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販売期間はたった2年間!スズキ・イナズマ1200。(番外編vol.3570)

2023-04-12 13:58:08 | 日記

1990年台に入り、カワサキ「ゼファー」シリーズから始まった「ネオクラッシック」系のネイキッドが人気を博す中、当時のスズキからも様々なモデルが

登場するのですが、そんな中、過去の「GS1000」を彷彿?させるオートバイとして登場したのがこのスズキ「イナズマ1200」だったりします。またこの

モデルの大きな特徴として、1980年代で一旦終了してた「油冷式エンジン」を再度搭載してたところで、シンプルでスタンダードなフォルムにありつつ、

独自性を持ったオートバイであったと言えるところです。ただ、残念ながら登場したのが、1998年からで1999年には直ぐに廃盤となってしまいます。結局、

その後に直系の後続モデルは登場する事なく、代わりに油冷式エンジンを搭載したモデルとして「バンデット1200」が新たに登場し、このオートバイは最終

で2006年まで生産されることとなります。非常に短期間で生産が終了したこの「イナズマ1200」ですが、その要因として当時人気が出なかった事は間違い

無いのですですが(笑)現在の感覚でボク個人のイメージで言えば、今見て「そこまで悪くない」と言う印象を受けます。また、ちょっと面白いのが、後に

1つのカスタム例として挙げられるのが、あの名車となるスズキ「GSX1100S-刀」のエンジンをこの「イナズマ1200」のエンジンとスワップしてパワーを

上げる手法が定番化されてるあたりです。現在でも中古で「GSX1100S-刀」をフルカスタムした車両を見るとエンジンが油冷式になってるものを見かけます

が、これは全てこの「イナズマ1200」のエンジンを流用したものです。そんな使われ方をされてる「イナズマ1200」ですが、単体として見ても全然イケてる

気がします。カワサキっぽいカスタムなどにすれば、かなりカッコよくもなりそうです。しかしもっとお勧めするポイントとしては、何と言っても中古市場での

価格の安さです。特に安いものだと大体55万円あたりから、高くても70万円前後で取引されています。他の「ネオクラッシック」系のネイキッドと比較すると

劇的に安いのですが、ボクとしてはそれも踏まえてお勧めしたいんですよね(笑) で、一応詳細なスペックを見て見ますと、エンジンは油冷式4スト並列4気筒

DOHC4バルブで、正式な排気量が1.156cc、最高出力は100psで、最大トルクが10.0kgとなります。またガソリンタンク容量は満タンで18リットル、市街地

での平均燃費が大体17kmと言ったところです。さらにフレームはスチール製のダブルクレードル式で、車重は229kg、フロントフォークは正立式で、大系の

ダブルディスクにブレンボー製のキャリパーが搭載されています。キャブは機械式で、ホイールサイズは前後ともに17インチ、トランスミッションは5速MTで、

エンジン以外の注目点として当時、兄弟車に400ccモデルがあったのですが、実はフレームや足回りは同じものが使われてた点です。これに関しては400ccの

「イナズマ」が大きかったのか?それとも、この1200ccの「イナズマ」が小さかったのか?不思議な部分を持ってるところです。現在のリッターオーバー系の

ネイキッドやスーパースポーツは非常にコンパクト化される傾向にあり、大きなエンジンに小さな車体となっていますが、もしかするとこの「イナズマ1200」は

他車に比べコンパクトな部類に属する車両かもしれません。であるなら時代の先取りとなりますよね(笑) さて、今日はそんな若干、不人気車でもあるこの

スズキ「イナズマ1200」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)



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