きのうの続きで、葉山ガ-デンさんの太郎君の案内。
「お願いね!」
「夕べの家具のダニエルさんとこのパ-ティは楽しかった?」
「久しぶりにみんな揃ってわいわいと面白かったよ。
山伏さんも来れば良かったのに。」
「昨夜は楽しかったね。またね、今日は山伏さんのお供なの。」
「いいなあ。ぼくも一緒にゆきたいなあ・・・」
「ちびさんたちの面倒も見なければ。」
「夏用の素敵なシャツですよ。おじさんもどう?」
「みんな 楽しいそうだね。」
「夕べのパ-ティでこの椅子に座ってみたよ。」
「どうだった?」
「何となく偉くなったみたいだったよ。」
「おお! 大変大変」
「素敵は紅茶のカップですね。」
「ゆったりとイギリスガ-デンで美味しい紅茶でもどうですか。」
「こういうお店が、元町の自慢のお店ですよ。」
「カニさん お揃いでどちらにおでかけですか?」
「ちょっと山下公園まで。友だちが待っているので」
「こらこら! また寄り道?」
「でも楽しそうだなあ。一緒に遊びたい!」
「またまた、今度だよ」
「おじさん!、お箸の使い方は大丈夫?」
「おやまあ。全部出来ているか反省しています。」
「小笠原流?」
「おじさん! 喜久屋さんの前の歩道を見てごらん」
「わあ 気づかなかった。」
「君たち二人でお店番ですか?」
「僕は、一人ぼっち。ブ-ブ-」
「元町は、開港時からの家具屋さんが有名ですよ」
「おじさん家には、元町でピアノを作って貰ったことがあるよ。」
「そうそのお店は、今は無いようだけど」
「部品は全てドイツ製で一流だよ。」
「勿論、毎年調律をして何年に一回は
完全に分解調整だよ。」
「そう、おじさんの所にはアップライトとグランドの2台あるけど
おじさんは、ほとんど弾けない。」
「今度、弾きに行ってもいい?」
「どうぞ来てくださいね。大歓迎!」
「ちょっとお腹が空いたね。一緒に食事をしない。」
「わあ! うれしいなあ」
「皆さん気づかないけど掘割川のたもとに シドモア櫻があるよ」
「どんな櫻?」
「親善友好で1912年に東京からポトマック河畔の櫻の里帰りだよ」
「小さなクジラさんがいますよ」
「案内してくれてありがとう。楽しかった。」
「僕こそ楽しかった。またお会いしましょうね。」
いつもと違ってちょっと遊んで見ました。
ありあとうございました。