菊五郎劇団 梅初春五十三驛 中

国立大劇場　　１／２７（土）　

これまでのお話はこちら　→　上

白須賀　 静岡県湖西市  

吉祥院の和尚（團蔵）は、芝居興行で金儲け！

本日の出し物は
「菅原伝授手習鑑／車引」
「仮名手本忠臣蔵／五段目」
演じますは
庄屋（田之助）・百姓（松緑）・所化・弁長（三津五郎）ほか
皆さんテンション高いっ
旅役者の女形がやって来たぁ。
三宅坂菊之助（菊之助）＆小梅（松也）

ここで、レッツ！手拭撒き～ッ！
今度は客席がテンション高いっ
キャァァァァァ！
「おくれヨ～」って手を上げたら
スポッッ
広げた手に入ちゃった！ワ～イ
小梅ちゃんからだヨ！ありがと～

は…は…初ゲッッッット！！！

嬉しいぃぃぃぃぃぃ

さ、お芝居の始まり始まり
はい！舞台にちゅうも～く

大向こうの「大和屋！」に手を振って答える
浄瑠璃担当の三津五郎

滑り出しは上々だったのに
神主（菊五郎）が、手拭をまきながら
「鳥居を返せ～！」と乱入。

田之助と松緑が「ちょっと、ちょっと、ちょっと」
輿の中からは亡者（亀蔵）が出現！
小梅太夫の格好して
♪たらこ～たらこ～♪をパロって松也が！
　　こちらもどうぞ　→　キューピー　キグルミ
ビロロ～ン　前垂れ掛けか～
引っ張り出した布にはでっかい文字で

千穐楽

客席は大喝采！！！
出演者はニヤニヤ～！！！

亀蔵は松也のたらこ帽子に噛み付く。
菊五郎は鳥居を引っ掴む。
イノシシが猪突猛進でやって来る。
てんやわんやの大騒ぎさ～

ドリフみたいに廻り舞台使って
次のコーナーに行って欲しかったなぁ
アハハ～

あの美しき女形・菊之助こそ白井権八
宝剣を和尚から奪い取って～
アデュ～團蔵

剣を抜くと！雷ゴロゴロ～！
これぞホンモノ

和尚の死体を片付けてる間に
宝剣は弁長がかすめ取っちゃったヨ。
大切なもんは手から離すなっつ～の

ルンルンなのは三津五郎
花道で、手～振って、投げキッスして
スキップしながら退場だ～。

愛嬌満点の３枚目ー。
オチャラケても品が！キラキラ
清い空気が流れてるー。
これぞ、歌舞伎俳優なのじゃ～！
ＶＩＶＡ！大和屋

新居　　静岡県浜松市

さっきまで亡者だった亀蔵が
武士姿に変～身～ッ！

そ～なのよ～この芝居。
出演者の２役なんて当たり前田のクラッカー（ｂｙ藤田まこと）
ヘッドの菊五郎は４役だ！
観てるこっちはジェットコースターな展開に
ドップリ浸かって楽しい楽しい
演ってる方は、めちゃめちゃしんどいだろ～けど

「お尋ね者は、丸に井の字の小袖紋。
前髪の美青年だよ～」
武士（亀蔵）が関所の役人にチクっちゃってる。

やって来たのは、葛籠を背負った小弥太（三津五郎）
アリャリャ～。密告通りの姿だじぇ。

役人（彦三郎）が
あ！霊っ霊っ！鼠の妖術使う霊～。（それはこっちに置いとけ）

小弥太を引っ張って行こ～としている…と…

リンゴーンリンゴーン
まあ大変！１２時の鐘の音。
ああ、馬車がかぼちゃにぃぃぃ。（違う～）
勤務交代の合図だよ。

代わった役人（松緑）は、とってもイイ人。
小弥太は、大姫入りの葛籠と一緒にパス！

お次は女姿の権八くん。
捕まっちゃったヨー！
♪これでいいのだ～これでいいのだ～♪（ｂｙ天才バカボン）
「かたじけない」って喜んでるもん。

無事に通過した小弥太＆大姫
浜名湖を小舟で…
花道から出てくるヨ～。

本舞台から舟で出てきたのは義高（菊五郎）
湖上で擦れ違う～！！

ＱＯＯ～　カッチョイイ場面～
ＶＩＶＡ！裏方

つづきはこちら　→　下

1/3～27　　国立大劇場