現在、オートバイ業界の販売台数の低迷とは異なり、いわゆるオートバイの「第三次ブーム」が到来してることは明らかですが、
その中心を担ってるのは「40〜50代」の世代となっています。
要は、80〜90年代にあった「爆発的なブーム」の時代に若かった人たちが、
簡単に大型免許が取得出来るようになり、その結果、大型バイクを中心に「返り咲き」を果たした現象です。
もちろん、ボクもその1人です。(笑)
さらに、そのきっかけとなった1つの大きな特徴は「ハーレーが中心」であると言うこと。
これに関しては、もうかれこれ10年ほど経ったと言っていいと思われます。
で、本題ですが、これに追加して現在「新たなブーム」が沸き起こりつつあります。
いわゆるネットを使った新しいムーブメントで、YouTubeを中心に「モトブログ」をしてる人たちです。
このジャンルの特徴は、何と言っても「若い世代」であること。
20代の若者が流行りの「インスタ」をオートバイに持ち込んだ発想で始まってるようで、
ある種「ユーチューバー」とも言える存在です。
もちろんオートバイが好きと言うことに関しては「熟年世代」と同じですが、
大きく違うのは、お金のかけ方。
かつての若者だった熟年世代に見られる傾向としては、とにかく高性能で高額なオートバイに乗り、
便利なアイテムをとことん取り入れて「湯水のようにお金をかける」傾向にあるのですが、
この「モトブログ」を配信してる若者たちは、それとは大きく違い「適度なバイク」で、
自身の行動を「動画で紹介」してるところです。
中には納車から始まり、初歩的なメンテナンスや、ソロツーリングまで一連の流れを紹介してる人もいます。
彼らの目的は純粋に、ただオートバイに乗ることとは違い、
自分がオートバイを使い「何をやってるか」を多くの人たちに紹介することが最大の目的となってるところです。
また、SNSを上手く活用し、そこからオートバイ仲間を作ってること。
昔のWEB参加で集まるオートバイクラブとは違い、フェイスブックやラインで知り合った、
少数の人たちが集うものです。
とにかく自分配信ですから「主役は自分」というメリットがありますし、
1人でも十分に楽しむ事が出来るあたりが、新しいと言えます。
これは、インターネットを活用した新たなオートバイの楽しみ方とも言えて、
この数年で、その数をどんどん増やしてる傾向です。
どうであれ「オートバイを楽しむ」ことに変わりはないので、ボク個人としては今後も増えることを期待したいですね。(笑)