おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

葉山ガ-デンちゃんの太郎君の元町商店街の案内(小さな小さな童話)

2015-07-17 | 童話

きのうの続きで、葉山ガ-デンさんの太郎君の案内。

「お願いね!」

「夕べの家具のダニエルさんとこのパ-ティは楽しかった?」

「久しぶりにみんな揃ってわいわいと面白かったよ。

山伏さんも来れば良かったのに。」

    

「昨夜は楽しかったね。またね、今日は山伏さんのお供なの。」

「いいなあ。ぼくも一緒にゆきたいなあ・・・」

「ちびさんたちの面倒も見なければ。」

      

「夏用の素敵なシャツですよ。おじさんもどう?」

    

    

「みんな 楽しいそうだね。」

    

    

「夕べのパ-ティでこの椅子に座ってみたよ。」

「どうだった?」

「何となく偉くなったみたいだったよ。」

「おお! 大変大変」

    

「素敵は紅茶のカップですね。」

「ゆったりとイギリスガ-デンで美味しい紅茶でもどうですか。」

「こういうお店が、元町の自慢のお店ですよ。」

     

    

    

「カニさん お揃いでどちらにおでかけですか?」

「ちょっと山下公園まで。友だちが待っているので」

     

「こらこら! また寄り道?」

「でも楽しそうだなあ。一緒に遊びたい!」

「またまた、今度だよ」 

      

    

「おじさん!、お箸の使い方は大丈夫?」

「おやまあ。全部出来ているか反省しています。」

「小笠原流?」

    

    

    

「おじさん! 喜久屋さんの前の歩道を見てごらん」

「わあ 気づかなかった。」

    

「君たち二人でお店番ですか?」

「僕は、一人ぼっち。ブ-ブ-」

    

     

「元町は、開港時からの家具屋さんが有名ですよ」

「おじさん家には、元町でピアノを作って貰ったことがあるよ。」

「そうそのお店は、今は無いようだけど」

「部品は全てドイツ製で一流だよ。」

「勿論、毎年調律をして何年に一回は

完全に分解調整だよ。」

「そう、おじさんの所にはアップライトとグランドの2台あるけど

おじさんは、ほとんど弾けない。」

「今度、弾きに行ってもいい?」

「どうぞ来てくださいね。大歓迎!」

     

「ちょっとお腹が空いたね。一緒に食事をしない。」

「わあ! うれしいなあ」

    

    

    

「皆さん気づかないけど掘割川のたもとに シドモア櫻があるよ」

「どんな櫻?」

「親善友好で1912年に東京からポトマック河畔の櫻の里帰りだよ」

      

       

「小さなクジラさんがいますよ」

       

       

「案内してくれてありがとう。楽しかった。」

「僕こそ楽しかった。またお会いしましょうね。」

 

いつもと違ってちょっと遊んで見ました。

ありあとうございました。

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