友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

居直る自分は困ったものだ

2022年04月30日 17時30分31秒 | Weblog

 クラブツーリズムから送られてきた『旅の友』を見ていたら、「大自然と希少な野生動物に出会う、世界遺産・知床半島岬クルーズ」が掲載されていた。ウトロ港から知床岬までの約3時間の乗船とあり、知床ウトロ温泉の「高満足度のホテル」に宿泊するとある。

 沈没した観光船に乗った人たちもきっと、こんな案内に胸躍らせて出かけたのだろう。知らない土地で知らないものを見るのは実に楽しい。ゆったりと温泉に入り、美味しいものを食べ、お酒を飲み、旅を満喫したのはコロナが流行する前までだった。

 誕生日会の仲間や出会う知人に、「何か楽しいことがしたいわね」と、カミさんは話しかけるが、「まだ先よねえ」と言われてショボクレている。誰もが閉じ籠り生活にウンザリしているが、だからといってこれを打ち破る行動に積極的に出ようとはしない。

 周りを見ながらという、日本人の習性なのだろう。これを個性が無いと非難する人もいるが、無難に生きていく知恵と評価する人もいる。みんなと違うことをすれば、非難されたり、ヘンな眼で見られたりする。その覚悟が無ければ、後できっと後悔することになる。

 ルーフバルコニーで、花の終わった鉢の土の入れ替え作業をすべきだと思いながら、なかなかその気になれない。明日は雨降りらしいから、作業に取り掛かるのは2日以降になる。黙々とひたすら行う単純作業はやり始めれば没頭できるのに、どうしてやる気が湧いてこないのか。

 眠って食べてテレビ見て本読んで、ボゥーと過ごしていてもいいのかと思いながら、仕方ないじゃーないかと居直る自分がいる。困ったものだ。

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健康的な褐色の肌は艶っぽかった

2022年04月29日 18時08分50秒 | Weblog

 昨日、カミさんに誘われて名古屋へ出かけた。夕方に着いたためか、人出は多かった。会社帰りの人や学校帰りの人などで溢れていた。街行く人の姿は、もうすっかり初夏になっていた。若い女性たちは、素足を誇るように闊歩している。

 大名古屋ビルジングの5階に設けられたイルミネーションの桜の庭を見る。圧倒的にカップルが多いが、それでも男同士や女同士でやって来るグループもあり、それぞれお気に入りの場所でポーズを取り、スマホで写真を撮り合っている。カミさんも孫たちに送るために写真を撮るのかと思ったら、「恥ずかしいから止めて」と言う。

 カミさんが指定の店はまだ時間が早かったのか、意外に空いていた。私たちの隣りに男女1組と女性1組が、お酒を飲みながら談笑していた。以前来た時も女性だけのグループが何組あったが、この店は女性だけでも気軽に入れるようだ。と言うより、性差は無くなったのだろう。

 午後7時を過ぎる頃から客が多くなった。会社員風のグループが目立つが、大学生のサークルなのかと思うグループもあり、ワイワイガヤガヤと賑やかさが店内に満ちてきた。「こういうレストランもいいけど、次回はもうちょっと落ち着いた和風の居酒屋がいいね」と、私が呟くとカミさんも素直に同意してくれた。

 帰りの電車も座れたが、目の前に短パンの女性が来て、これ見よがしの素足に見入っていいのか、目のやり場に困った。もちろん、しっかり観察させていただいた。真っ白な肌ではなく、健康的な褐色の肌は艶っぽかった。

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そこそこに生きていけるならそれでいい

2022年04月28日 15時49分23秒 | Weblog

 私の部屋は北側にあり、西側のルーフバルコニーに向かって、およそ150×150センチの窓がある。昨日の夕方、その窓枠の下のところから蟻が部屋の中へ行列を作っていた。部屋にエサを探しに来たのだろうか、私は急いでテッシュを濡らして一掃した。

 けれども蟻は、先遣隊の犠牲に構わず隙間から入り込んでくる。蟻の行列は一方通行のようだが、必ず何匹かは逆戻りして頭を突き合わせている。昆虫記にあったように、情報を伝達し合っているのだ。だったらここが危険なところだと知らせてやれば、蟻は侵入を止めるだろう。

 入ってくる蟻を半殺しにして、隙間の前に並べておいた。思ったとおり、隙間から出てくる蟻は仲間の死骸を確かめたり、半殺しでも生きている仲間を咥え込んだりしている。今朝見ると、窓枠の下の犠牲になった蟻は1匹もいなかった。

 私は平和主義者だが、自分の部屋を蟻に侵入されて傍観できるほど寛容ではない。自分の部屋はキレイにしておきたいのだ。ウクライナへのロシア軍の侵攻は人間同士の戦争だから、侵攻を阻止するには戦うしかないという主張も分かるが、それでは犠牲者が増すばかりだ。

 先遣隊の蟻を殺して死骸を並べて警告し、蟻の侵攻は収まった。蟻はこれ以上の犠牲を出さない選択が出来たのに、人間の方がそれが出来ないのは蟻よりも劣るのだろうか。ルーフバルコニーにたくさんの鉢を置き、草花を育てているのだから、蟻がどこかに巣を設けているのは仕方ない。カマキリやヤモリもいる。それぞれがそこそこに生きていけるならそれでいい。カミさんが「今晩は名古屋で食事よ」と言う。

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引っ掛かること2つ

2022年04月27日 17時35分22秒 | Weblog

 朝日新聞(4月26日)に、「昭和天皇とヒットラー並べた動画」の見出しがあった。記事は「ウクライナ政府の公式ツイッターとみられるアカウントが投稿した動画に、『ファシズムに負けない』という趣旨と共にヒトラー、ムソリーニに加えて昭和天皇の顔写真が掲載されていた」とある。

 磯崎官房副長官は記者会見で、「同列に扱うということはまったく不適切であり、極めて遺憾」と述べたが、なぜ不適切なのか説明していない。第2次世界大戦は、ドイツ・イタリア・日本の3国同盟が侵攻した大戦で、相手国ばかりか自国にも未曽有の死傷者と破壊を招いた。

 その責任者を掲載し、「ファシズムとナチズムは1945年に敗北した」と説明、プーチン政権のファシズム的性格を非難する動画である。事実に間違いはないと思うが、磯崎氏はなぜ昭和天皇を同列に扱うなと抗議したのだろう。昭和天皇ではなく、東条英機なら「ヨシ」だったのだろうか。天皇は操り人形であったとしても、軍の最高責任者であったのだから、何らかの責任を果たすべきではなかったのか。磯崎氏の会見は私には納得いかなかった。

 引っ掛かることと言えば、ロッテの佐々木投手の投球に主審が「ボール」と判定し、佐々木投手が思わずのけ反るような仕草をしたところ、主審が怒り顔でマウンドへ駆け寄ろうとし、捕手が間に入って止めるシーンをテレビで見た。

 主審は佐々木投手の行為は審判を侮辱したものというなら、「退場」を宣言すればよかったし、「あれはダメだぞ」という程度なら、チェンジの時に注意すればいいのに、テレビで見る限りは「遺憾」な行為だった。なぜなのかをはっきり言えないことはすべきではない。

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何人の親友に会えるのだろう

2022年04月26日 16時47分31秒 | Weblog

 中学生になった孫娘に、「学校はどう?」と訊いた。「楽しい」の答えにホッとした。「担任はどんな先生?」と訊ねると、「男。社会科の先生。嫌い」と言う。好き嫌いは仕方ないが、どうも孫娘は男性の先生と、小学校の時から馬が合わないようだ。

 命令的で断定的な口調の先生なのかも知れない。感性も思考も研ぎ澄まされていく時期だからとちょっと心配だ。孫娘はどちらか言えば、好き嫌いがはっきりしている。誰とでも仲良くして欲しいと思うが、「どうして嫌いな子と仲良くしなくてはいけないの」と噛みつかれそうだ。

 自分から心を閉ざせば、相手も閉ざしてしまう。自分が思っている以上に、本当はいいところがいっぱいあるかも知れない。相手の嫌なところばかり見ずに、いいところを見つけて好感を持って欲しい。そうすればたくさんの友だちに出会えるだろう。

 学校で出会う先生や友だちは、生涯の宝である。自分の幼さを知っているし、成長する過程も見てきた貴重な存在だ。私自身、学校で出会った友だちと今も付き合いが続いている。先生の記憶も残っているし、先生の家に遊びに行ったことも覚えている。

 先生たちは亡くなってしまったが、友だちは元気に暮らしている。私たちも高齢者だから、健康そのものとは言えないかも知れないが、会えばきっと、「おお、元気か」と言い合い、昔話に落ち着くことだろう。人は生涯で、何人の親友に会えるのだろう。

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おそらく今年が最後になるだろう

2022年04月25日 16時46分47秒 | Weblog

 市の税務課から送られてきている減免申請書を毎年書いているのに、どう書くのか思い出せない。昨年のコピーが、どこかにあるはずと探してみても見当たらない。完全にボケた。税務課へ出かけて行って、「どう書くのか忘れてしまいました」と、恥を忍んで伝える。

 担当者は気さくな人で、「おたすけさんですね。いつもお世話になっています」と言い、昨年のものを持って来てくれた。書きながらまた、ヘンなことを思ってしまった。私たちは収益事業を行っていないので減免申請をしているが、令和3年度の収入は3千円しかない。

 事業としても成り立っていない。全く恥ずかしいNPOである。昨年度はコロナ禍で井戸掘りの問い合わせはあったが、依頼はゼロだった。3千円は手押しポンプのピストンの修理代で、修理を請け負ってくれた仲間にそのまま支払ったから、NPOとしては収支ゼロである。

 NPO代表を務めている先輩は、「依頼がある限りは続ける」と言うが、80歳前後のジイジばかりでは本当に心許ない。若い人に技術を引き継ぎ、引退した方が良いのだろうが、井戸掘りで生活できる収入は難しいから、どうしても退職した人に頼むより他ない。

 井戸掘りのどこが楽しいのかと言えば、「ヨシ、ここで水を汲み上げてみよう」と、吸い管を入れてエンジンを回した時、ザアーと勢いよく水が出てくる瞬間である。ひとりでは出来なくても、仲間と作業した末に辿り着く達成感である。

 年老いても少しばかり残っている体力で、成し遂げたことへの喜びは大きい。けれど、誰も怪我をしないうちに、幕を閉じることも大切だ。おそらく今年が最後になるだろう。

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今なら少しは話しが出来るのに

2022年04月24日 15時44分31秒 | Weblog

 朝から雨が降っているからか、テレビが点けっぱなしになっている。相変わらずウクライナの悲惨な様子が報じられ、見ているとロシア軍の残虐さに怒りが湧いてくる。こんなにやられているのだから、反撃しなければもっとひどい目に遇うのではないか。

 「降伏するなんて、わざわざ餌食になるようなものだ」。そんな声も聞こえて来そうだ。「日本も欧米並みに軍事支援をすべきだ」。悲惨なウクライナを見れば、多くの人が「ロシアを叩き潰せ」と、声を上げたくなる。同情が、義憤が、ロシアへの怒りとなっていく。

 決して銃を持つべきではないと考える私も、ロシアの侵攻を止めるには武力しかないような気になって来る。しかし待て、それでは戦闘が拡大するのは必至だ。ロシアのプーチン大統領も、ウクライナのゼレンスキー大統領も、共に国家を総動員して戦う意思のようだ。

 人殺しなどしたくない者も、街をメチャクチャにしたくない兵士も、銃を構え砲弾を装置する。どうしてこんな矛盾が生まれてしまったのだろう。父も母も明治の生まれで、青年期に大正ロマンをかじったはずだ。なぜ大戦に突入していったのか、聞いてみたかった。

 父は昔、「勝てるはずの無い戦争だった」と漏らしたことがあった。けれど戦前は、それを口に出せば、アカだと投獄された。戦前も戦後も同じように教壇に立ち、どんな風に罪を償ってきたのだろう。今なら少しは話しが出来る年齢になったのに残念だ。

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エンジンはかかったのだろうか

2022年04月23日 17時38分21秒 | Weblog

 曇り空だからと思って、ルーフバルコニーで鉢の土の入れ替え作業をしたけれど、風が強くて作業は大変だった。久しぶりの作業のせいか、腰が痛い。年毎に働けなることを痛感せざるを得ない。土の中からミミズが出てくると、そっと他の鉢に移してやる。

 まだ、1センチにも満たないミミズはなんとか生き延びて欲しいと願って、出来るだけ元の鉢の土に戻す。仲間がいなくては増殖出来ないから、1鉢に2匹以上は入れておく。狭い鉢の中だからいつか出遭いもあるだろう。少しずつではあるが、ミミズも増えている気がしている。

 けれど、中にはどういう訳か、鉢から飛び出して干からびているミミズもいる。私が見つければ掴まえて戻してやれるが、残念ながら知らないうちに飛び出したミミズはアリのエサになっている。ミミズもアリも、どこからここへやって来たのか分からないが、生き続けているのだから大したものだ。

 17日の投票で、市長と市議が決まった。市長は市の財政危機の原因を追究し改善すると言明していた。市議の多数派も財政危機の責任からは逃れられない。多数派の市議たちは新市長を迎えて、戦々恐々となっていることだろう。これで本来の議会の在り方になる様にと見守りたい。

 自分の周りが何ということも無ければ、人は無関心でいることが多い。私もみんなでうまくやっていってくれと図々しく思っている。明日は、中学生になった長女のところの孫娘に入学のお祝いに出かける。既に昨日、試験があったようだ。「中学になったら勉強する」と公言していたけれど、エンジンはかかったのだろうか。

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久しぶりに先輩の嘆き節を聞いた

2022年04月22日 18時04分37秒 | Weblog

 井戸掘りのために、名古屋市中川区の現場を見せてもらうために出かけた。先輩が「ナビで行きましょう」と言うので、すっかりその気になって地図を見て確かめずに乗ってしまった。ところが「ナビの扱いが分からない」と言う。午後1時の約束なのに間に合うだろうかと不安になった。

 高速を使えば早く行けると思い、入り口で料金を払うついでに、「尾頭橋まで行きたいのですが、どこで降りたらいいのですか?」と訊ねると、地図を出してくれて、回り方まで教えてくれた。高速は60キロ制限なのにどの車も80キロで走行している。私が運転する先輩の軽自動車はブレーキが甘い。カーブは隣の車に跳ね飛ばされそうな気がする。僅か15分少々で目的地に着いてしまった。

 依頼主の家は大きな建物で、庭に樹木が植えられている。防災用というより水遣りに使いたいのだろう。知り合いから「8万円で掘ってもらったと聞いた」と言うので、私たちが掘って手押しポンプや電動ポンプを設置した現場の写真や説明などのファイルを渡し、「ご主人とよく検討してください」と言って帰って来た。

 せっかく3人で集まったのだからと、今後の打ち合わせを兼ねて喫茶店で話した。まだ3時前だったからか客は少なかった。ほとんどが男性の高齢者で、ひとりで週刊誌や新聞を眺めていた。高齢化は確実だが、話し相手もいないという人が増えているようだ。

 「寿命が来たなら早く亡くなれればいいが、長生きする人が増えるから、日本の国力は確実に下がる一方だ」と先輩は指摘する。「さらに格差も広がるだろう」と言うが、それを是正するのが政治の役目なのに、そんなビジョンは出てこない。「無能な政治家ばかりだ」と先輩は言うが、嘆いていても世の中は少しも変わらない。久しぶりに先輩の嘆き節を聞いた。

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今日の目的は全て完了した

2022年04月21日 18時29分19秒 | Weblog

 招待状をいただいていたので、久しぶりに名古屋栄まで車で出かけた。『玄々書展』は県美術館とばかり思い込んでいたので、県美の駐車場に入れて会場へと行ってみる。しまった。名古屋市中区役所にある市民ギャラリーだった。

 ところが中区役所の駐車場に入れようとすると、入り口でガードマンが「どこへ行くか」と聞く。招待状を見せるが、「障害者でなければダメだ」と言う。そんなバカなと思ったけれど、幸い私は障害者手帳を持っているので見せると、「会場で印を押してもらって」と紙を渡される。

 何だか嫌に難しくなった。会場の受付嬢に紙を見せ、「印をもらってくるようにと言われた」と話すと、全く要領を得なかった。帰りがけに、ギャラリーの担当の窓口に行き、「印を押していただけませんか」と訊ねると、その女性もよく分からないようで、上司に見せて印を押してくれた。

 区役所の駐車場は無料なので、ここに車を止めて出歩く輩がいるのかも知れない。午前中は雨も降っていなかったので、街を行く人はすっかり春めいた服装になっている。若い女性たちは、太もも辺りまで素肌を見せて闊歩している。男性たちには楽しい季節の到来だ。

 この後、どこかで食事をして、西枇杷島警察署へ行き、運転免許証を更新してもらうはずだった。私とカミさんの免許証にはマンションの棟と番号が無い。身分証明の時に見せても通用しないので、「書き込んで欲しい」と受付で言うと、「証明するものが無いと出来ない」と指摘される。

 私は障害者手帳で証明できるが、カミさんのためにマイナンバーカードを取りに家に帰ることになった。再び警察署へ出かけると、随分空いていて、サッサッとやってくれた。今日の目的は全て完了した。ヤレヤレである。

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