ベンポスタこども共和国
「スペインからの手紙」という映画をVTRで見ました。浜松市立図書館にあったのですが、SHV松竹ホームビデオとなっています。脚本・監督は朝間義隆さん、演ずるのは緒形直人さん、源啓介さん、原田友世さんなどです。
父は家を出ていて、母も亡くなった男の子が、かつて見たことのあるベンポスタこども共和国でサーカスをしたいと、兄に連れられてスペインのそこに行って、1年後にそのサーカス団の一員として日本公演をするために帰国する、という話です。
スペインに行った時に通訳をしてくれた日本人役を原田さんが演じています。現地の人々も出てきます。
ドラマとしてどれだけ好い出来かは知りません。私は以前から名前だけは聞いていたベンポスタこども共和国のことを少しでも知りたかったのです。そしてその目的は大体果たされました。
これはカトリックの神父が主催している共同体です。広い敷地に自分たちで建てたであろうと思われる建物がいくつもあり、そこで共同生活をしているのです。カトリックのことですから、仲間からの寄付もあるでしょうが、サーカスが一つの収入源になっているようです。
日本でもヤマギシ会などが同じような事を目指しましたが、失敗したようです。ヤマギシ会は一時は盛んでしたが、その成功がかえってアダになって変質したようです。世間の批判を受けて、今はどうなっているのでしょうか。新聞にもあまり載らなくなりました。
カトリックは昔から修道院などの経験が豊富です。無理な人集めもしていないようですが、世界中からこどもが来ているようです。
大した感想も書けませんが、この映画と、何よりもベンポスタこども共和国の名前も知らない方もいるかなと思って、お知らせした次第です。
(2003年04月02日発行)
関連項目
「生きているこども共和国」
「スペインからの手紙」という映画をVTRで見ました。浜松市立図書館にあったのですが、SHV松竹ホームビデオとなっています。脚本・監督は朝間義隆さん、演ずるのは緒形直人さん、源啓介さん、原田友世さんなどです。
父は家を出ていて、母も亡くなった男の子が、かつて見たことのあるベンポスタこども共和国でサーカスをしたいと、兄に連れられてスペインのそこに行って、1年後にそのサーカス団の一員として日本公演をするために帰国する、という話です。
スペインに行った時に通訳をしてくれた日本人役を原田さんが演じています。現地の人々も出てきます。
ドラマとしてどれだけ好い出来かは知りません。私は以前から名前だけは聞いていたベンポスタこども共和国のことを少しでも知りたかったのです。そしてその目的は大体果たされました。
これはカトリックの神父が主催している共同体です。広い敷地に自分たちで建てたであろうと思われる建物がいくつもあり、そこで共同生活をしているのです。カトリックのことですから、仲間からの寄付もあるでしょうが、サーカスが一つの収入源になっているようです。
日本でもヤマギシ会などが同じような事を目指しましたが、失敗したようです。ヤマギシ会は一時は盛んでしたが、その成功がかえってアダになって変質したようです。世間の批判を受けて、今はどうなっているのでしょうか。新聞にもあまり載らなくなりました。
カトリックは昔から修道院などの経験が豊富です。無理な人集めもしていないようですが、世界中からこどもが来ているようです。
大した感想も書けませんが、この映画と、何よりもベンポスタこども共和国の名前も知らない方もいるかなと思って、お知らせした次第です。
(2003年04月02日発行)
関連項目
「生きているこども共和国」