猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

養田鮮魚店で小イワシに出会って喜んでたら、道端では酔芙蓉が、風呂川の岸では高砂百合が「夏は終わり!」だって。

2022-08-21 07:37:57 | あんじゃあない毎日

岩神町の風呂川の岸でタカサゴユリが咲いていました。台湾から渡ってきたこの百合が咲くと、夏がおしまいになるんだなって…

 茨城産のチコダイです。「ちっとも魚が来ないんですよ…」、養田鮮魚店の三代目が嘆いていました。そうなんですね、昨日の鮮魚ケース、目立ったのはチコダイぐらでした。日本列島全体が悪天候なんですね…。でも、千葉産の小イワシがいてくれて嬉しかったです。

 
道端の家の庭に咲く白いフヨウに出会いました。赤く萎れたのが見えないですからスイフヨウではないみたいです。こちらはスイフヨウ(酔芙蓉)ですね、朝咲いた時は純白の花、夕方にピンクになって、そいで赤くなって萎れるんですね。「誰かさんみたい…」だって。

 
ユズみたいです。もしかするとカボス、最近、庭にカボスを植える人が増えているみたいです。直売所にも前橋産カボスが並びます。栗のイガが少し黄ばんできていました。


そいで、風呂川ではヤブマオウの花に混ざってタカサゴユリが咲いていました。夏の終わりは少し寂しい風景です。


比刀根橋まで戻って来たら、雨粒が落ち始めました。昼過ぎから弱い雨って天気予報が当たりました。土曜日ですけど、誰も歩いていない静かな広瀬河畔をゆっくり走って帰ってきました。濡れるほどの雨ではなかったです。

 


昼前のCOCOは曇天で日の差し込まないガラス戸に身体を押し付けて寝ていました。声かけたらちょっとだけ顔をあげ、目を開きました。縦長の細い瞳になっていました。

 
私は常備菜を二つ作りました。生シイタケの含め煮と、鶏肝の赤ワイン煮です。肝はビタミンb12が多い食材の一つ、赤ワインと醤油と砂糖で、根生姜を効かせて炊きます。レバーに赤ワインはよく合います。こんなん作ってから岩神町へ出かけたんです。

 


養田鮮魚店から帰って一休み、それから昼食作って食べてたら、COCOは空き段ボールの箱に入って遊んでいました。猫だから好きなんです、箱が。ちょうど体の大きさに合って、気に入ったようであります。

 
昼食の後始末をしたついでに、養田さんで買って来た千葉産の小イワシ12尾を調理しました。今シーズン初めてお目にかかった小イワシ、嬉しいです、夏の味なんですよ。背びれ、頭、尾を切り取って、腸を抜いて腹腔をきれいに水洗いします。そして、去年の梅干しと、根ショウガを用意します。

 酒に梅干しをつぶして入れて、砂糖、醤油を加えて味を調えた煮汁でイワシを煮ています。大好きなイワシの梅煮です。梅干で煮ると、骨まで食べられます。後期高齢者にはまっことよろしい餌です。弱火でゆっくり30ほど煮ます。ついでなんで、隣で鶏チャーシューも煮ちゃいました。


終わってみたら、COCOはまた段ボールの空き箱の中に入っていました。よほど気にいったみたいです。

 

 サバの味噌煮が主菜、マグロの刺身も少し入れて夕食のおかずを設え、ユキ子さんの両親へ届けました。シジミ汁も別容器で添えました。そのほかに、鶏肝のワイン煮、鶏チャーシュー、椎茸の含め煮、南瓜のレモン煮を常備菜としてお届けしました。

 6時ころの広瀬川です。弱い雨は降ってましたけど、たいして濡れもせずに自転車で届けることができました。橋の上からの眺めは、夕暮れって感じの風景でした。

 

 
サバの味噌煮です。小イワシの梅煮です。小イワシの梅煮を口に運んだユキ子さんが「おいし~い!」って唸りました。おいしくできました。少しずつ、朝夕にいただきます。

 
冬瓜と万願寺唐辛子胡麻味噌炒めです。そしてシジミ汁、あと、南瓜のレモン煮と冷やしトマトもいただきました。おいしい家庭料理です。

 夕食後に昨日漬け込んだ梨の水キムチをチェック、漬け液はしっかり乳酸発酵して素敵な酸味が出ていました。それなので、ポリ袋をもう一袋上からかぶせて二重にして発酵臭が漏れないようにして、冷蔵庫へ移しました。冷蔵庫で発酵を抑制しながら2日ほど熟成させて完成ですから、明日は食べられます。明後日の火曜日にはお目にかけることができます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
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お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


梅を一桶だけとりあえず日に干しました。買い出し・トレーニング・買い物のあとは、大島梨で水キムチを漬け込みましたを

2022-08-20 07:29:21 | あんじゃあない毎日

強い日差し、高い気温、低い湿度、ほどよい風、この四つの条件を見事に満たす絶好の梅干し日和が来ました。昨日の朝7時半に、二桶漬けた梅漬けのうち一桶を干し笊に拡げました。なぜ一桶だけにしたかというと、梅干し日和は昨日だけ、今日からまたしばらくは梅干しに不向きな天気が続くみたいだからです。

 
最初のが、干し始めたばかりの梅です。次のは、買い出しに出かける前10時前の梅です。随分乾いてきています。

 
前のは、トレーニング後の休息を終えた12時半ごろの梅です。ここで天地替え、ウメを一粒ずつひっくり返してやります。最後のは干し場に日が当たらなくなった午後4時半ごろの梅です。色の具合がうんと違うのは日が当たっていないせいです。梅は縮んで皮に皴ができています。昨日の干しはここまで、再び梅酢の中に戻しました。

 

 
10時過ぎ、金曜日定例の買い出しです。こども公園の木立の間に見える赤城山は青い夏姿でした。いろいろ買い込んできたものを拡げて写真に撮っていて、忘れ物をしたことに気づきました。慌てて、JAファーマーズ朝日町店へ行ったら、いつも親切な店員さんが笑顔で忘れ物を渡してくれました。お手数かけさせちゃってごめんなさい。忘れ物は、赤しそ1束と削り節2袋でした。

 

 
お盆が過ぎて、内玄関の飾り扇が桔梗の絵柄に替わった吉駒の稽古場で、11時から鈴木トレーナーの出張トレーニングを受けました。私の体幹は横方向にものすごく硬いのです。指示された横方向の柔軟運動は結構辛かったです。終わって後片付けに行くと、座敷童がダンベルの上で横になっていました。特段やわらかいとは思えませんが、絶妙なバランスです。

 

 
昼食後、ユキ子さんの車で買い物に出かけました。青柳町のカインズホームの駐車場から青い赤城山が素敵に見えていました。夕立も来ないみたい、絶好の梅干し日和が午後も続いていました。それから、川原町のジンズ・パークのエブリパン、入り口のススキが見頃になっていました。

 
家に戻ってPC見たら、7月19日の記事にコメントが入ってました。COCOを保護して私のところへ連れてきてくれたNさんからです。COCOはと探すと、ユキ子さんのベットの上で気持ちよさそうに昼寝をしていました。起こして、「Nさんからお便り来たよ、『拾い主に似たのか、なかなか気の利かないところもありますが、今後も末永く、よろしくおねがい申し上げます』だって…」

 起き上がって私の話を聞いたCOCOは、<ψЖД、φΣΘ¶ЯΠ§?>だってさ。

 <通訳しますね、目を覚ましたCOCOが言ったことは、《もうメシ?、メシのじかん?》です。Nさんごめんなさい、恩を忘れたのではありません、ただ、COCOはどんな時もまずは食べ物のことからなんです。気は効いてますよ。>

 

 
うちへ帰ってお茶してから、こんなもの作っていました。刻んだニンニクと根ショウガ、輪切り唐辛子をガーゼで包んでいるんです。フランス料理のブーケガルニの向こうを張って、風呂敷ガルニです。

 
前橋の大島梨、幸水です。皮をむいて刻みます。先に塩をしておいた大根、寸法に切った万能ねぎ、それに風呂敷ガルニと一緒にポリ袋に入れ、冷ましておいた上新粉をの煮溶かした重湯を入れて空気を抜いて封をします。一日室温、二日冷蔵で美味しい梨の水キムチが出来上がります。作り方は、2015/08/08の『キキの料理教室』を見てください。

 

 いろいろして少々お疲れ、夕食は天川原町の南苑へ出かけちゃいました。まずは焼き餃子2個、後の4個はユキ子さんです。

 
それから、牛肉の辛子炒め、「ミョウガ入れましたから」だって。そして五目豆腐、両方とも私の好きな料理です。ユキ子さんはハーフラーメンも食べちゃいました。久しぶりで美味しかったです。

今日は梅は干せません。条件の良い日が来るまで梅酢の中で待ってもらいます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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雨は昼前にあがって、赤城山が、まずは雲上に峰の姿を、それから青い夏姿、陽が傾くと美しい緑の山肌を見せてくれました。

2022-08-19 07:09:51 | あんじゃあない毎日

昨日は、雨があがった後に美しい赤城山を眺めることができました。写真は、夕方の6時ごろ、傾いた夏の陽を浴びている赤城山です。ずいぶん久しぶりな気がします、こんなに鮮やかな 緑の山肌を見せてくれたのは。毎日見ているのですが、すっかり見とれてしまいました。

 朝は雨が降っていたのです。昼頃にはあがるって予報なので、午後1時に理容たけうちの予約をして良かったなって思っていました。それで、昼前はCOCOと一緒に家の中で暮らしていました。

 

 
午前11時過ぎに雨があがりました。外に出て見ると青空が拡がり始めていました。踏切まで行くと、赤城山の峰が雲の上に姿を見せ始めていました。写真を撮っていたら、小学校から高校まで一緒だった知り合いが通りかかって、「何してんの?」って尋ねられちゃいました。


荒山の山頂です。好きなんですよね、赤城山が。こうして雲の中から姿を現してくれるときの赤城山もいいですよね。

 

 
12時半過ぎに理容たけうちへ出かけました。さっきよりもずっと青空が広くなっていました。上毛電鉄の線路端のヒメムカシヨモギが私の頭の上で花を咲かせています。明治の初めころから鉄道線路に沿って拡がったんで「線路草」って呼ばれてた帰化植物ですね。理容たけうち近くの路地の上も青空でした。


整髪してもらって外へ出ると、見事な青空が拡がっていました。真っ白な雲、強烈な日差しです。


旧二中跡地から、すっかり姿を現した赤城山を眺めることができました。山は真っ青でした。夏姿の赤城山です。風は北東から吹いてきていました。跡地に生えた夏草が揺れていました。

 

 家に戻ると、COCOは私の髪がきれいになったことなんかに気づくことなく食堂の椅子の上で寝そべっていました。私は大阪桐蔭が下関国際に逆転負けするのをテレビで見ていました。それから、夕食の支度です。

 ユキ子さんの両親へ届けたおかずです。冷蔵庫を覗いたら納豆がたくさん入っていたので、納豆を食材にしたものを二品作って入れました。後で感想を聞いておきます。

 


おかずを届けた帰り、傾いた夏の日に出会いました。強い日差しを流れる雲が遮った瞬間を撮りました。そして、傾いたなるの陽を浴びた赤城山が見えるかもしれないと思って、見えるところへ行きました。

 見えました、傾いた夏の陽を浴びた緑の赤城山が見えたんです。夏に、木々の緑がそのままに見えることってとても少なくて、たいがい青い赤城山なんです。でも、昨日は緑の赤城山、それが最初の写真です。


鍋割です。乾いた風が吹きぬけていました。山の木々が見えています。すぐそこに見えています。


こちらは荒山です。子どものときからずっと見ている赤城山です。それでも、きれいに見えると嬉しいのです。私の首筋も山と同じに強い日差しを浴びていました。

 

 
夕食の納豆料理です。納豆と長芋の磯辺焼きです。納豆とすり下ろした長芋に刻んだ青じそとネギを混ぜてしょうゆで味付けて海苔に張り付けて焼いたものです。まあ、納豆のお焼きです。それから、納豆の落とし揚げです。納豆だけでは申し訳ないので、海老と青じそのかき揚げとマイタケも揚げました。

 
野菜の副菜は、ナスと万願寺唐辛子の油味噌、胡瓜と青じその塩もみです。汁は庭で採れた茗荷です。「わぁ~、高タンパク・低カロリーだァ~」とユキ子さんは喜んでいました。

FBの友だちが「自民党のお偉いさんが揃って『統一教会とは知らなかった』と認知症状態です」と嘆いてきました。自民党の政治家の皆さんは、時事通信が18日に配信した「旧統一教会と自民党の半世紀」という記事ぐらいの最近の事実は常識として知っているはずだと、私は信じています。原理研究会と対峙せざるを得なかった学生時代を過ごした私にとっても常識ですから。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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COCOの朝の見回りがやたらとていねいだなと思っていたら、弱い雨が降ったり止んだり、ヤマボウシは狂い咲きして…

2022-08-18 07:39:12 | あんじゃあない毎日

昨日の朝のことです。朝のストレッチをしてから階下へ降りると、台所の入り口にある大型水槽の中にCOCOが入っていました。そして、上の方をしきりと眺めていました。

 
それから下の方を向くと、右から左へていねいに探索して行きます。
「探し物は何ですか…???」
<ΣЖ¶ΔЖΘ、ЯψД……………>


単に入って見たかったのかもしれません。それなりの座り心地な顔をしています。でも、探し物をしていたみたいです。朝の見回りはCOCOの日課の一つですが、昨日の朝はやたらめったらていねいにしていました。珍しいことです。

 
わたしがPCを立ち上げて朝の作業をはじめると、一階の見回りを終えたCOCOが階段からで二階を窺っていました。しばらくすると、私の方を一瞥してあがって行きました。それっきりなかなか降りて来ませんでした。


どうしたのかなと見に行くと、窓から外を眺めてました。COCOが眺めている先には、ご近所さんの屋根の向こうにぼんやりと赤城山の鍋割が見えていました。なんとなく、降りだしそうな感じの空でした。

 朝食後は、いつもの通り食堂の椅子の上で横になっていました。顔が真っ黒に写ってるのは、頭だけ机の下に入れているので光が当たっていないからです。探し物が何だったのか、見つかったのかどうかはさっぱりわかりません。もう夢の中へ行っちまってるみたいです。

 

 朝の片付けが済んだころには雨が降り始めていました。弱い雨です。風も凪いでいて、音もなく静かに細かな雨が落ちてきていました。COCOのダイエットフードが終わりそうなので買いに行こうと思っていたのですが、自転車では無理そう、ユキ子さんに車を出してもらいました。

 
欅ウォークでダイエットフードと猫砂を買ってから、雨天運動場代わりに店内を三千歩ほど歩き回って帰ってきました。往きも帰りも車の窓には雨滴が付いていました。

 


昼過ぎになると、いったん雨があがりましたので、ヤギカフェにランチを食べに出かけました。十六本橋から街の方角を見ると、1キロほど先の東和銀行本店なんかのビルが靄に包まれていました。また降りだしそうです。

 ゴーヤチャンプルと肉そぼろの丼です。おいしかったです。飲み物は冷たいココナッツミルクです。昔の偉い人たちの話を面白おかしくしゃべって帰ってきました。決して悪口ではありません。念のため、一つ紹介しときます。
私が40歳のころ、自転車で群馬大橋を渡っていると、向かいから紙袋を下げた前知事の神田坤六さんが歩いてくるのに出会いました。自転車から降りてあいさつすると、

「キョウイチ君、今日は良いことができました」って笑顔なんです。
「良いことって、何でしょう?」
「八百屋で大根を買うことができましたよ、初めてです」って、ますます笑顔なんです。

 
知事を辞めて奥さんと二人暮らし、その奥さんが病気して寝込んでしまったので、勇気を出して八百屋に出かけたらしいのです。大根を買って笑顔の神田さんがすごく素敵に見えました。
私は、白井屋ホテルのベーカリーでユキ子さんが食べるパンを買って帰りました。勇気も何も要らないいつもやっていることでした。

 

 
わが家のヤマボウシが狂い咲きをはじめました。秋、葉が色づく頃に狂い咲きする話は聞いたことがあるのですが、夏のこのくそ暑いさなかの狂い咲き、変ですね。マルバハギの方は狂うことなく二度目の花房を伸ばし始めました。涼風とともに花を咲かせてくれます。

 

  
夕食は洋食になりました。スープはキャベツとタマネギです。サラダは下にキュウリとムラサキタマネギ、上にオカヒジキとトマト、そして湯葉、ソースは豆乳、オリーブオイル、リンゴ酢でつくりました。そして、オムレツにポークシチューです。ユキ子さんが喜んでくれるメニューになりました。

今日から梅を干そうと思っていたのですが、週間予報と現実が大きく隔たりました。前夜から弱い雨が降り続いています。で、順延といたします。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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前橋ミナミ眼科を受診、その前に稽古場で自主トレして、キキと13日に急逝した近藤誠医師について話をしました

2022-08-17 07:21:13 | あんじゃあない毎日

昨日の午後三時、前橋ミナミ眼科へ診察を受けに行ってきました。私の手足の指先が痺れるということを心配した院長が、使用中の目薬の副反応を心配して、しばらく使用を停めていたのです。その影響を調べるための診察でした。前橋ミナミ眼科の駐車場から眺めた赤城山です。

 「詳しく調べて見ましたが、サトウさんの手足の先のしびれと薬とは関係がないです。今日の検査で左の眼の眼圧が少し上がってしまっています。薬の使用を再開してください」、院長の結論です。院長がていねいに調べてくれたのですから、納得して薬を使います。薬の使用を再開後の検査と診察は9月7日になりました。駐車場の先の菜園に藁の山が、気になりました。

 私は中学三年のときに、神経炎で両眼の視力を一時的に失いました。当時の群大の眼科教授は「盲学校があるから大丈夫だよ…」と励ましてくれました。でも、内科の七條教授の指導を受けた若い医師が、当時まだ一般的でなかった副腎皮質ホルモン製剤(ステロイド)による治療を提案してくれました。問題は、健康保険が適用されないので治療費が高額になること、それと薬の副作用があることでした。写真は、診療所へ行く途中で寄った八幡山古墳です。

 
お金についても副反応についても父は直ぐに了解、副腎皮質ホルモン製剤を用いた治療を受けました。治療の結果、盲学校へ行く必要はなくなりました。もちろん副反応はありましたし、運転免許証が取得できないという制約も生じました。それでも、治療をしてくれた医療関係者とそれを受け入れる決断をしてくれた両親に感謝しています。見えるんですから。以来、私は医療を信頼して受け入れてきています。がん治療についても同じでした。

 


お盆休みで月曜日の鈴木トレーナーの出張トレーニングがありませんでした。それなので、昨日の昼前に自主トレーニングをしました。なぜか事情を察知した座敷童がトレーナー然として最初から現れていました。ダンベルの手前にあるものなんだか分かりますか。

 
稽古場の舞台は青森産のヒバ(翌檜・アスナロ)の無垢板が敷き込まれています。ヒバは硬質なうえに油脂を多く含む材木ですから滑ります。かといって舞台ですから靴は厳禁、代わりに滑り止めの付いた工事用上履を使っています。具合よいです。

 ストレッチから始めて、数種類のスクアットとランジ、ダンベルを使った筋力トレーニング、体幹バランスの運動など……、約50分間、鈴木トレーナーに教えられてきたことを自主的にこなしました。終わってみたら、座敷童がダンベルを立てて乗っかっていました。お前もやってみなさいと言わんばかりです。でもやりません。

 


トレーニングを終えて戻ると、キキが<今日帰るよ>だって。
「そうか、帰るんか…」
<おヒゲは、13日に亡くなった近藤誠って人知っている?>
「知ってるよ、『患者よ がんと闘うな!』とかさ、やたらと刺激的な題の本をいっぱい書いた人だよ」
<おヒゲは読んだことあるの?>
「うん、薦めてくれた人がいたので読んだよ」
<読んでどうだったの?>
「全く信頼できなかったな。抗がん剤の毒性と手術の危険性をものすごく強調しているけど、その根拠がちっともよく分からなかったのサ…」

 <だけど、菊池寛賞をもらっているよね>
「うん、もらってらいね。でもね、菊池寛賞というのは日本文学振興会の賞で、選考しているのは医学者でも科学者でもない、文化関係の皆さんなんだいネ」
<菊池寛賞って何なの?>
「菊池寛は小説家で劇作家、それに実業家、文芸春秋社という出版社を興して、日本文学振興会を作って芥川賞や直木賞をつくった人だいね。菊池寛賞というのは年配の文学者に対する賞だったんだけど、その後、範囲を映画や演劇まで拡げて文化的功績を挙げた個人や団体を表彰するようになったんだいね」

 <近藤誠は文化的功績があったの?>
「選考理由は、『乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績』ということだったみたい」
<やっぱ功績があったんだ>
「がん治療を始めいろんな医療分野で普通に行われていることについて、批判的な意見を書いた本を50冊以上出しているんだいね。それがよく売れたのね。でも、がんの放射線治療の専門家だったというけれど、治療実績はあまりないやいね」
<じゃあ、何が功績なの?>
「出版業界へは多大な功績があったよね、ものすごい売り上げだもの。出版も文化だから、その意味で文化的功績者だいね」

 <ふ~ん、じゃあおヒゲのがん治療には役立たなかったんだね>
「役立たなかったいね。オレは抗がん剤治療も受けたし、手術もしたよ。科学的な根拠のない意見は受け入れられないもんね。もし、近藤誠医師の薦める選択をしてたら、今ごろは死んでいるか、生きていても口からものを食べることのできない身体になってたと思うよ」
<手術して良かったと思っているんだね>
「うん、抗がん剤の副反応はもちろんあったよ。手術した結果、いくつかの不自由はあるよ。でもね、楽しくトレーニングして、その不自由を補うことはできると確信してるんだ」
<それ聞いて安心したよ。時間だよ、板倉先生んとこ行っといで。また遊びくるからね…>

 出かける支度をしに二階へ上がると、エアコンが切ってある寝室のベット脇の暗いところにCOCOがいました。「行ってくら、キキは下にいるよ、今日帰っちまうんだって…」

 

 前橋ミナミ眼科から戻ってくると、COCOは食堂の椅子の上にいました。「帰ったよ!」と声かけたんですが、なんかボケっとしていました。

 

 
夕食はいつもとちょっと違えて、冬瓜と青じそのスープ、7種類の野菜を使ったナムルの盛り合わせです。野菜にあわせて少しずつ味を変えて見たのですが…、うまくいったとも言えませんが、おいしく食べちゃいました。

 
そして、豚キムチです。それと、ゆで豚と蒸茄子にカボスを添えてポン酢でいただきました。今シーズン初のカボスの香り、いいですね、暑さもそろそろさよならできるとよろしいです。

キキは帰っちまったみたいです。お盆が終わりました。でも、今日も九州や北陸では大雨の予報、前橋も蒸し暑い朝です。おかしなお盆明け…

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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COCOは朝から昼寝、私はキキの見張りで『錦松梅風ふりかけ』づくり、昼の黙とうしてからBROWN WORKSへ…

2022-08-16 07:45:43 | あんじゃあない毎日

昨日の朝食後、COCOをブラッシングしてあげました。気持ちの良くなったCOCOは、ユキ子さんの膝に乗っかって腕に抱かれて眠っちまいました。私は、月曜定例の買い出しに出かけました。


こども公園の芝生広場に男のこ母親らしき二人連れ、男の子は帽子を手に持つと、走りだしました。母親らしき女性は追わずに走る男の子を眺めていました。


そうか、トンボを獲ろうとしたみたい、帽子を振り回して走っていました。獲れたか獲れなかったかは、遠くから見ていた私には分かりません。芝生広場の上にはナツアカネがたくさん飛んでいるのが見えました。

 
水前寺菜、オカヒジキ、青シソ、カボス…、いろいろ買い込んで帰ると、COCOはまだユキ子さんの膝の上で気持ちよさそうにしていました。COCOもユキ子さんもずっと動かずにいたみたいです。私はうるさいキキが帰ってきてるのでのんびりしていられません。

 

 <人間は己の怠惰を猫のせいにしたがるものなんですよね。おヒゲにはそういうことはさせないことにしてきました。ユキ子さんは別、構わないんです。だから、買い物済ませたおヒゲには、すぐに麺つゆと常備菜をつくるように言ったんです、休んでちゃダメって>


<そしたら、芽ヒジキ、サバ水煮缶、いりごま、刻んだカシューナッツ、炒って砕いた削り節、それと細かく刻んだ海苔を用意したんです。これはね、『錦松梅風ふりかけ』の材料です。錦松梅風ふりかけはね、2012年10月25日「キキの料理教室第5回」で取り上げてますので、ぜひそちらをご覧ください。おヒゲが小児アレルギーの息子のために作った料理なんですよ>

  
<錦松梅風ふりかけ、胡桃ちりめん、厚揚げと人参の煮物、1時間ちょっとの間に三品作って片付けもしました。がんになったおかげで酒飲まなくなったでしょ、それで手際も良くなったみたいです。前はさ、途中で飲み始めてしまったりしてさ…>

 

 
昼、高校野球の選手たちと一緒に黙とうして、それから昼食。その後、ユキ子さんの車で出かけました。キキはついてきません。COCOは寝てました。本町通から県庁前通の欅並木です。空は曇っているのですが、それでも気温は30℃を超え、暑くてたまりませんでした。

 
群馬大橋を渡って、石倉町を抜けて新前橋通に、旧国道17号です。高崎方向に向かっています。

 
新前橋でちょいと寄り道、(株)ヤマト本社のヤマトビオトープ園で一休みです。タナゴ池にはハグロトンボが飛び交っていました。夏は花が少ない季節、でもキンミズヒキソウやコウホネの花が見られます。

 
そしてさらに高崎方向へ、江田町を過ぎて高崎市日高町へ入ります。着いた先は『BROWN WORKS CFFEE』です。コーヒー豆を買いに来たんです。

 
店内のコーヒーの木、こないだ来たときは花が落ちたばかりだったのが、立派な青い実になっていました。コーヒーの実です。買い物はここだけ、他にはどこも寄らずに帰りました。

 

 
夕食は、特製の冷やし中華そばにしました。ゆでて冷水で締めた中華麺とかけダレです。そして、トッピング用の具材です。ゆで茄子、茹でキャベツ、メンマ、青じそ、モヤシのナムル、ゴーヤの醤油炒め、オカヒジキ、キュウリ、そしてミニトマトです。それと、実山椒入りの牛肉の肉味噌です。いろいろ楽しみながら、野菜をいっぱい食べられるようにしました。「食欲ないよ…」と言っていたユキ子さんも残さず食べました。

 <そいでね、今日のおヒゲは、前橋ミナミ眼科へ眼の診察に行きます。手足の指先のしびれと痛みを板倉院長先生が心配してくれて、目薬をしばらくお休みしたんです。その事後処理をしてくださるらしいです。おヒゲは自転車で行く気になってるので、予想最高気温は40℃だよ、とんでもないって叱って、ユキ子さんに送り迎えさせることにしました。院長先生、ご心配なく>

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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猛暑の中を田んぼ巡り、サツマイモの葉っぱで遊んで、2013年と14年のお盆のキキの姿をCOCOに見せました

2022-08-15 07:53:05 | あんじゃあない毎日

台風がはるか彼方に去ってしまった昨日の午後3時過ぎ、東片貝町の田んぼから眺めた赤城山です。稜線がくっきりと見えていました。手前の田んぼはまだ出穂していません。片貝の田んぼを巡ってみたら、出穂している田んぼはまだわずかでした。


この田んぼの稲は出穂していました。でも、午後3時過ぎですから籾は閉じて、開花は終わっていました。一日ずっと家に閉じこもっているのもなんだと思って出てきたのですが、後で気温は34℃を超えていたのが判って、少々ドキッです。ペットボトルの水を飲みながらの田んぼ巡りでした。

 
ホタルイです。白っぽく見えているのが花穂です。カヤツリグサです。もう花が咲き始めていました。子どものときに蚊帳作って遊びましたいね。忘れてしまった方は、NEW草花遊び研究所のこちらの記事をご覧ください。

 
オモダカ見っけ、矢じりみたいな尖がった葉っぱですぐわかります。もうじき白いきれいな花が咲きます。下の緑はウキアゼナですね。タカサブロウはもう花が咲いていました。すげえ立派な名前の植物ですが、「水田雑草」と一括りにされて除草の対象です。名前の由来に関心のある方は、図鑑.netモバイルブログのこちらの記事をご覧下さい。

 
水田脇の菜園ではボサ菊がもう半球型の良い形に作られていました。蕾ができると鉢上げされて出荷されるんですね。近くにサツマイモ畑を見っけました。サツマイモの葉は中国でも、東南アジアでも、韓国でも野菜として扱われていますが、日本では食べる人が少ないです。食べてみようかなという方はおいも美腸研究所のこちらの記事をご覧ください。

 私も食べてますが、とりあえずは葉っぱで遊ばせてください。茎を皮を残しておっかいて交互に裂いて行くとこんな具合に茎は二本の鎖のようになります。

 
手に下げるとハンドバックになります。首に下げると、男の子は勲章、女の子だと首飾りです。勲章に全く縁のない爺さんがすると「よだれかけ」にしか見えませんな。おもちゃのなかった私の幼児期はこんなして遊んでいたんです。

 炎天下、暑さに堪えながらの田んぼ巡りは芋の葉遊びでおしまいにしました。帰り道うっそうとした菜園でオミナエシの花が咲き始めていました。手前の葉っぱはエゴマですね。とにかく暑かった、熱中症になる前に切り上げて良かったです。

 

 
昨日の朝、6時過ぎの風景です。まだ空には雲が残っていました。でも赤城山はしっかり姿を見せてくれていました。東の空の雲は少しだけ色づいて明るくなっていました。出かける予定もなかったので、昼前はCOCOを相手に過ごしていました。

 「このブログはね、2012年の10月に始めたんだよ。だから、もうじき十周年になるのサ。死んじまったキキと一緒にやって来たんだ。キキはさ、ちゃんと人の言葉が使えたんだぜ、お盆のときのキキを見せてあげるね…」
<…………………………、……>

2013年8月15日の記事》より
 <朝、梅を拡げ終えたおヒゲがさ、パソコンの前に腰かけたんで、お膝に這い登ったの。シャツに爪をしっかりかけないとうまくいかないんだな…>

 <ごめん、お腹引っ掻いちゃったみたい、あとでお薬塗っといてね…>、そうなんです、ときどきお腹に爪痕つけてしまうんです、けっこう痛い…

 朝の日課、痛い日もあれば、痛くない日もある、気持ち良いのはキキだけです…

2014年8月14日の記事》より
 <なにこれ? 『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』って。キツネにだまされなくなった代わりに、ネコにだまされてるのかな…>
キキは、私の買い物を、みんなチエックします。チェックして、気に入らないと帯を食いちぎるのですが、この本は食いちぎりませんでした。

 

 「COCOにキキの代わりができるなら、10月の十周年を期に、COCOをパートナーにしたブログに変えることを考えてもいいのだけど、やる気あるか?」
<ψЖ¶Δφ、ЩΣΠДЯ………… >、どうも態度が不明であります。よく考えます。

 

 
夕食は生ハムと野菜のサラダ、野菜はトマト、きゅうり、ムラサキタマネギ、青じそです。それから、冬瓜の油味噌は青じそをたっぷりトッピングしました。おいしいですね。

 
前日の残りの牛肉で、牛鍋風の牛皿です。そして、十六穀米のご飯少しと、細うどんを使った冷かけです。うどんは半玉も入っていません。なんかありものを適当にした感じの夕食でした。でも、おいしく食べられました。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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降りだす前にとちょっとだけ街へ、あとはしば漬けあげて、COCOを眺めて、ちょいと夕食に手をかけて…

2022-08-14 07:12:02 | あんじゃあない毎日

8月6日に漬けこんだ8㎏の野菜をどこからかやって来た乳酸菌さんたちがしば漬けにしてくれました。今シーズン4回目かな、いつも素敵な贈り物に感謝感激です。


250gの袋詰めにして行ったら、20袋目が100g以下、8キロの野菜で約5㎏弱のしば漬けができたんです。材料費は1,410円でしたから、一袋250gの原価は70円ちょっとです。京都の土井志ば漬け本舗の生志ば漬けは120gで550円、もちろん老舗の製品と私のとを単純に比較してはいけないことは承知のうえで、前橋生まれの乳酸菌さんは私の家計の頼もしい助っ人なのであります。

 


午前10時半ごろの中央通商店街です。ちょいと友だちのところへ届け物してから平野屋米穀店で十六穀米を分けてもらいました。「ユキ子ちゃん何月生まれでしたっけ?」「すんません、知らないんです」「うそ! 知らないはずないでしょ!」、おかみさんとの昨日の話題です。ご主人はご先祖さんをお迎えに出かけていました。昨日は迎え盆でした。

 
昼過ぎは雨になるみたいな予報が出ていましたので、急いでもう一件用事を済ませて帰りました。東和銀行北側のカツラの木の枝は揺れてはいましたけど、音なんか立ててはいませんでした。広瀬川の車橋、柳も静かに揺れていました。あんまし台風の接近を感じさせる雰囲気はなかったです。

 
台風が来たってへっちゃらで咲いていそうなヘクソカズラです。でも、赤城山の上には少々色濃い重そうな雲がかかっていました。午後は家に留まることにしました。

 

 
昼食は冷やしつけ麺、ユキ子さんの分も作りました。金曜日の買い出しで中華麺を買い込んできたんです。うどんと同じように「こ」を用意して、冷たい綿を冷たい汁でいただきました。おいしかったです。COCOはといえば、朝からずっと食堂の椅子の上で寝ています。いつもとちょいと違うんです。

  

お盆でキキが帰ってきているみたいなんです。そいでCOCOとなにかお喋りをしているみたいです。

  すごく性格の違う猫ですけど、エノコログサが大好きだということは共通しています。猫の会話に介入するのもなんなんで、暇つぶしに手のかかる料理をすることにしました。


面白いでしょう、これはさ、小松菜の葉先だけ茹でて冷水で晒して、布巾かけとざるの縁を利用して水切りしているんです。絞らずに、1時間ほどかけて静かに水分を切ります。

 塩・コショウしてさっとフライパンで焼いた薄切りの牛肉に甘辛い醤油ダレを少し塗って小松菜の葉先でロールします。一口で食べられる牛肉の小松菜ロールです。

 
手を休めて見たら、COCOは食堂の椅子で寝息を立てて寝ていました。外へ出て見ると青空が見えていました。結局雨が降ることなく夕方を迎えました。

 ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずです。塗り物の器には牛肉の小松菜ロールと新物のサツマイモのレモン煮、牛肉の有馬煮と水前寺菜、出来立てのしば漬けです。別に冷たく冷やした冬瓜と海老の葛寄せです。

 


わが家の夕食です。漬物、エゴマの醤油漬けと出来立てのしば漬けです。以前なら、これだけで酒2合は飲めたいね。おいしい漬物です。

 
冷たくした冬瓜と海老の葛寄せです。青柚子が手に入ったのでおろした皮を散らしました。夏の終わりの香りです。濃い緑色の小松菜ロール、肉と野菜を一緒させた酒の肴として思い付いた一品、これでまた2合飲めらいね。

  
牛肉の有馬煮、新物のサツマイモのレモン煮、そして海苔いっぱいのとろろ汁、もちろん酒は飲みませんので、十六穀米の飯です。過去形の呑兵衛がつくった夕食です。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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嶺霊園で墓掃除して、稽古場でトレーニング、一路で赤天とソバ食べて、エゴマの葉を漬けた盆の入り前日…

2022-08-13 07:19:53 | あんじゃあない毎日

昨日の朝、9時過ぎに上沖町の群馬県民健康科学大学前を通って、赤城山の山麓台地へあがって行きました。いつもだと前方に赤城山が見えるのですが、雲に包まれて見えません。実家の墓所を掃除しに行くへユキ子さんのお供をして嶺霊園へ行く途中でした。

 
嶺霊園は、盆の期間中に交通規制が行われ墓所の近くまで車を乗り入れられなくなります。義父母は元気ですけど、坂道を長く歩かせるのは少々酷です。なにせ義父は96歳、義母は91歳です。それなので今日の迎え盆のお迎えは家でしていただいて、ご先祖さまたちには昨年の道筋を思い出してお帰りいただくようお願いしました。サルスベリの花が霊園のあちこちで咲いていました。

 

 11時からは鈴木トレーナーの出張トレーニング、昨日が二回目でいた。「COCOもトレーニングする?」って聞いたら、難しい顔をしていました。トレーニングはそれなりにハードです。スクアットだけでも、7パターンを各10回、トータル70回やりました。今日は体幹のバランスがいつもより少し良くなかった気がしています。


トレーニングが終わった後に、拝借した吉駒の稽古場を片付けに行くと、座敷童がダンベルに乗って遊んでいました。私よりもはるかにバランス感覚が良いことを誇示しているみたいでした。

 

 
一休みして、JAファーマーズ朝日町店へ金曜定例の買い出しに行きました。自転車置き場からこども公園を見ると、木立の間から赤城山が見えていました。霊園へ行くときは姿を隠していたのですが、雲の下に青い山容が眺められました。

 葉物野菜が少ない時期です。それでも、青梗菜、小松菜、モロヘイヤ、エゴマ、青じそと5種類の葉物が手に入りました。買い出し済ませて戻ると、ユキ子さんが3時過ぎまで空いているというので昼食を食べに行こうということになり、午後1時をだいぶ回ってたのですが、ぬで島町の蕎麦屋「一路」へ出かけました。

 

 
そば処一路には珍しい食べ物があります。「赤天」です。学生時代の「赤点」を連想しないでください、こちらはおいしい食べ物です。唐辛子入りの赤いさつま揚げ、パン粉をつけて揚げてあります。島根の名物なのだそうです。一路はずいぶん以前からある蕎麦屋ですが、去年の1月から、店主が代わって、新装開店したのですが、店名や店の雰囲気は変えずにやっています。その新店主が島根で修行をされたとかで、赤天がメニューに新登場しました。是非お試しを。一杯飲みたくなる赤天です。

 
白エビの天ぷらとせいろそばをいただきました。このせいろそばのほかに、田舎せいろそばというのもあります。天ぷらもソバも私の好みです。特に、そばつゆはとても好みです。おいしくいただきました。

 
帰りに、店の駐車場から、送電線塔の向こうに見える赤城山を眺めていたら、飛んできたセミが私にぶっついて<ジィ ジジィ>と鳴いてアスファルトの上に落ちました。アブラゼミですね、少し弱ってきているみたい、近くの生垣の中へ移してやりました。

 

 家へ帰ると、エゴマの葉を胡麻たっぷりの醤油で漬け込みました。カオルさんが送ってくれたニンニクを効かせました。ご飯の友にも、酒の肴にもなる優れものです。それと、林牧場の三元豚の肩ロースを赤ワインで煮込みました。こちらは友だちへの差し入れです。

 

 
「高タンパク・低カロリーのメニューにして!」、体重が少し増加傾向のユキ子さんから注文がついた夕食の前菜は、水前寺菜と湯葉、枝豆になりました。

 
主菜は、ほんの気持ちだけ豚肉を入れた夏野菜の胡麻味噌炒めです。副菜はモッツアレラとトマトとキュウリのサラダです。

 汁は海苔と庭で採れた茗荷です。海苔吸いは簡単で美味しい汁です。b12も摂れます。飯は十六穀米に黒豆を追加しました。いかがでしょうか、高タンパク低カロリーになっていますでしょうか。

盆の入りは台風到来のようです。心して暮らします。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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稲の花が咲き始めていました。お盆前の墓掃除の帰り道、上泉田んぼで見っけました。

2022-08-12 07:18:38 | あんじゃあない毎日

稲の花です。稲の花が咲き始めました。
昨日、お盆を前に、墓所の掃除に出かけた帰り道の上泉田んぼで出会いました。

 

 朝食後の休息を終えて、亀泉霊園にある墓所の掃除に出かけようとしたら、COCOが真剣な目で私を見てました。<気を付けて行って来いよ、寄り道すんな、暑いから…>とでも言ってるのかな…


上泉田んぼです。出穂している田んぼはまだ見当たりませんでした。赤城山は靄の中に隠れていました。くそ暑さに負けないようにペダルを踏みました。

 
桃ノ木川を渡って東へ、川の堤防はきれいに草刈りされていました。上流に見える橋は、上毛電鉄の鉄道橋です。桃ノ木川を渡って、昔の利根川の河岸段丘をのぼって行くと亀泉町に出ます。

 

 
父を見送ったのは1994年、88歳のときでした。母は2000年に86歳で逝きました。お盆前の墓掃除もこれで28回目になりました。前日に姉が来て草取りはすませておいてくれました。私はスポンジで墓石を洗って、花と線香を手向けてきました。まだ迎え盆の二日前、墓掃除をする人の姿がちらほら見えるだけでした。

 
帰りは上毛電鉄の線路沿いの道を辿って桃ノ木川まで戻りました。往きに下流の橋から見た鉄道橋のところまで来ると、その先は自転車で行くことはできなくなります。鉄道橋を眺めて、人が渡れる橋へ迂回しました。

 

 
上泉田んぼまで戻って来たら草に覆われた休耕田がありました。一番勢力を張っているのはウキアゼナ、北米原産の帰化植物です。径が7~8㎜ほどの小さな白い花をたくさん咲かせていました。

 
アゼナのなかに緑色の濃い大きな葉の植物が群落をつくっています。ホテイアオイの仲間のコナギ見たいです。東南アジアの原産らしいです。紫色の花はまだ咲いていません。福井県のホームページに、このコナギを食べることを推奨する記事を見っけました。関心のある方はご覧ください、こちらです。水面がのぞいているところを見ていると、時々、水中に土煙、早い動きの生き物が移動しています。ドジョウのようですが、確認できませんでした。


そして、出穂している稲がきっとあるのではと、しばらくうろうろ探しました。猛暑の中を頑張ったかいがあって、見っけたんです。この田んぼです。出穂しています。稲穂が見えるでしょう。


このぐらい近づくと緑色の稲穂が見えますよね、花が咲いているのが分かりますか、咲いているんです。蒸し暑い日の午前11時半、稲にとっては絶好の開花条件なんです。見えるでしょう、花が。

 
稲の花には花びらがありません。籾が開いておしべが出て来るだけです。そして数時間後には籾は雄しべを外に残して閉じてしまいます。たった数時間の開花、今年も出会えて嬉しがっている私は、この花のおかげで生きています。米を実らせる、稲の花です。

 

 家に戻ったら汗びっしょりでした。田んぼで遊びすぎたみたいです。着替えをして、しっかり休息、遅い昼食はソーメンチャンプルを自作、高校野球をテレビ観戦しながら食べました。COCOはといえば、エアコンを入れていない二階の寝室の床に横倒しになってぐっすり眠ってました。

 
昼食後ものんびりと休息、昨日の最高気温は35.8℃、猛暑日が続いていました。COCOとほとんど変わりないぐうたらな暮らしを2時間ほど体験しました。

 夕食の支度をはじめたら、COCOも階下へ降りて来て、食堂のユキ子さんの椅子を占拠していました。

 
COCOに見張られながら作った夕食は、鶏のモモ肉と夏野菜のクワ焼き、春雨とキュウリとトマトのサラダです。クワ焼きに使った夏野菜は、ゴーヤ、万願寺唐辛子、赤ピーマン、シメジ、青じそです。

 
それから、水前寺菜のポン酢和え、トマトと青じその卵とじの汁でした。

お盆前、稲の開花に出会えた暑い日でした。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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