8月6日に漬けこんだ8㎏の野菜をどこからかやって来た乳酸菌さんたちがしば漬けにしてくれました。今シーズン4回目かな、いつも素敵な贈り物に感謝感激です。
250gの袋詰めにして行ったら、20袋目が100g以下、8キロの野菜で約5㎏弱のしば漬けができたんです。材料費は1,410円でしたから、一袋250gの原価は70円ちょっとです。京都の土井志ば漬け本舗の生志ば漬けは120gで550円、もちろん老舗の製品と私のとを単純に比較してはいけないことは承知のうえで、前橋生まれの乳酸菌さんは私の家計の頼もしい助っ人なのであります。
午前10時半ごろの中央通商店街です。ちょいと友だちのところへ届け物してから平野屋米穀店で十六穀米を分けてもらいました。「ユキ子ちゃん何月生まれでしたっけ?」「すんません、知らないんです」「うそ! 知らないはずないでしょ!」、おかみさんとの昨日の話題です。ご主人はご先祖さんをお迎えに出かけていました。昨日は迎え盆でした。
昼過ぎは雨になるみたいな予報が出ていましたので、急いでもう一件用事を済ませて帰りました。東和銀行北側のカツラの木の枝は揺れてはいましたけど、音なんか立ててはいませんでした。広瀬川の車橋、柳も静かに揺れていました。あんまし台風の接近を感じさせる雰囲気はなかったです。
台風が来たってへっちゃらで咲いていそうなヘクソカズラです。でも、赤城山の上には少々色濃い重そうな雲がかかっていました。午後は家に留まることにしました。
昼食は冷やしつけ麺、ユキ子さんの分も作りました。金曜日の買い出しで中華麺を買い込んできたんです。うどんと同じように「こ」を用意して、冷たい綿を冷たい汁でいただきました。おいしかったです。COCOはといえば、朝からずっと食堂の椅子の上で寝ています。いつもとちょいと違うんです。
お盆でキキが帰ってきているみたいなんです。そいでCOCOとなにかお喋りをしているみたいです。
すごく性格の違う猫ですけど、エノコログサが大好きだということは共通しています。猫の会話に介入するのもなんなんで、暇つぶしに手のかかる料理をすることにしました。
面白いでしょう、これはさ、小松菜の葉先だけ茹でて冷水で晒して、布巾かけとざるの縁を利用して水切りしているんです。絞らずに、1時間ほどかけて静かに水分を切ります。
塩・コショウしてさっとフライパンで焼いた薄切りの牛肉に甘辛い醤油ダレを少し塗って小松菜の葉先でロールします。一口で食べられる牛肉の小松菜ロールです。
手を休めて見たら、COCOは食堂の椅子で寝息を立てて寝ていました。外へ出て見ると青空が見えていました。結局雨が降ることなく夕方を迎えました。
ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずです。塗り物の器には牛肉の小松菜ロールと新物のサツマイモのレモン煮、牛肉の有馬煮と水前寺菜、出来立てのしば漬けです。別に冷たく冷やした冬瓜と海老の葛寄せです。
わが家の夕食です。漬物、エゴマの醤油漬けと出来立てのしば漬けです。以前なら、これだけで酒2合は飲めたいね。おいしい漬物です。
冷たくした冬瓜と海老の葛寄せです。青柚子が手に入ったのでおろした皮を散らしました。夏の終わりの香りです。濃い緑色の小松菜ロール、肉と野菜を一緒させた酒の肴として思い付いた一品、これでまた2合飲めらいね。
牛肉の有馬煮、新物のサツマイモのレモン煮、そして海苔いっぱいのとろろ汁、もちろん酒は飲みませんので、十六穀米の飯です。過去形の呑兵衛がつくった夕食です。
三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
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第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
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