アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

菊五郎劇団 梅初春五十三驛 上

2007年02月06日 | 歌舞伎


国立大劇場  1/27(土) 

三升屋二三治・中村重助・五世鶴屋南北ほか=作
国立劇場文芸課=補綴

梅初春五十三驛(うめのはるごじゅうさんつぎ)

通し狂言”しかも166年ぶり
今年も菊五郎劇団のド~ンと行ってみよ~!(それは欽ちゃん

平家は滅亡。義経もこの世にいないんだって。
そんな時代の物語。

京都 

團蔵~!青い御顔もズデギィィ~。
西海に沈んだ三種の神器のうちの2つ
「剣」と「鏡」の争奪戦物語…なんだよね?
青い御顔に見蕩れてたもんだから…
話そっちのけで…(おいおい

館でバッタリ会ったのは
百姓・次郎吉(菊五郎)と頼朝の娘・大姫(時蔵
ヌワントこの2人、1年前に…
ありなくない~?ガハハ~。

この田舎臭~い次郎吉こそ、”怪盗鼠小僧”~!
宝鏡&大姫入りの葛籠を背負って
おさらば~。
トットットッ前に進めな~い。

大津 滋賀県大津市

♪空にキラキラお☆さま♪(byおもちゃのチャチャチャ)
彦三郎のおばけ…じゃない。阿闍梨の霊。
顔も手も土色だ~ アップで見たいな~

鼠小僧に向かって
「朝廷への怨み、晴らさずにおくものか~
木曽義仲の子・義高こそお前だ!
ア~ンド ねずみの妖術を教えてやろォ」

ハっっっ。今のは夢か幻か…。
鼠の祠の前にいるじゃん。
どういうこっちゃぁ抹茶に紅茶~。

真っ暗闇になっちったー。
こんな時にすることは?そ~”だんまり

松緑・亀蔵・菊之助・三津五郎・時蔵
プラス菊五郎!
だと思うでしょ、でしょ、でしょ。
ところがどっこい、
音羽屋じゃなくってネズ公だい!

トンボ切るネズ公は、見得も切る!
キャ~ッ!
そいつが今度はBIGになって、再登場~!
乗っているのは菊五郎!
グハ~ッ!
遊園地みたい~。楽しそ~。
来る来る、BIGねずみくんがこっち来る~。

本舞台が、ねずみくんで見えないー。
フフ…
私、花道外にいるんだ。奮発したゾ!2等席だゾ!

BIGねずみくんの下にはコマがついてる。
お手てには傷が…。
アアッッ!
目がピカッッ!赤く光った~!!
ピョ~ン
シッポは天井向いてる~。
も~菊五郎は、じぇんじぇん見えてない

池鯉鮒(ちりゅう) 愛知県知立市 

茶屋の女将の死体が消えた! ここポイントね!
百姓達が持って来た十二単。
それって、
あの”だんまり”で、大姫が落としちゃったヤツだ。
それが気になって仕方がないのが猫。
娘・おくら(梅枝)に追い払われても
暫くすると…
抜き足、さし足、忍び足~マリオネット猫
キャワイイィィイィ!
お客のハートをわし掴み!

ネコ好きな友人が
「たまらん場面」と言っとったな。
これか~。

そこへやって来たのが
長旅で足を痛めてる大姫と小弥太(三津五郎
宿泊先はおくらの家に決定!するんだけど…。

岡崎 

無いはずの所に古寺が!
出てきたのは十二単衣姿の老女(菊五郎
おくらの母・おさんだよ!
生き返ったんだと!キョンシーか!(違うよ

小弥太とおさんは知り合いだった!
これで安心して泊まれるね(そうか~?

『岡崎』『猫』ときたらこれだ!
 
化け猫ホラー

とくれば
入江たか子怪猫映画の女王だぁ~い!

おっと、今は菊五郎
4匹の子ネコがやって来た
キャワイイィィイィ!ファンタスティック!
パラパラだ!
老女も隣で同じ振り。
お客は手拍子で参加する。

OH!
横一直線に並んで、子ネコのラインダンスー!
ヤンヤ!ヤンヤ~!
ミニキャッツシアター!
退場姿もキュート!

国立劇場賞特別賞受賞
  御殿山の場の立廻り一同
   浅野加寿希・塚越ひな・萩原千佳乃・宮永歩海
キャ~おめでと~!


おくらが持って来た魚油に
老女の目がキラリッッ

三味線の音色で、不気味度アップ!
老女が行灯をペロペロ
映る姿は猫っ。

「見~た~な~」
その顔はこの世のもんじゃぁねぇ
だって!すっごいメイクなんだも~ん
どっから見ても化け猫だ~。

お次の餌食は、子(ね)年生まれのおくら!
なぶられるぅぅぅっぅ
VIVA!アクションおくら
体操王国清風高校出身者か!?

国立劇場賞優秀賞受賞
  おくらの吹替の演技に対して
   尾上辰巳 → http://onoe.exblog.jp/4452602/
おめでと~ございま~す

御簾に映る猫の顔っ!
寺が大セリで下りて行くー。
化け猫がフワ~ッッと宙に浮く
と思ったら
ズボッッ!と落ちてったー。
ババンッと出現したのは巨大猫石!
ナナナンダ~!
このスペクタクルな展開はぁ~。
ハフハフー

猫石の精霊は木曽義仲を怨んで
一門に復讐してるんだと。
そんなこたぁ~ど~でもいいや。(いいのか

小弥太は、”だんまり”で取った宝鏡を掲げる~
スモークモクモク~
白銀の猫の香炉を手にする三津五郎
カッチョイイゾ~

つづきはこちら →  

1/3~27  国立大劇場 



5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
仔猫ちゃん (naojiro)
2007-02-06 08:32:53
かしまし娘さん こんにちは
うちの仔猫ちゃんも見てやってくださいね
TBさせていただきました
返信する
キタ━━(゜∀゜)━━ッ! (shiso)
2007-02-06 10:05:14
かしましさんまいどっ

千穐楽レポですなっ
子猫ちゃんたちや辰巳くん表彰されたんですねっ
嬉やのぉ~
は、はやくつづきをーー 
返信する
仔猫ちゃ~ん。化け猫ちゃ~ん (かしまし娘)
2007-02-06 14:05:48
naojiro様、まいど!
あ~先を越されました!
naojiroさんの所の猫ちゃんを見た時から、レポが書けたら私の方からTBに挑戦しようとしてたのにぃ(笑)
キャフ。カワイイですねぇ。ありがとうございました。

shiso様、まいど!
お待たせしました~(笑)
OH!同じく千穐楽レポありがとうございます!
焦らしてるわけじゃないんですよ。すんません~。明日から、たぶん連続UP!また覗きに来てやって下さいぃ。
返信する
ご紹介させていただきました~ (ぴかちゅう)
2007-03-21 10:31:42
一月歌舞伎も歌舞伎座→浅草→国立と全部感想アップしました。うーん、これで進級できるって学生のレポートみたいですよ~(^^ゞ
冒頭にかしまし娘さんのこちらの記事をご紹介させていただいてます。一年前も同じことをしてました(笑)おかげさまで上中下と読ませていただくとしっかり思い出すことができ、一気に書くことができました。感謝、感謝です~。TBさせていただきましたm(_ _)m
一階の花道外で観ていたのに、辰巳くんの吹替えにすっかり騙されました。うーん、節穴の目。
菊五郎劇団の千穐楽はやっぱりいろいろあって面白そうですね。團菊祭は千穐楽に観ようかしら(^O^)/

返信する
ありがとうございました (かしまし娘)
2007-03-22 12:53:22
ぴかちゅう様、まいど!
ご紹介くださいましてありがとうございます。
こっちも、「そんな昔のこと忘れてしまったヨ、状態です」
>菊五郎劇団の千穐楽
遊ぶときは遊ぶみたいですね。でも、日常を知らないと笑えないかも。とず~っと思ってました。
今回、たまたま楽日だったのですが、”予備知識無し”でもオオ盛り上がりでした(笑)
返信する

コメントを投稿