今日は何の日。1945年３月10日、午前0時07分東京大空襲の日です。焦土となった東京。隅田川に架かる橋は左が両国橋、右が新大橋でしょうか。正面の運河のこちら側のL字型の建物は日本橋中学校？中央の斜めの交差する道は現在の東日本橋のあたりか？
これまでも軍設備、軍需工場などには爆撃があったのですが一般住宅に対する無差別攻撃が大規模に行われたのはこれが最初でしょうか。木造住宅に対する焼夷弾爆撃(火災を起こさせるため)がドーナツ状に行われ逃げ場のない大火災のため10万人の死者が出ました。
続いて3月12日名古屋で、3月13～14日大阪で無差別爆撃が行われ、全国大都市への爆撃が激しくなっていきますが、犠牲者の数から見れば東京はほかに類を見ません。
この事態でタオルをいつ投げるかというのが問題でした。
ところが追い詰められ敗色歴然となったこの時点でも、国体護持、本土決戦、一億総玉砕を叫んで権力中枢にいた人々がいて、さらに硫黄島の玉砕、沖縄戦、原爆の被害、中国東北部の悲劇、シベリア抑留という歴史に進むのでした。
07年3月10日、昨年の投稿です。
3月10日東京大空襲の記憶、長崎、広島と共にその記憶を風化させてはなりません。
(東京忌)
(写真はWikipedia)
３３枚の悲惨な状況が・・・。地上で撮影された写真もあるそうです。
是非、観たいと思っています。
いけないと思いながらも
つい忘れてしまいそうになります。
仕事柄、ご年配の方とお喋りし当時のコトを聞くと、
忘れてはいけない！と改めて思います……。
私も今夜テレビを見たいと思います。
田舎生まれの私にはその当時、東京にいた方、家が東京にあって疎開していた方の話しか現実の話は分かりません。
フライパンの外側から焼いて中をあとから焼くという作戦でたった2時間で10万人、大阪大空襲は4千人くらいだったようです。
生き残った人は死ぬまで忘れられないでしょうね。
一晩で10万人なんて、逃げ惑った人たちは何がなんだか分からなかったでしょう。
もう少し前に敗戦を受け入れていれば。
悔しいですね。