アメリカのオートバイメーカー「ビューエル」と言えば、2008年に経営者だったエリック・ビューエルさんの破産により「倒産した」とされていますが、実は
その後もインドの「ヒーロー・モトコープ社」が買い取ったカタチで運営自体は続いており、新しいモデルとして「1125R」「1190RS」「1190SX」などが
その後も開発されて売られていました。また現在に関しては、2016年にアメリカの流通産業を営む「Liquid Asset Partners」と言う企業が資金提供を行うこと
で「ヒーロー・モトコープ社」と共同運営と言うカタチに変化し、継続してオートバイ販売は続いている状態です。但し、過去に販売されてた車両(S1やXBなど)
のアフターサービスに関しては「中止状態」にあるので、2008年式以前のモデルに関しては、一部だけ「ハーレーダビットソン社」で取り扱われています。そんな
現在の「ビューエル」社ですが、今年になって新たに販売されたモデルに、今日ご紹介する「ハンマーヘッド1190フリーダムエディション」と言う車両があります。
また同時に「1190SX」と言う同一のネイキッドスポーツモデルも販売されており日本でも予約購入が可能となっています。で、このフルカウルを纏ったスーパー
スポーツ(SS)に属する「ハンマーヘッド1190フリーダムエディション」ですが、詳細なスペックを見てみますと、まずエンジンはロータックス社製の水冷式
4ストV型(75度)2気筒DOHC4バルブで、正式な排気量が1190cc、最高出力は185psで、最大トルクが14.0kg、車重は190kg(乾燥重量:173kg)となって
おり、フレームはかつての「XBライトニング」から継承されてるアルミ製で「ガソリンタンク(約14リットル)を兼用」した極太のものを採用、スイングアームも
ちなみにオイルが入る仕組みとなっています。またフルカウルは全てカーボンで作られており、フレームの上に乗っかってるガソリンタンク風のものはダミーです。
更に標準でシングルシート仕様でフロントフォークは倒立式、リアのスイングアームも調整可能な高性能サスが使われてて、ホイールサイズは前後ともに17インチ、
要するにこの「ハンマーヘッド1190フリーダムエディション」は、いわゆるアメリカで開催されてるAMA(アメリカンスーパーバイク選手権)で使われる事を目的
として開発されたモデルなので、かなりレーシーな作りになってる感じです。ちなみに国内(2023年式)で新車購入するとなると、3.580.000円(税込)となって
います。結構お高いですが、国内での一般道を走るとなると、この見た事のない車両に注目が集まる事は間違いないでしょう(笑) 実はボク自身も「ビューエル」
の「M2サイクロン(1999年式)」が今の愛車なのですが、行く先々で色々質問されることが多いです。オートバイに詳しい人からはアフターパーツの入手方法で
あったり、よく知らない人からは何でエンジンがハーレー製なのか?など、ツーリング先で知らないライダーさんとかと会話するキッカケが多いんですよね。もう
かなり長く乗っていますが未だにそういった嬉しい事があるので、手放す気になりません(笑)おっと!話がそれましたがこの「ハンマーヘッド・1190フリーダム
エディション」に戻りますと、排気マフラーは左側1本出しとなってて、非常にレーシーです。これはそもそも「ビューエル」の設計理念である「マスの中心化」と、
アメリカ製で「レースに勝つ」と言う考えがそうさせており、合理的に速く走り、とにかく重いものは全て車体の中心に配置するといった設計が施されています。
これはボクが乗ってる「M2サイクロン」でも同様です。ただ残念ながら肝心のレース成績「AMA(アメリカンスーパーバイク選手権)」ですが、現在勝ちまくりの
カワサキ、常に2番手に収まるヤマハ、新型になって頭角を表し始めてるホンダ、はたまたmotoGPからは撤退していますがスーパースポーツのレースではまだまだ
頑張ってるスズキ、そして常にトップを狙ってるドゥカティなどと、戦っていますが全く勝てるレベルには到達していません(笑)さて、今日はそんなアメリカ製の
珍しい「ビューエル」社の「ハンマーヘッド1190フリーダムエディション」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう(笑)
ルシファーズハンマーレプリカ作るために最近ライトニングx1買ってきました。
おっと!ですね。「X1ライトニング」ですか!
良いですねぇ!(笑)
本来、ボクは「S1」か「X1」が欲しかったのですが、
当時、どこを探しても程度の良いものが見つからず、
結局、現在の「M2」を買って倒立フォークやメーター類、
社外のシートとカウルを交換して、それ風に乗っています。
ルシファーズハンマーと言えば、かつてハーレーをエンジンをベースに作られたレーサーマシンですね。
過去に完全レプリカまでカスタムした車両をYahooのオークションで見かけたことがありますが、
ゴールドの様なカラーリングと無事ながら素敵なフォルムが
ココロそそられる感じでした。(笑)
いやぁ、良いですね!
ありがとうございます。