今日は何の日、「長崎原爆の日」・・・8月9日長崎市に原爆が投下された日です。
浦上の天主堂から長崎の鐘が聞こえます。
・・・黙祷・・・
今、私の手元にボロボロの触れば崩れるような1冊の本があります。
発行は昭和24年1月、同24年2月再版、発行所は日比谷出版社、発行人は式場俊三、製作者は畑太郎とあります。
永井隆著『長崎の鐘』です。
「キノコ雲」です。
第2部に「マニラの悲劇」という稿があります。発行までのいきさつは知りませんが、当時はまだGHQの管理下です。
平和祈念像・・・スケッチです。心をこめて描きました。
広島、長崎、沖縄、東京大空襲などで亡くなった方々の大よその数です。数はカシオの電子辞書、ウイキペデアなどから。
東京大空襲 10万人 爆弾2000トン
沖縄戦 22万人 民間12万人、日本軍9万人、米軍1.3万人
広島原爆 26万人 当時の人口35万人
長崎原爆 14万人 当時の人口24万人
アウシュビッツ 1400万人
南京事件 0~30万人?(いくらなんでも0はないだろう)
戦争とは無差別大量殺戮です。
長崎の原爆記念日のスケッチ、とても良いスケッチで
心が伝わってきます。
「戦争とは無差別大量殺戮です」今でも世界中のあちこちで戦争になっていますが、何故?何故?と思いますが、どうして解決できないのでしょぅか。
ヒキノさんの平和の像のスケッチ、迫力があって
ノーモア、ナガサキ!と言っているように感じます。
カラスウリ我が家の近くにも見つけましたが、高い所でちょっと大変そうです。
永井博士の物語は映画にもなったし、テレビドラマでもありました。
ニュースで見ていると、未だに涙が止まらない人がいます。それなのに「しょうがない」は前代未聞の発言で、永久に残るでしょうね。残念です。
でも、その多くの犠牲を語り継ぐことは出来ます。
想いを馳せることはできます。
兵隊さん、民間人の区別はないですね。
みな同じ人の子なんですから。
そんな思いを次世代にも受け継いでいきたいものです。
熊谷・・8月15日未明に大空襲を受けます。爆弾600t余死者200数十人。もう1日終戦が早ければ死なずにすんだ命でした。
長崎は昨年訪れました。
東京大空襲は2000㌧の爆弾が使われましたが、広島も長崎もたった1発(50kg)です。
カラスウリの花、ズームで撮れますよ。
この像の製作者、彫刻家の北村西望は長崎県島原の人、久間氏も島原の人、何を思ってあんな発言をしたのでしょうかね。
藤山一郎がアコーデオンをもって永井博士の如己堂を訪ね「長崎の鐘」を歌ったそうです。映画は記憶が少ないのですが津島恵子が亡くなった奥さん役で出ていたような覚えがあります。
今も戦争は続いています。ユダヤとイスラムの戦いは我々森の民、定住農耕民族には哲学的にわからないことですが、そこに石油利権や軍需産業利権、アメリカのグローバル戦略も絡み魑魅魍魎です。確実に誰かが毎日死んでいます。アメリカがこの戦いに原爆を使わないのは何故でしょう。