拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

子分

2017-10-16 20:36:14 | 音楽
某合唱団に休団届を出して3,4か月。練習が午前中になって母んとこに行く時間とぶつかったからだが、既に復帰したくてうずうず。大体、カウンター・テナーを必要としてくれるところなんざそうあっちこっちにころがっているわけではない。こないだは復帰した夢までみた。そんなこんなで悶々としていたら先週メンバーの一人から1通のメール。「明日夜むにゃむにゃ」後は文字化け。もしや夜練習があってそのお誘いか。練習スケジュールを見たらはたして翌夜は練習であった。そしたらもう行きたくなってしまって。よし、もう1通メールが来たら行こう。しかし待てど暮らせど来ない。もういいっ、行くっ。で行ったらやはり文字化けメールはお誘いメールであった。感謝。やはり少人数のアカペラでカウンター・テナーを歌うのは気持ちがいい。そういう団体から誘われたらどこでも行きます(逆募集)。ところで、そこに行って聞いた話だが、ここのメンバーであるB子が「イージマくんはあたしが練習に行かせるから」と請け負っていたそうな。え?B子からそんな話一つも聞いてないぞ。それでも「あたしが行かせるから」でもってこの団では私はB子の子分という位置づけが確定してしまった模様。まあね、あたらじとも遠からじだ。遡ること37年前、現在カウンター・テナーの大御所にご指導いただいてる某大学と某大学の合同合唱団の学生指揮者は私、B子はソプラノのパートリーダーだった。序列からすれば学生指揮者よりもソプラノのパートリーダーの方がはるかに上。私が何を言ってもB子がソプラノ大軍団を代表して「ニエット」と言えばボツになった。まさにB子は「ミス・ニエット」であった(かつて、ソ連のグロムイコ外相は、西側の要求をすべてはねつけて、「ミスター・ニエット」と呼ばれていた。「ニエット」はNoの意味である)。その力関係が現在まで継続しているわけだ。馬も一度負けた相手にはなかなか勝てない。「勝負づけが済んだ」という言い方をする。

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