10月に5人の派遣メンバーが入ったんですが、その内の一人27歳の新婚さんのM田くん。
彼が急遽3末で撤退することになりました。
そもそもM田くんは一緒に入った他の派遣者とは異なり、紹介予定派遣と言って、お試し期間の半年を経て、見込みがあればプロパーとして受け入れることを条件に入った子なんです。
年も明け、そろそろプロパーへの手続きをするべくマネージャーが派遣会社にその旨を連絡すると、
「ちょっとその件でお話があります」と、派遣会社の営業からの返事が・・・。
マネージャーは「これって絶対ネガティブなネタじゃない？」とビビってたんですが、マネージャーの予想は的中。
「本人の意向で3末で契約終了したいとのことです。大変申し訳ないのですが、プロパー登用は白紙になります」
なんでなんでなんで？
うちの会社に不満があった？
仕事がきつかった？
人間関係とか気になったの？
と、あれこれマネージャーがきくと、びっくりするような事実が・・・（笑）
「家を建てるそうです」
「え？家？」
「はい・・・で、その、家を建てるので名古屋では働けない・・・ってのが理由だそうで・・・」
マネージャーは最初意味が分からなかったそうです（笑）
そりゃそうだよね。
家を買うのと、就職を取りやめるのがイコールだなんて訳分かりません（笑）
むしろ、家を買うから就職ってのが普通の感覚な気がしますよね。
なんでも奥さんのお父様が、敷地内の土地を分けてあげるから、そこに家を建てなさいと提案してくれたんだとか。
奥さんの実家は静岡との県境にある小さな街で、たしかにその街から名古屋に通勤するのは2時間はかかりそうです。
で、通えません ってのが辞める理由らしいです（汗）
今は、嫁の実家と名古屋の中間の街で賃貸のアパートに暮らしてるんですが、
「そもそも名古屋は車通勤できないので最初っからちょっと不満でした（笑）電車と地下鉄乗り継いで、なんやかんやで1時間半近くかかるなんてありえないっす。僕、車で通える会社が良かったんですよねぇ（笑）」
みたいなことを本人は言ってるそうです（汗）
いや、あのさ、君は渋滞というものを知らないのか（笑）
その昔、私は旦那と一緒に地元の街から名古屋まで車で通勤してましたけどね、むっちゃくちゃ渋滞するの知ってるから、早めの６時半に家を出てたっての！
自分の家から名古屋まで、車なら1時間以内で来れるなんて思うなよ！
結局電車のほうが早くなるんだっての！
なぁーーーーにが、車通勤希望 じゃ！
そんなのねぇ、従業員駐車場をでーんと構えた名古屋から遠く離れた街のでっかい工場しかないわ！っての・・・あっ！
そうか。
そゆことね。
なるほど。
奥さんの実家の街は、そういうでっかい工場があるかもしれんね。
で、土地ももらえると。
はいはい そうですか。
プロパーになるなる詐欺だ！
と、マネージャーたちはお怒りです（笑）
怒るのもごもっともで、プロパーになる人材だから ということだったので、最初から大型プロジェクトに参画させ、育成枠として教育メインで指導してきたのです。
最初に振られるPCキッティングや、ネットワーク装置を山程設定するような仕事はさせず、中途入社の教育カリキュラムとほぼ同じ環境を与えられ、一緒に入った派遣者がヒーヒー言って残業する中、毎日ほぼ定時でしれーっと明るく帰宅していたのです（笑）
それもこれも、半年後にはプロパーになる子だから です。
なんだかねー妙だなぁー とは思ってたんですよ。
プロパーになることを前提に入ってきた割にはチームのみんなに馴染もうとしていなかったんです。
飲みに誘われても家が遠いことを理由に断っていたらしいし、直属のリーダーとの面談の場でも積極性がまるでなかったそうで、なにを聞いても
「特にありません。不満はないです。頑張ります」を繰り返していたそうです。
あと有休消化が早くない？
って思うほど、3ヶ月の間に最初に与えられる10日間を使い切っていました。
入ってくる前から嫁の実家の土地に家を建てることは決まっていて、年が明け、いよいよ地鎮祭くらい済ませたタイミングで切り出したんじゃねーの？と疑いたくもなります。
所属の派遣会社の登録も3末で辞めてしまうらしく、完全に名古屋地区からは撤退し、嫁の実家の近くで職探しをするそうです。
職ありき、次が家 と思ってた私はめちゃめちゃびっくりしています。
家があっても職の安定がなかったら意味ないんじゃないの？
まぁ、人の価値観は千差万別。
いい会社に入っていいお給料をもらう
そんな、私達が当たり前に感じていた価値観はZ世代にはまるで通用しないのかもしれませんね。
彼が急遽3末で撤退することになりました。
そもそもM田くんは一緒に入った他の派遣者とは異なり、紹介予定派遣と言って、お試し期間の半年を経て、見込みがあればプロパーとして受け入れることを条件に入った子なんです。
年も明け、そろそろプロパーへの手続きをするべくマネージャーが派遣会社にその旨を連絡すると、
「ちょっとその件でお話があります」と、派遣会社の営業からの返事が・・・。
マネージャーは「これって絶対ネガティブなネタじゃない？」とビビってたんですが、マネージャーの予想は的中。
「本人の意向で3末で契約終了したいとのことです。大変申し訳ないのですが、プロパー登用は白紙になります」
なんでなんでなんで？
うちの会社に不満があった？
仕事がきつかった？
人間関係とか気になったの？
と、あれこれマネージャーがきくと、びっくりするような事実が・・・（笑）
「家を建てるそうです」
「え？家？」
「はい・・・で、その、家を建てるので名古屋では働けない・・・ってのが理由だそうで・・・」
マネージャーは最初意味が分からなかったそうです（笑）
そりゃそうだよね。
家を買うのと、就職を取りやめるのがイコールだなんて訳分かりません（笑）
むしろ、家を買うから就職ってのが普通の感覚な気がしますよね。
なんでも奥さんのお父様が、敷地内の土地を分けてあげるから、そこに家を建てなさいと提案してくれたんだとか。
奥さんの実家は静岡との県境にある小さな街で、たしかにその街から名古屋に通勤するのは2時間はかかりそうです。
で、通えません ってのが辞める理由らしいです（汗）
今は、嫁の実家と名古屋の中間の街で賃貸のアパートに暮らしてるんですが、
「そもそも名古屋は車通勤できないので最初っからちょっと不満でした（笑）電車と地下鉄乗り継いで、なんやかんやで1時間半近くかかるなんてありえないっす。僕、車で通える会社が良かったんですよねぇ（笑）」
みたいなことを本人は言ってるそうです（汗）
いや、あのさ、君は渋滞というものを知らないのか（笑）
その昔、私は旦那と一緒に地元の街から名古屋まで車で通勤してましたけどね、むっちゃくちゃ渋滞するの知ってるから、早めの６時半に家を出てたっての！
自分の家から名古屋まで、車なら1時間以内で来れるなんて思うなよ！
結局電車のほうが早くなるんだっての！
なぁーーーーにが、車通勤希望 じゃ！
そんなのねぇ、従業員駐車場をでーんと構えた名古屋から遠く離れた街のでっかい工場しかないわ！っての・・・あっ！
そうか。
そゆことね。
なるほど。
奥さんの実家の街は、そういうでっかい工場があるかもしれんね。
で、土地ももらえると。
はいはい そうですか。
プロパーになるなる詐欺だ！
と、マネージャーたちはお怒りです（笑）
怒るのもごもっともで、プロパーになる人材だから ということだったので、最初から大型プロジェクトに参画させ、育成枠として教育メインで指導してきたのです。
最初に振られるPCキッティングや、ネットワーク装置を山程設定するような仕事はさせず、中途入社の教育カリキュラムとほぼ同じ環境を与えられ、一緒に入った派遣者がヒーヒー言って残業する中、毎日ほぼ定時でしれーっと明るく帰宅していたのです（笑）
それもこれも、半年後にはプロパーになる子だから です。
なんだかねー妙だなぁー とは思ってたんですよ。
プロパーになることを前提に入ってきた割にはチームのみんなに馴染もうとしていなかったんです。
飲みに誘われても家が遠いことを理由に断っていたらしいし、直属のリーダーとの面談の場でも積極性がまるでなかったそうで、なにを聞いても
「特にありません。不満はないです。頑張ります」を繰り返していたそうです。
あと有休消化が早くない？
って思うほど、3ヶ月の間に最初に与えられる10日間を使い切っていました。
入ってくる前から嫁の実家の土地に家を建てることは決まっていて、年が明け、いよいよ地鎮祭くらい済ませたタイミングで切り出したんじゃねーの？と疑いたくもなります。
所属の派遣会社の登録も3末で辞めてしまうらしく、完全に名古屋地区からは撤退し、嫁の実家の近くで職探しをするそうです。
職ありき、次が家 と思ってた私はめちゃめちゃびっくりしています。
家があっても職の安定がなかったら意味ないんじゃないの？
まぁ、人の価値観は千差万別。
いい会社に入っていいお給料をもらう
そんな、私達が当たり前に感じていた価値観はZ世代にはまるで通用しないのかもしれませんね。
