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“Partnership” '18-7-31

2018-07-31 01:18:19 | Massy's Opinion

★Megu's Sport

 ・Another gorgeous day in Paradise…! 夏のCalifornia、毎日、いい天気。暑くても、湿気がなくて、陽射しが強い。一日最低1時間(週末は最低3時間)は、アウトドアのアクテビティをしている。これが、私の幸せなひと時、充電の時間、Mental Healthに必要不可欠。

・そこで、今月は、Partnershipについて。友達、仕事のパートナー、トレーニングパートナー、ライフパートナーと様々な人間関係がありますが。その中で、人によって、それぞれ“好みのタイプ”と言うものがあるわけで。私の好みを、経験に基づいて語って見ましょう。

 ・仕事のパートナー:今の仕事の形態は、日本ではあまりない形態。個人事業主が集まって働いている仕事場。パートナーというよりは、みんな平等な立場にいる仕事仲間という感じ。その中で、付き合いの長さや、お互いの信頼関係で、関係が成り立っている。15年以上、一緒に働いている人が多いのに、仕事場の外での付き合いがほとんどない。仲が悪いってわけじゃなくて。私としては、仕事とプライベートの距離がおけてて、いい距離感だと思う。お互いのプライベートのことは、そこそこ知っている人は数人。この数人の共通点は、仕事場に長時間いるので、顔をあわせる事が多い;お互いのトレーニングの仕方を知っていて、尊重しあっている;質問・疑問があれば、意見を出し合って、解決;競争心がないって事。これが、好みになるのかな。うちの親父は、いつも“売上げはどうか”とか、“誰が一番時間数働いてるのか”とかいうことを、聞いてくるが、うちの仕事場では、個々が、それぞれのレートを設定していて、どれだけ働きたいか・収入が欲しいかっていう目標が違う。ので、親父のような日本商社の考え方・評価の仕方が、適応されない。

 ・トレーニングパートナー:一番大切なのは、NOT ANNOYING to each other. お互いに、ウザくないって事。仕事場では、そういう人を、多少我慢をするか、無視するか。トレーニングは、キツイのは、キツイけど、ストレス解消の楽しい場所。そこで、ストレスが貯まるような人に、対応したくないもので。例えば、いつも一緒にバイクを乗ってる友達。好みというより、性格が似ているもの同士のグループ。お互いの強いところ、弱いところを知っている。乗り方の配置、道の内側・外側、どっちが好きか知っている。プッシュする場所、楽に行く場所を知っている。と、効率的に楽しくトレーニングができるわけ。別に、お互いのテンポや能力が違ってもいい。一緒にスタートして、ここのペースで走って、同じぐらいの時間に終わらせるとか。“一緒に”っていうのが大切。ちょくちょく、キャンセルする人は、ダメ。たまに、よく知らない人とバイクやランに行くと、やたらと喋る人や、エチケットのない人がいたりして、ムカついて、ストレス解消のはずなのに、逆にストレスの溜まる場となってしまう。波長が合う、Accountable, エチケットをわきまえているっていうのが、一緒に時間を楽しめる人、良いトレーニングパートナーになりますね。

 ライフパートナー:いやいや、まだ単身なんで、偉そうなことは言えませんが。でも、忙しい毎日を送っている中で、ストレスの溜まるような関係にいるよりは、よっぽど独り身の方が、気楽でいいもんだと思ったり。まあ、様々な機会に、様々な人々と会う機会あるわけで。この中で、思うこと… NO-NOなのは、自分を大きく見せるような人、自分のことを愛ししすぎてるような人(自分の事ばかり話すやつ)、Name-Droppingする人、仕事以外にPassionateな事を持ってない人。BORING…  これね、“自分を大きく見せるような人”って、日本人には、たまにいるけど、まれ。日本人って、謙遜しすぎ。特に、うちの母ちゃんの世代。褒められると、“ありがとう”じゃなくて、“そんなことないですよ”の否定から入る。これも、また問題。この中間ぐらいの人がちょうどいい。トレーニングパートナーと同様に、ウザくない人。波長が合う人。一緒に時間を楽しめる人。…and accountable. 自信はあるけど、Humbleな人。自分の好きなことを持っている人。で、押し付けがましくなく、それについて話せる人。新しいインプットを交換できる人。Well, that's a long list of things….


“国会終わる...”   ‘18-7-24

2018-07-23 21:14:54 | Massy's Opinion

★Massy’s Opinion

 ・何か訳の判らない内に臨時国会も終わってしまった。まあ、解りやすい事と言えば、「カジノ解禁」「森・加計問題の結論なし...」

野党の「内閣不信任案提出」ももちろん否決。立憲民主党の枝野さんの演説も時間は長かったようだが、テレビの中継もないし、本当に聞いている人は居たのだろうか?全く力のない野党である。

・余りにも問題が多すぎて、今の国民に何が大事なのかも伝わってこない。週刊誌では食品の添加物問題、あれだけの商品を羅列したら、された生産者も何とか言ったらどうなんだろう?週刊誌の中身をよく読んでみると、大見出しのタイトルとは大分中身が違う。兎に角、国民は自給自足の戦争中の体制に入らないと生活していけなく無くなってしまう。地球全体が異常気象に成って居るし、不安ばかりが先立ってしまう。幾ら世の中が進んだってスマホだけで生活を支えてくれる、モノではないし...

・お天道様だけは、我々生物に関係なしに回転を続けて行く。国会も同じように自分たち議員の論理になかで進んで行くようだ。一般国民の直面している諸問題とは、全然かけ離れた物事が決って行く。そして、自意識の中に大事なものを忘れて、使ってはならない言葉を使い、自らも奈落に落ちる「小池百合子さん」一体国会議員の時にどこを向いて居たんだろう?加えて学歴詐称本当に選挙民を胡麻化して来たとしか思えない。

・いろいろと現状に至る政界のレベルのダウンは小泉さんの「郵政民営化」、もっと遡れば「公社五現業」の民営化から始まっているのだろう。小泉さんが経済の知識が豊富だとは思えず、そこに竹中平蔵さんを重用した。規制緩和により自由競争を活発にするこれは間違いだとは思はない。然し、制にはいい面もあるので十分に検討してから遣るべきだったと思う。一番いい例がタクシ業への参入緩和だ。結果的には、新規参入による大増車、経営悪化、そして、減車だ。佐高信さんの意見に全く賛成である。

・安倍ノミックス掛け声はいいが、結局はマイナス金利も従来の経済感覚を惑わせただけで、一つも成果は表れない。先日、慶応経済学部名誉教授の深尾先生の講演をお聞きしてきたが、演題は、マイナス金利の終わりをどうやって閉めるか?と言う話だった。

・東北大震災、今回の未曽有の大雨による大災害、自民党の災害当日の宴会、兎に角、今の日本はリーダー・シップの欠如は救いがたい。自動車業界の完成検査問題、日産などはあの格調の高かった人々は如何したんだろう。トップの責任の取り方に「起きた問題の責任を取る」のではなく、「再発防止をすることが、責任を取ることだ」と言う考え方がまかり通っている。おかしな話だ。

・さて、少し話題を変えよう。僕は、親父が22歳の時の子供、親父は、52歳で病没した。当時、部品商を営んでいたが雇人は住み込みが3人とほかに通いが3人だったかな?そんなに親父が早く亡くなるとは考えても居らず、一応お店は株式会社にしてあった。僕は東京日産に勤めていたが、折からの国産自動車ブーム、売る車が足りなくて仕様がない時期だった。仕事は日産メーカーからの仕入れと営業部門やお客様への配車、入社当時月販600台位の販売が親父の死んだ頃には2500台位に成って居た。まあ、残業なんて週45時間位だった。親父の葬式は菩提寺の安蓮社でやったが僕が喪主で、200人位の参会者があった。葬式の最後に喪主である僕の挨拶をシーンとした雰囲気で待たれている。要するに、僕が会社を「どうするのだろう?」「店を継ぐのか?」と言う事が最大の関心事だった訳だ。勿論、家中でそんな話をして居る訳ではなく、僕は「増田商会は部品商を遣っていきます」と挨拶をした。これで参列してくれた人々は安心して散会となった。皆、取引に関係があるので、「弘がどんな話をするんだろう?」債務の事が最大の関心事だったのである。親父は弟二人、雇人の2人に店を出さしていたりしたので、後継者が商売仲間の中心的話題であり、あの時のお集りになった人々の「あの雰囲気」未だにはっきりと覚えて居る。さて、その時、会社の野球部の先輩主計課長から「マス、お前 部品屋の事、役員は辞めておけ」と言われた。もうすでに自動車業界は部品商が成り立たなくなる時代に成って来ていた。これは、良く頭に入って居た、そこで、会社の儘、ワイフが出来る商売に替えたのである。それが、喫茶店で当時は新聞にも取り上げられた。たった10坪の店である。この時から、僕の好奇心は必要に迫られて勉強し始めた。一番初めは藤田伝商事、当時三越に店を出し「マクドナルド」で画期的業績を上げていた。店舗開発部の女子社員が、「当社が出店する条件は、最低30坪、土、日が50%効かないところはダメです」と答えてくれたが、土、日の50%の意味が解らなかった。店を始めて、予算を立てたが、当時は一ヶ月25日稼働で考えた。段々時代の移り替わりで土曜日の休日が増え始めた。25日稼働は23日稼働で考えざるを得なくなって来た。此の25日稼働から23日稼働への2日間は約10%に当たる訳である。普段の営業時間を増やさざるを得ない。今、年間休日がこんなに増えて、本当に商売は厳しく成って居る。結局、長時間労働にならざるを得ない。先日、ゴルフに行った時、バックはヤマト便に頼んだ。帰りヤマト便の事務所へよったら、赤い郵政の軽自動車がバックを取りに来た。驚いた。郵政民営化で所謂、車持ち込みの人がヤマト便の下請けをしているのである。郵政が公社だった時にはこう言うことは出来なかった筈である。郵政も民営化で随分と商売気が出て来た、しかし、下請けが自由に使えるようになり、結局は弱い者へのシワ寄せ出ている。偉い人の考えることは、結局本当の人々のために成って居ないのである。自民党初め議員の方々は、次の選挙に向けて動き出し、地元では安倍さんの森、加計問題のしわ伸ばしに大変だろう。野党も同じかもしれない。世界中で同じような問題が起こっている。一層の事、国会議員を1/3位にして、スマホで賛否を問うような事にすれば、政府の財政も健全化するのではないか?国会やニュースを見たり、聞いたりして、本当に将来を憂いてしまう。

 

 

 

 


“暑中お見舞い To Mr,T,Fukui” ’18-7-17

2018-07-16 18:55:53 | Massy's Opinion

Massy’sOpinion

 前略

福井さん 不純な天候の後に、連日の酷暑体に応えますね。お変わり御座いませんか?僕もめっきり今年の異常気象に振り回されて、体調何となく不調です。六大學リーグ戦もまあ、優勝は良かったものの、早慶戦で早稲田に負けて、何となく締まりのない優勝だった様な感じです。

此の所は、高校野球と大谷の出る時のMLBを見ながら、午前中が過ぎて行きます。ゴルフも仲間が全然居なく成りました。電車で行くのもどうも億劫だし、今年は一度しかやっていません。それも、未亡人二人と生まれて初めてゴールド・テイーでやりました。気分的には抵抗が強かったのですが、女性軍はコーチについているし年齢は皆後期高齢者ですが、元気のいい事、飛距離も変わらないし負けました。世の中変わりましたね。

処で、福井さん未だ、ロング・ドライブされています?僕は土曜日に3度目の高齢者講習を受けに「尾久自動車学校」へ行ってきました。昭和33年以来のお付き合いで昔は荒川の尾久にありましたが、今は東小金井に引っ越して40年に成りましょうか?当時は、東京球場がありましたし、別当さん初め荒川博さん、王さんも尾久さんで免許を取った筈です。先代の塩地社長はゴルフの手ほどきをして貰ったり、東京日産、東日リース,日産特販と会社を変わるたびに夫婦で送別会をして頂きました。社長はプレジデントを乗って居られましたが、お金の問題で無く、従業員対策上いつも中古車しか買われません。それで、僕はカタログ取材車が出るとお知らせして代替して頂いたものです。僕の父も部品商をしていた時、絶対に中古車しか買いませんでした。

さて、そんなご縁で近くに教習所は在りながら東小金井まで行って居る訳です。受講者が集まれば話題は自然と認知症検査の方へ流れる。話の様子では、僕が最高齢でしょう。何人か集まれば必ず知った過振りをする人が居る、そして一人職業運転手の様な人が居て認知症の気があるようで凄く心配をしていました。テスト後、一時間ばかり待たされて、通信簿の交付です。チョット時間が足りなくて回答を書き切れないところがあって心配でしたが87点で合格でした。やっぱりホットしました。

この間、応援団の有志による「慶応義塾を歌い継ぐ会」と言う会がありまして既に第7回目です。慶応の応援歌を古い歌から歌いっぱなし...同期の友人が「聞きたいから連れて行ってくれ」言うので行きました。銀座サッポロライオンで4000円、140人位集まりましたが、何と僕ら3人が一番年長、本当にテレビ観戦が良いですかね。ゴルフに行かない代わりに月二度ライブハウスに行くことにしています。サパオさんの出ている処には未だ行っていませんが、歌手中心で行くとこを決めています

近況はこんな状況ですが、自動車に関する僕の持論、ご存知の通りですが、最近ロシアの人が「右ハンドル」と言う本を出しました。日本の中古車を買ってくれた人が日本の中古車を高く評価して、ロシアの右側通行、日本製の中古車の輸入禁止に反対の意見を書いているようです。小説ですが、何か賞を取ったようです。又、読んだら読後感を書きますが、昨年末から自動車関連の本が6冊位出ています。昨日のNHKのテレビ「朝イチ」でも何だか良く解りませんがハンドルの話が出ていました。どこかの大学の先生が説明していましたが、Wikiに出ている内容のレベルでした。ミヤンマーでは完全に右ハンドルの輸入は禁止に成って居るので、韓国、中国の中古車が飛ぶように売れているとの事です。いろんな産業とITが進んで行くので本当に如何なるのでしょうかね?いい時代に過ごせた事に感謝ですが、未来の日本が心配です...雑文失礼しました。近況お知らせまで。

                                                         早々

                                                                                                                    Massy

 

 

 

 

 


”イチローと祥平“    ’18-7-10

2018-07-09 20:08:11 | Massy's Opinion

★Massy’s Opinion

・7・3 日本時間 エンジェルスVSマリナーズのMLB実況放送があった。まあ、日本人には、馴染みのチームで、僕自身には、たまらないカードだ。しかも、大谷祥平選手が約一月ぶりにベンチ入りすると言う嬉しいニュース。兎に角、「大谷君は今シーズンどれだけやれるかな?」と言う事が一番の期待であった。その間、ピッチャーとバッターの掛け持ちについて、張さんの「喝!」論議。僕自身も「我、もし監督ならば...如何するだろう?」って言うような考えから本当に興味深々であった。日ハム栗山さんは、短い期間であったが、非常に巧い使い方をしていたと思う。

でも、大リーグへポスティング制度を使って移籍することを前提に大谷を使って居たと思う。日本で見ていた当時は、「凄い素質に恵まれた選手だな」と言う感じで何しろあの体格だからちょっと初めから離れた目線で見ていた。今度は、MLBで本格的にプレーする訳で、「本当に2刀流が良いのか?一刀流が良いのか?」結論付けなくてはなるまい。

・さすがに3日のバッティングは三振2個打つボールが狙い外れだったような見逃しだの詰まり気味の打球だった。4日は4打席2安打思ったより早い対応で、彼の非凡さを見せてくれた。これで、いくと「指名打者」でヅ~っと使われてしまうのではないだろうか?

・やがてこの一刀流、二刀流の判断は、祥平が自分自身で付けなくてはなるまい。今の祥平を見ていると、マダマダ体は子供、筋骨隆々の大リーガーの中ではひ弱さが残っているように感じられる。先日、張さんが「もっと走りこめ」と言っていたが、これも体つくりをしろと言う意味だと思う。江本さんが何かに同じようなことを言って居たが、さすが、「エモやんも国会議員をやっただけあって、今までの野球選手出の議員の中では「良い話し方」をしているなと思った。今日の試合前の練習時に、祥平がイチローの所へ挨拶に行っていたが、勿論、「どうする?」「こうする」と言う話なんぞ出来る訳もない。

・ドクターの最終診断結果が出て、「投手としてやれるのか?」「高額なギャラが欲しいのか?」「野球が好きだから一年でも長くMLBにいたい」「何か記録を作りたい...」のか?「投手と打者と両方で記録を作りたいのか?」本人が考えるだろう。

・僕は、イチローの意見を尊重するべきだと思う。(当然でしょうー)しかし、祥平の今回の負傷は、僕は思ったより、早く回復したなと思っている。イチローが「如何してバッター専門になったか?」故仰木監督、中田コーチ二人とも居なく成ったが二人の意見をお聞きしたいものだ。

右投げ、左打ちは「右ひじを一番使うのである。要するに、右ひじに負担が掛かる」そこの負傷だけに心配するのである。祥平君に聞きたいが、「何時から左打ちになったの?右でも打てる?」「右投げ左打ちの人もゴルフは右が殆ど...」「バッティングを右打ちにすれば右ひじへの負担は減ると思うよ。フアーストまでのスピードは君の脚力ならあまり影響はないのでは?」今、慶応のショートに瀬戸西君と言う選手が居る。彼は「左右打ち」で登録をされているが、春のシーズンは左投手でも左打席に立っていた。何か理由があるのだろう。勿論、彼の打力は強くない。

旧文になるが、向井万紀夫先生の一文に「右投げ、左打ち」の事が書いてある。僕のブログに載せてあるが、参考までに添付しよう。僕らの同期榊原君の発案で20年前に「21世紀の会」と言う会を作った。昨年、その会に元ベイスターズの山下大輔君が入会してきた。彼は、ベイ一筋、今度退任したが、コーチでドジャースに一年行っている。「向井先生と山下大輔君」にトークショウをやって貰ったら面白いなと思っている。タイトルは「イチローVS祥平」右投げ、左打ち将来どうするの祥平君?

P,S

“Letter to 向井万起男先生”  ‘16-11-22

★Massy’sOpinion

’16-11-16朝日新聞の夕刊に向井先生の連載記事で「大リーグが大好き」「唯一無二の打法を駆使する男」(下)が出ていた。その文中に...「右利きの人が左打者になると体各部の軸を巧く回転させてスイングすることが出来なくなる場合がある。左利きの左打者(の一部)に特有の優美なスイングが出来る右利きの左打者は極めて少ない」(中略)「右投げ左打ちのイチローは大リーグ史上、唯一無二の打法を駆使していると私は思う」(以下略)と言う一文が書かれている。向井先生が大リーグ好き、イチロー好きなのは良く解かっているが、何言おう此の僕も全く同じである。

さて、僕が右投げ左打ちになったのは中学2年の頃かな?初めてアメリカの3Aのプロチーム,オドール監督率いるサンフランシスコシールズが来日したが、その時の一塁手スタインハウアーを見たときに憧れて左打ちに成ったのである。成蹊中のチームは僕を含めて3人の右投げ、左打ちが居て、当時としては相当キザで割合と強いチームだった。一人は早稲田のスーパーOB伊丹安広さんの息子さんだった。後に慶應高校の野球部では、同級生で、復活早慶戦時のキャプテン、三田倶楽部会長を勤められた山岡鎌太郎さんのご子息が右投げ左打ちだった。どうも、二人とも「野球は左で打つもの」と初めから教えられたようだが、親御さんとすれば「一塁へ速く着く」と言うことで、野球を始めた時から左打ちを教えたのではないか?大学へ入ると2年上級生に一人、1年下には、富山、西辻、山田(皆出身校の4番である)等が居た。処が当時の監督阪井さんは、どうも右投げ左打ちがきらいだったようだ。2年上の人たちは左利き(左投げ)が多く、皆、ピッチャーで4番の人ばかりで、外野を兼務していた。勿論、プロに進んだ人が一人、ノンプロで活躍した人ばかりである。その中で鐘紡へ行った多胡さんは監督の信用が厚く、左のキャッチャーだの、セカンドを練習させられた事もあった。その位、バッティングが良かった、と言うよりは巧かったのである。特にレフトへの流し打ちは、右利きの左打ちは一般的に巧くない。(今は練習方法も量も違うので、左に綺麗に打つ人も多いが...)正に、向井先生の言われる如く、美しさと言うことは、先ず感じられない。僕もイチローは好きだし、昔の阪急が大好きだった。同期の中田君が阪急に入っていたが、「おもろい奴が来たぞ...直ぐ一軍に上がるは...」(当時、二軍監督?)と言って、野球帽とイチローのサイン入り色紙を持って来てくれた。彼もイチローがこれ程の成績を残すとは思っても見なかっただろう。「右投げ左打ち」と本来の「左利き左打ち」との違いを取り上げた向井先生の記事には鋭い鑑識眼に敬意を表したい。兎に角、野球もゴルフも面白いもので、その人、固有の打球が描く飛球線は、みんな違う。前記の富山君、野球は左打ち、ゴルフは右打ちだけど快打は両方とも綺麗な45度の線を描いて飛んで行く。

 


”Diary 138” ’18-7-3

2018-07-02 21:03:48 | Massy's Opinion

★Massy’sOpinion 

今月は、時期的に総会の時期でもあり、長いコメントに成っている。お読みになっている方、何かを感じ取ってもらえれば...幸いです。

6・1 豊川詣り

例月と全く同じパターン。お稲荷さまも本当に静か。景気が悪いのか?スマホに忙しいのか?車を止めるのにはいいが、何か世の中が変わって行くのが、感じられる。浅草の観音様はツーリストが多く賑わっているようだが、何方と言うと商売繁盛を願うお稲荷さんだから、今の中小零細の商店街の人びとが「商売繁盛を願う気力も無くなったのかなあ...」と言う感じもする。

 6・2~4早慶戦

観戦記は先月に書いたので省略。それにしても勝ち点、取って終わりたかったな。

 6・5シーボニア 昼食会

もう此の会も、20年近く続いて居る訳。前回は女性組が4人も参加して、凄く賑やかだったが、今回は女性が全部欠席、男だけ6人。いつも話題は豊富で、制限時間一杯でお開き。昔だったら、今の日産、ルノー問題喧々諤々の激論になる処だが、そんな元気もない。増してや政治不信は大きい。僕が中学成蹊だもんで、「やっぱり成蹊は駄目だね」と陛下のご親友M,Aさん「学習院だって駄目じゃないですか...」「お互いに慶応なので良かったね...」安倍さんの評判は本当に悪くなって来た。この間、成蹊~慶応のラグビー部の仲間K,O君が亡くなった。今年初めに会った時「おい、成蹊はいい学校だったよな」と話したばかり。弔電を打って置いたら、葬式に出たラグビー部のマネージャヤーから「お前の弔電良かったよ、文章が上手いな...」と電話があった。僕の弔電は、ケヤキ並木(成蹊の正面)と日吉の隣り合わせの合宿所、共同の食堂を入れた文章。ラグビー部のOB会「黒黄会」はシーボニアでの開催が多い。

 6・9 販労東京日産常任OB会 於 隨園別館

例年のOB会。最年長は元参議院議員の田淵先生全盛期の販労組合長。2番目が僕。出席は約20名。田淵先生は販労初めての組織内候補で僕の親友山内君が秘書だった。先生は「僕は民社党だよ...」此れには民主党への批判も込められている様に、感じた。僕は専従で組合幹部をやる時に資本主義社会は変わらない。組合は、野球で言えば、「人権と言うホームベースを守る、1人反対を向いているキャッチャーの役割だ」と良く言ったものだ。労使は「異質だけど対等」今は組合も弱いし変な労働規制を議論していておかしな時代になった。山内君は中学、武蔵野一中時代野球部、当時強いチームで3人位が早実へ進んでいた。成蹊中学と大会で良く当たったが、彼が当時のスコアーブックを持っていて「僕の名前がチャンと出ていたよ」と言う話を披露してくれた。スコアーブックのない野球ばかりやって居た僕には貴重な嬉しい話。それにしても東京日産時代の野球部のスコアーブックは惜しいな。マネージャーが急逝して行方不明。組合専従で野球部の監督をして居たんだから...試合は殆どがトーナメント東京代表になるまでにいい記録があった筈だ。話が反れてしまったが、帰りぎはに現役の連中が「今度、社長と会って下さいよ...」と「いいよ」と言っておいたが何か問題があるのかな?

 6・10 第7回慶応義塾を歌い継ぐ会 於 サッポロライオン

応援指導部の有志33卒の渡辺、通称バンさんが中心で既に7回目を数える。徹底的に応援歌を歌う会。毎回、140名位の参加で、会場は満杯の状態。今回は、同期のJ.T君、(レス)K.F君(ネット裏三田会)が話を聞いて、是非参加したいと言うので、手配を全部僕がして、当日参加。いやー初めてで二人ともあの会場の満員具合と熱気に興奮気味。今回は、チア―ガールの一回生のOGが2名特別参加。何才だろう?良く跳ねる、回る、振る立派な動き。落語は桂幸丸師匠の「福沢諭吉論」さすがプロ巧くまとめたいい話。テーブルは僕の隣、誰が決めたのか?師匠会場を見て、本当に「慶応は凄いですね」「こんな会、見たこともありません。又、いい歌が多いですね...」と感心して居た。参加者の名簿が配られたが、我々3人が最古参。唄の伴奏バンドに元経済学部長の塩沢教授がフルートで参加されていた。第1回目の時は、早稲田の応援団元監督を4年務めた熱血児岩上君が一緒だったことを想い出して時の過ぎ行く速さにまた驚く...

6・12慈恵医大 定期健診

ワイフの年一度の術後の定期健診。担当医は一番初めの手術の時、インターンだった藤井先生。すっかり良い先生になられた。Meguのことも覚えて居てくれて、未だ、在米と言う事に驚いていた。結果は異状なし...兎も角、一安心。病院の中のレントゲン、データー管理機械化が一段と進んでいた。

6・14慶応読書会 於糖業会館 

講師深尾名誉教授 「黒田緩和の終わり方」演題が興味深く、僕には面白かった。安倍内閣、インフレ論は達成できず。

・‘14年までの2年間量的緩和は評価できる。

・’14年末の国債買い入れ額の拡大と実施年限の撤廃は日銀の負担能力を上回る政策。

・‘16年のマイナス金利政策は、日銀は劇薬を処方したと受け取られた。

・マイナス金利と量的緩和の解除には巨額の財政コストの副作用が生まれる。

僕には、日銀の政策は誤りだったと言う風に感じられた。要するに、安倍さん経済を良く解って居ないと言う事。

6・15慶応32会 於 さがみ

恒例の年2回の大学野球部同期会。集まったのは、上野、河内、山岡、酒井、僕の5人だけ。土佐の池ノ上遠方の為、岩崎目の手術、廣澤、榊原、体調不良、皆、飲み方も食べ方も減って来た。娘さんの未婚が多い。野球の話も志木、藤沢。日吉の付属校からエース級がでて来たので、時代は変わったなと言う話。練習中でも「水は飲め、飲め」言うし...グラウンドの水撒きが楽しかったよな。

6・16 小沢蘭雪先生と渡辺孝君と懇談 於 交詢社

これも奇縁、小沢蘭雪先生は書道家。渡辺君は慶応同期のボート部。お嬢さんが蘭雪先生に師事していた。数年前先生の展覧会で渡辺君に会って驚いた。先生がマレーシア大使館に呼ばれてデモンストレーションをやられたがその時僕の知人Alice Tanが日本大使館に勤めていたことがあるので紹介した。大成功のデモだったそうだが、そのお話を渡辺君と昼食をしながら懇談した。今月は、Tanファミリーが日本へ来るのでまた我が家へ寄ると連絡があった。どんどん縁の輪が広がる。

6・22 みずほ株主総会 於 東京フォーラム

恒例の株主総会 日取りが22日と例年より早い。配当もすでに株主には支払われて居るし、本来ならば株主に利益金の処分案を提示して配当の額も総会の承認を得てから支払うのでは?8年社長を務めた佐藤さんが退いて坂井辰史さん(58歳)が新社長に選任された。2000年以降毎年総会には出席をしているが、今年も質問を用意して、挙手をしたが当てて貰えなかった。東京フォーラムのAホールいつも通りほぼ満員だったが、会場周辺デモもなく静かだった。何時もは殆ど社長の答弁だけだったが、今年は社長交代もあり「どうして坂井さんですか?また興銀出ですか?」と言う質問も出た。「指名委員会で決めて居ります。指名委員長からご報告いたします」と言う事で川村隆元日立製作所の会長が起立して回答をした。勿論、月並みなもっともらしい指名の報告だったが、話し方、説明時間等、さすが日立の会長と言う経歴の滲み出る回答だった。また、みずほの取締役会議長は元内閣大臣官房審議官の大田弘子氏がやって居るが、彼女からも「役員会の運営には何の障害もない」と言う当然の回答があった。この辺りは、例年の総会とは異なる点であった。僕の考えて居た質問もこの質問、回答に期待していたので、「まあ、まあ」の感じだった。前田社長当時、役員会の開催、出席状況等に質問した事があるが、この点は総会招集通知の中にきちんと記録されるように成って居た。唯、役員の持ち株数については「潜在的に所有する普通株式」と言う記事があるが、これは今年初めてであるが、意味を知りたい。「大きなシステム変更」を予定していたが、危惧した通り、一部で障害が出た。総会の日程を早めたのも、このリスクを考えたのかも知れない。

 6・26 メトロシテイ管理組合 総会

定例の通常総会議題に大規模修繕の問題もあり、出席者は11人の内委任状は一名。ビルも設立後20数年を過ぎているが、今後、法定耐用年数の60年まで現状の儘と言う事がハッキリしたので、大規模修繕の追加支出も大方賛成の方向で決まった。個人所有者はその期間に相続問題も出てくるが当面の方向付けは決まったので、良かったと思う。何処のビルもマンションも耐震工事、物価上昇に伴う修繕金の不足問題は本当に大きな社会問題になって行くだろう。