が自主回収 山形
9/22(土) 18:47配信 さくらんぼテレビ
山形県の大江町と尾花沢市で販売された野生キノコ「サクラシメジ」から、基準値を超える放射性セシウムが検出されたことが分かった。

これは、厚生労働省が9月19日に行なった買い上げ調査で判明した。県によると、大江町の「道の駅おおえ」では、販売していた山形市産のサクラシメジから基準値の3倍にあたる1キロあたり300ベクレルの放射性セシウムが検出された。すでに1箱350グラム入りが6箱販売され、現在自主回収を進めている。

また、尾花沢市の「道の駅尾花沢」で販売していた市内産のサクラシメジからも、基準値を超える放射性セシウムが検出された。こちらの販売は、厚生労働省が調査のため買い上げたものに限られ、他への流通はないという。

県は25日以降に山形市と尾花沢市とその周辺市町から採取した検体を調べ、基準値を超えた場合、採取地の市と町に野生キノコ全てについて出荷の自粛を要請する。

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 このニュースを見て、思ったことの箇条書きです。
・測定して、結果を公表、回収や出荷の自粛を進めようとしているのはすばらしい。
・やはりキノコはセシウムなど吸収しやすいので、注意が必要。
・このキノコを採集した場所は確認できているのか? その場所の放射能を測定するほうがよい。
・福島産の食品が危ないと言われるが、福島産でなければ、安全ということにはならない。
・1キロあたり300ベクレル検出されたキノコでも、ゆでてそのゆで汁を捨てるなどして、放射能を10分の1にすることができる。
 それでも1キロあたり30ベクレル。
 このキノコを「平気、食べられる。」という人と「いや、1ベクレルでも放射能が含まれているキノコは食べられない。」という人に分かれると思う。
 どちらを選ぶかは、消費者次第です。
・別の考え方をすると、後者は理想。(個人が被爆するのを防ぐ。)
 前者は、日本の経済を考えると、手助けになっている。(いわゆる「食べて応援」。日本の景気を支える。)
 
 さまざまな考えがあると思います。
(私の立場としては、念のため定期的にペクチンサプリを飲んで、体内の放射能を排出するのが、安価で実行できる被曝対策だと考え、チロ基金の活動をベラルーシで続けているわけです。)