岩神町の風呂川の岸でタカサゴユリが咲いていました。台湾から渡ってきたこの百合が咲くと、夏がおしまいになるんだなって…
茨城産のチコダイです。「ちっとも魚が来ないんですよ…」、養田鮮魚店の三代目が嘆いていました。そうなんですね、昨日の鮮魚ケース、目立ったのはチコダイぐらでした。日本列島全体が悪天候なんですね…。でも、千葉産の小イワシがいてくれて嬉しかったです。
道端の家の庭に咲く白いフヨウに出会いました。赤く萎れたのが見えないですからスイフヨウではないみたいです。こちらはスイフヨウ(酔芙蓉)ですね、朝咲いた時は純白の花、夕方にピンクになって、そいで赤くなって萎れるんですね。「誰かさんみたい…」だって。
ユズみたいです。もしかするとカボス、最近、庭にカボスを植える人が増えているみたいです。直売所にも前橋産カボスが並びます。栗のイガが少し黄ばんできていました。
そいで、風呂川ではヤブマオウの花に混ざってタカサゴユリが咲いていました。夏の終わりは少し寂しい風景です。
比刀根橋まで戻って来たら、雨粒が落ち始めました。昼過ぎから弱い雨って天気予報が当たりました。土曜日ですけど、誰も歩いていない静かな広瀬河畔をゆっくり走って帰ってきました。濡れるほどの雨ではなかったです。
昼前のCOCOは曇天で日の差し込まないガラス戸に身体を押し付けて寝ていました。声かけたらちょっとだけ顔をあげ、目を開きました。縦長の細い瞳になっていました。
私は常備菜を二つ作りました。生シイタケの含め煮と、鶏肝の赤ワイン煮です。肝はビタミンb12が多い食材の一つ、赤ワインと醤油と砂糖で、根生姜を効かせて炊きます。レバーに赤ワインはよく合います。こんなん作ってから岩神町へ出かけたんです。
養田鮮魚店から帰って一休み、それから昼食作って食べてたら、COCOは空き段ボールの箱に入って遊んでいました。猫だから好きなんです、箱が。ちょうど体の大きさに合って、気に入ったようであります。
昼食の後始末をしたついでに、養田さんで買って来た千葉産の小イワシ12尾を調理しました。今シーズン初めてお目にかかった小イワシ、嬉しいです、夏の味なんですよ。背びれ、頭、尾を切り取って、腸を抜いて腹腔をきれいに水洗いします。そして、去年の梅干しと、根ショウガを用意します。
酒に梅干しをつぶして入れて、砂糖、醤油を加えて味を調えた煮汁でイワシを煮ています。大好きなイワシの梅煮です。梅干で煮ると、骨まで食べられます。後期高齢者にはまっことよろしい餌です。弱火でゆっくり30ほど煮ます。ついでなんで、隣で鶏チャーシューも煮ちゃいました。
終わってみたら、COCOはまた段ボールの空き箱の中に入っていました。よほど気にいったみたいです。
サバの味噌煮が主菜、マグロの刺身も少し入れて夕食のおかずを設え、ユキ子さんの両親へ届けました。シジミ汁も別容器で添えました。そのほかに、鶏肝のワイン煮、鶏チャーシュー、椎茸の含め煮、南瓜のレモン煮を常備菜としてお届けしました。
6時ころの広瀬川です。弱い雨は降ってましたけど、たいして濡れもせずに自転車で届けることができました。橋の上からの眺めは、夕暮れって感じの風景でした。
サバの味噌煮です。小イワシの梅煮です。小イワシの梅煮を口に運んだユキ子さんが「おいし~い!」って唸りました。おいしくできました。少しずつ、朝夕にいただきます。
冬瓜と万願寺唐辛子胡麻味噌炒めです。そしてシジミ汁、あと、南瓜のレモン煮と冷やしトマトもいただきました。おいしい家庭料理です。
夕食後に昨日漬け込んだ梨の水キムチをチェック、漬け液はしっかり乳酸発酵して素敵な酸味が出ていました。それなので、ポリ袋をもう一袋上からかぶせて二重にして発酵臭が漏れないようにして、冷蔵庫へ移しました。冷蔵庫で発酵を抑制しながら2日ほど熟成させて完成ですから、明日は食べられます。明後日の火曜日にはお目にかけることができます。
三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
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