1、第1の意味はもちろん「他称の人代名詞」であり、「遠称の指示代名詞」です。
2、第2の意味として、学研の「国語大辞典」によりますと、「『何』と対応して、ばくぜんとした事柄を指す語」というのがあります。
用例として、「娘の嫁入りや何やかやでひどく生活が苦しかった」(中山・厚物咲)が挙げられています。
この第2の意味では「か」ではよくなまって「かん」と言うことも多いと思います。
3、第2の意味の語法をいくつか挙げておきたいと思います。
(1) 何(なん)とかかとか(何とかかんとか)言って逃げる
(2) 何(なん)のかのと(何のかんのと)ごまかす
(3) 何本とかかん本とか言わないで
(4) ~云々(うんぬん)かんぬん
2、第2の意味として、学研の「国語大辞典」によりますと、「『何』と対応して、ばくぜんとした事柄を指す語」というのがあります。
用例として、「娘の嫁入りや何やかやでひどく生活が苦しかった」(中山・厚物咲)が挙げられています。
この第2の意味では「か」ではよくなまって「かん」と言うことも多いと思います。
3、第2の意味の語法をいくつか挙げておきたいと思います。
(1) 何(なん)とかかとか(何とかかんとか)言って逃げる
(2) 何(なん)のかのと(何のかんのと)ごまかす
(3) 何本とかかん本とか言わないで
(4) ~云々(うんぬん)かんぬん