未公開株詐欺で服役中の羽賀研二が、強制執行妨害で逮捕された。財産があるのに無いと見せるため、財産を妻の名義に移行し、離婚したためだ。財産のある人がよく使う資産隠しである。離婚した元妻の財産を差し押さえることは出来ないので、計画的な財産隠しであると証明する必要があるが、実際はかなり難しい。
未公開株の詐欺もよくある。株式市場に公開されていない株で、「上場されれば、必ず2倍になる。いや4倍の価値がある。今、買っておけば必ず儲かる」と言って出資させる。世の中に必ず「儲かる」ものなどない。もし、儲かるなら、そう言う人が買っているはずだ。我が家のようなつつましい暮らしのところにも時々、「必ず儲かる」という電話がかかることがある。
「全く、興味がない」と言うと、「お金が増えるのですよ。お金が欲しくない人はいません」と説教してくれる。羽賀研二に騙された人は気の毒だが、「儲けたい」と思った人もアホだと思う。金はコツコツ働いて得るもの。楽して儲けようと思う心が卑しい。3億7千万円も騙し取られたらしいが、それでもその人は生活には困らないのだろう。
秋篠宮の眞子さんの恋人、小室圭さんのお母さんの元婚約者が、小室母子のために支払った400万円を「返して欲しい」と言っているらしい。この人のことは知らないし、知る必要もないが、どういう経緯で週刊誌ネタになったにしても、バカな男だと思う。お母さんと婚約していたくらいだから、「愛していた」ということだろう。なのに、「金目当ての女性だと分かり、婚約を破棄した」と言う。
自分に人を見る眼がなかったからで、そのために息子の結婚が危機に瀕している。その責任は大きいと思う。もっと大きな気持ちで、「お金は返す必要はない。幸せになてくれ」と言って欲しいかった。お金に執着する人は、お金に呪われる。眞子さんと圭さんが愛し合っていて、どうしても結婚したいなら、みんなで応援してあげたいと私は思う。
明日はカミさんの実家で「新年の集い」があるので、ブログは休みます。