亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

アヂヂヂ・・・と熱を帯びる金市場

2007年02月19日 15時24分12秒 | 金市場
2日空いてしまった・・・・。先週末は出張。雨模様のなか名古屋から福岡。16日金曜日はロシアの副首相に国防相が昇格したニュースを受けてプーチン政権内で「シロビキ(武闘派)」と呼ばれる旧KGBや軍関係に関連する人物が幅を利かせているという内容のものを書こうとしていたが、時間がなく見送り。翌日土曜、出掛けに日経を開いたら同じ内容の記事が出ていたので再度見送り。金市場のほうはNYコメックスのファンドの残が . . . 本文を読む
コメント

阪神タイガース 沖縄宜野座(ぎのざ)キャンプ

2007年02月16日 00時00分56秒 | 徒然(つれづれ)
阪神タイガース 沖縄宜野座(ぎのざ)キャンプ 行きたいけど、今年は行けそうにない・・・と先日コメント欄に書いたら、さっそく送っていただきました。おおきに、です。今年はキャンプイン後、初の紅白戦で今のところ1軍当落線上のピッチャー橋本が濱中の頭部にデッド・ボールというアクシデントが。。開幕間近ならまだしも普通この時期に、ピッチャーが紅白戦でそんな厳しいコースを突くことはまぁないでしょ。“真剣な証” . . . 本文を読む
コメント (1)

地政学的リスク・・・イラクを舞台にした米国とイランの戦い

2007年02月15日 20時53分16秒 | 国際情勢
ほぼ1週間前になるが、2月9日に開催された日経・CSIS(米戦略国際問題研究所)共催のシンポジウム。北朝鮮を巡る六カ国協議に合意の糸口が見えかけたタイミングということもあって、興味深く話を聞かせてもらった。パネリストもクリントン政権時代のウィリアム・ペリー元国防長官はじめ北朝鮮問題では日本でも顔の知られたジェームズ・ケリー前6ヵ国協議米国主席代表やブラックウィル前米大統領次席補佐官(国家安全保障担 . . . 本文を読む
コメント (1)

国際的信用創造の渦

2007年02月13日 22時32分01秒 | 金市場
本日午後に興した原稿は、昨日ここに書いたインドの外貨準備が頭に残っていたので、ロシアの直近の数字をしらべ、中国を加え・・・と書き進むうちに、何のことはない3年前によく口にしていた結論に達するということに。具体的には昨年日本を抜いて世界最大の外貨準備保有国となった中国はご存知1兆ドル突破で1兆663億ドル(昨年末)。前年比30%の増加(05年末8190億ドル)。ロシアは先月末時点で3038億ドルでな . . . 本文を読む
コメント (2)

インドについて・・・“おやっ!?”

2007年02月12日 19時31分37秒 | 金融市場の話題
最近の円安についてG7の場では表立った“お咎め”はなしということで、雰囲気的に円を売りやすい環境になったかに見えるが、油断は禁物だろう。ヘンリー・ポールソン(米財務長官)が日本の肩を持ったようなイメージだが、日米金利差や収益期待という個人を巻き込んだ金融取引主導で起きている円安には文句は言えないし、言い過ぎると海外マネーを引き込まないといけない(赤字の)米国自身の首を絞めるというという構図。この円 . . . 本文を読む
コメント

早くもスギ花粉

2007年02月11日 18時55分05秒 | 徒然(つれづれ)
この連休に掛けて実は年に1回程度の割合でともに旅行する友人グループがいて、ちょっとした旅に出る予定だった。規則性はないが輪番で幹事になり、それぞれが企画を立ててスケジュールから宿の手配、立ち回り先の決定までするというもの。ときに宿は(嫌がられるが)素泊まりにして晩飯は地元のお店でということも。関西方面から3名、沖縄から1名、東京から3名で、今回は(本来ならば)厳冬のこの時期に「地吹雪体験東北ツァー . . . 本文を読む
コメント (3)

シートベルトヲ

2007年02月10日 13時04分56秒 | 金市場
振り子は行過ぎるところまで行かないと戻らない。アップトレンド・モメンタム。その「振れ」の今回のマグニチュードの程度は、それこそ「市場のことは市場に聞け」状態・・・・とかなんとかワケのワカランことを書いてしまうが、実際そう思っている。前に(先週かな?)書いたけどファンドなど目先のマネーが、しばらく遠ざかっていた金を中心にした貴金属市場に戻ってきて、騒ぎが大きくなってきた、といったところ。そこで理由を . . . 本文を読む
コメント (2)

再度660ドル台乗せ

2007年02月09日 08時06分56秒 | 金市場
昨夜の2回目の更新で取り上げたようにロンドン時間から売り込まれた金価格はNYの寄り後も軟調展開で前日比4~5ドル程度の安値水準からスタート、その後反転上昇、取引終盤に掛けてストップロスの買い戻しを巻き込んで上げ幅を拡大。スポット価格も昨年7月以来の661ドル近辺まで買われた。昨日1回目に「(チャート状の)目標値676ドルに向けてアイドリング状態」と書いたが、早くも動きが出た。上昇の背景は複合的。い . . . 本文を読む
コメント (9)

Buyサイドにも回りはじめた中央銀行

2007年02月08日 22時26分12秒 | 金市場
2度目の更新で22時26分。金価格はロンドン時間になって4~5ドル程度急落している。ドルが強含んでいるというのが理由というんだが、この程度の値動きは今や普通ということなんだろうね。「中銀の買い」というニュースを見かけた。いずれも数トンレベルだが、最近買い付けたことがIMFのデータで裏付けられたとしている。その中にギリシャがあった。数量は3.56トン。同国はユーロ導入国で2次ワシントン協定の参加国で . . . 本文を読む
コメント

イラクの誤算

2007年02月08日 12時55分44秒 | 金市場
NYの金価格は小反落。原油価格が先週来3度目となる60ドル突破を試したが反落。その後下げ幅を拡大したことが金の売りにつながったとされるが、敢えて探したような理由に映る。ファンドが小幅の売り買いを繰り返している状況。ただし、昨年秋から年末にかけての市場環境との比較では、明らかに貴金属に投資家の関心が戻っているのは確か。昨夜のNYで目立ったのはプラチナの動き。結局1200ドルを上回り、静かに高値を更新 . . . 本文を読む
コメント (2)