昨日の夕食の一皿です。メダイの刺身の盛り合わせです。
岩神町の養田鮮魚店で目鯛のさくを100g買ってきて、四つの味に作って遊びました。
左から、みじん切りのネギと柚子こしょう、自家製のゆかりまぶし、炙って塩レモン、同じく炙ってケイパーとレモンとオリーブオイル、みんなおいしかったけど、梅漬けの紫蘇の葉で作ったゆかりが一番だったっかな。
鮨屋「いわまる」へ行くと、マスターがいろんな味で刺身を楽しませてくれるので、私も遊んでみたんです。600円の食べられる遊びです。
昨日は火曜日なので、常備菜を仕込む日でした。毎週、月曜か火曜の午前中にやることにしています。前の日に買い込んでいた食材で、せっせせっせなんです。
弁天ワッセで野菜売りしてたおじさんからもらった里芋はにころがしに、蓮根は鶏肉ときんぴら風に、ヒジキは人参、椎茸、油揚げと炒め煮に、あれ、ウドと牛肉の炊き合わせの写真を撮り忘れています。すんません。
それと、煮牡蠣と、湯煎で作ったローストビーフ、この二つはね、2日に、文学館での「ほっこりばなし」で福茶を振る舞うのを手伝ってくれたレイ子さんとまり子さんへ差し上げるんです。うちの分ではありません。
あと、前夜のうちに、鶏肝のワイン煮とニラの醤油漬けを仕込んでおきました。
作業は、11時ごろには片づけも終わりました。
常備菜づくりを終えて、まちに用足しに出かけました。近所の家の梅の花が満開です、
この梅の木は、私が暮らしている城東町4丁目の住宅の庭木の中で、いちばんメジロに出会う機会の多い木なんです。
いないかな、来ないかな、しばらく眺めていたのですが、出会いませんでした。
常緑樹の中で、ヒヨドリが数羽賑やかさんしています。元気よく鳴く鳥です。見上げて見たら、梢に1羽…
木の中にまた1羽、2羽まで見っけることができました。
この木は、ユズリハの木です。万葉集にも歌われている、うんと昔からこの国で暮らしていた木です。
古(いにしへ)に戀(こ)ふる鳥かも
弓弦葉(ゆづるは)の御井(みゐ)の上より
鳴き渡り行く (弓削皇子、万葉集巻2)
ユズリハの葉っぱの柄は赤い色をしています。まん中に新芽がふくらんでいます。
てっぺんの少し尖って見える芽は、新葉になる芽です。その下の葉っぱの付け根あたりの丸っこい赤い目は、花芽です。
春になって、芽吹いて、新しい葉っぱが育つと、古い葉が散ります。それで、「譲る葉」⇒「ユズリハ」だって、教えられています。ユズリハの木も春を告げてくれます。
ビワの花がまだ咲いています。この花が終わって、小さな青い枇杷の実がつくと、春本番なんです。は〜やく来い、なのです。
呑竜仲店のヤギカフェでお昼をしてから、知人に会いに行きました。サラダに、サヤインゲンとサヤエンドウ、青い豆が二つ入っていて嬉しかったです。
用事をすませてから、岩神町の養田鮮魚店へ行きました。
道端の家の庭から伸び出した枝に紅梅が咲いてました。きれいです。
養田さんちには素敵なぶりがいました。兵庫県の相生から来た殻付の活きガキもおいしそう、結局、ブリの切り身2切れ、活きガキ6個、メダイとマグロの赤身のさくをそれぞれ100g買いました。夕食が楽しみです。少し身を入れて、魚で遊ぶことにしたんです。
沈丁花のつぼみがふくらんでました。今にも咲きそうです。春が近いのです。
風呂川も、少し春めいてきたかな、ってな感じです。
中央前橋駅近くの顔見知り猫は、昨日も硝子戸の中から、駅に停まっている電車の出発を見逃すまいと、じっと電車を眺めていました。
夕食の前菜は、蒸し牡蠣です。1個150円の相生の活きガキ、一人3個にしました。良い香りです。
それと、ブリの照り焼き、椀は、ほうれん草と人参の卵とじにしました。
立春過ぎて、とにかく魚が食べたかったんです。いっぱい食べたかったんです。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の吉啓、二代目吉駒と昭和12年から続けてまいりました美登利会を引き継がせていただきました。
二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
4月8日の第75回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれます。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。
「おばあちゃんのほっこりごはん 野村たかあき展」が1月26日(土)から4月7日(日)まで、会場は、前橋文学館の3階オープンギャラリーで開催されています。