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1990年代初期の2党!ホンダ・NSR250R(MC21) vs カワサキ・ゼファー400。(番外編vol.3921)

2024-04-10 00:00:27 | 日記

今日も唐突に始めますが、1990年代の初頭に現れた「時代を代表するオートバイ」と言えば、やはり、ホンダ・NSR250R(MC21)と

カワサキ・ゼファー400だった気がします。それぞれ違う流れやコンセプトで登場したモデルですが、まず、1990年に登場したホンダ・

「NSR250R(MC21)」は、それまでの2スト「レーサーレプリカ」の集大成に近い存在で、1980年代の流れを継続しつつ、通常進化

を遂げたオートバイで、非常にスタイリッシュで速く、また軽量で細かな部分まで最強を追求した2ストスポーツモデルだったと言えます。

逆に、1989年に登場したカワサキ「ゼファー400」は過去にあったモデルをモチーフに、新しいジャンル「ネオクラッシック」と言うもの

を構築した立役者だったりしますよね。1990年代初頭はまだ「中型バイクが主流」の時代で、どちらも若者を中心に人気を博していました。

で、まず先に「NSR250R(MC21)」ですが、初期モデルから数えて「3世代目のモデル」となります。搭載されてるエンジンは熟成が

進んだ、水冷式2ストV型2気筒で、吸排気システムに対して「PGM-F1の電子制御システム」を搭載したものでした。またフレームはアルミ

製のダイヤモンド(エンジン吊り下げ式)で、ホイールは前後ともに17インチ、フロントがダブルディスクにトランスミッションは6速MT、

車重が132kgで、最高出力が規制前で45psとなっています。更に「マスの中心化」を考慮し、バンク角を稼ぐ構造のガルアームが搭載され

ており、そのままサーキットに持ち込み限界走行が可能なマシンであった事が「峠」を主体としたローリング族に愛され、シリーズ中でも

1番売れたモデルとなります。逆に「ゼファー400」は、その時代を「ぶち壊す」かの如く、スタイルは1970年代をイメージさせるもので、

上手い具合に、足回りやパーツの一部を現代風にアレンジしたものでした。これが、驚くほどライダーの心を射止めて、絶大な人気モデルと

なって行きます。まさに「こんなオートバイを待ってた!」って感じだったですね(笑)。スペックに関してはエンジンが空冷式4スト並列

4気筒DOHC2バルブで、最高出力が46ps、車重は198kgで、トランスミッションは6速MT、ホイールは前後ともに17インチで、フレームは

スチール製のダブルクレードル式、要するにスタイル以外は取り立てて凄いと言うものではなかったですが、とにかくフォルムが素晴らしく

かつての名車カワサキ「Z1-2」を彷彿させるものでした。また個人的にもボク、実はどちらも所有した事があります(笑)。確か「ゼファー

400」は3型だったので新車で1991年に購入。また「NSR250R(MC21)」の方は1999年に5年落ちの「ロスマンズSP」を購入しました。

笑えるのが、ほぼ新車の様な状態で走行距離も2.000kmほどの上物だったのですが、たった25万円で購入した記憶です(笑)。要は1999年

の時点では「レーサーレプリカ」自体が完全に人気を失っており、更にオートバイ氷河期の真っ只中だった事もあり、激安で売られてたんです

よね。それでもボクの様な時代錯誤な感覚を持ってる人にしか買ってもらえなかったと言う感じでした(笑)。まぁ、どちらもオーナーだった

のですが「ゼファー400」は当たりを引いたのか非常に良かったですし、後にかなりカスタムして楽しみました。逆に「NSR250R(MC21)」

は、少し衝動買いしてしまった感があったので、直ぐに売ってしまいましたが、乗った印象は乾式がうるさいのと、ノーマルチャンバーなのに

メチャメチャ良い音をさせてた事、また初めて購入した「RZ250R(29L)」と比べ劇的に速いって印象です。さて、今日はそんな1990年代を

席巻させた2台をご紹介してみましたが、いかがだったでしょう!(笑)



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