Good Frlend!(motovlog)

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その昔、ストリートバイカーの時代があった。(番外編vol.1148)

2017-06-12 08:50:09 | 日記

90年代の後半になると、それまでのスポーツバイクが一斉に衰退し、

第二次バイクブームの一旦を担った、売れ線バイクたちが一気に不人気車種となり、

いわゆる「バイク氷河期」を迎えることになります。

80年代から90年代初頭に、若者だったライダーたちの大半はこのタイミングでバイクを降り、

新たな世代には「ファッションと一体化」した、新しいムーブメントが起こり始めます。

少数ながら「ストリートバイカー」の時代が始まるんですよね。

完全にバイクブームは過ぎ去り、それまでの概念が無くなった頃です。

この時代に人気を博したのが、大掛かりなカスタムが施された国産アメリカン。

ホンダ「スティード400」を中心に各メーカーから続々と登場するバイクに引き込まれていきます。

また、単気筒エンジンを搭載したバイク、

ヤマハ「SR400」やヤマハ「TW200」、ホンダ「FTR223」に、カワサキ「TR250」など、

ファッションの一部として、モード系のおしゃれなショップ店員に乗られ、

映画やテレビドラマの主人公が乗ったこともあり、人気に拍車がかかります。

このブームはその後始まる大型スクーターブームの登場で、一瞬で衰退するのですが、

確実にあったお話です。

時代的には90年代後半から2000年前半あたり。ほんの数年です。

特徴は全てカスタムが施され、いわゆるボバー系、チョッパー系、トラッカー系など。

雑誌もそんなバイクの特集ばかりになります。

この頃は、バイク雑誌がモノマガジンみたいでしたね。(笑)

おしゃれとバイクが融合した「ストリートバイク」はツーリングとは無縁で、

ただただ、個性を重視したものです。

この時代にバイクに目覚めたライダーが後のハーレーブームに繋がって行く事になります。

いわゆる、大型バイクによる返り咲きライダーたちです。

この頃の若者も今では40代。

知らない人も多いと思いますが、実はそうゆう時代があったんですよね!(笑)







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