4/10日池袋で甲野善紀先生のセミナ-
4/11日藤沢で甲野陽紀先生のセミナ-でした。
甲野善紀先生のセミナ-から。
・大阪で肋骨を痛め、山形で座骨を痛めた話。
思いがけず稽古を休んだお陰で新しいことがひらめいたそうです。
でも1ヶ月に1回の稽古ですが、毎回何か先生の中で変化したことを教えて下さいます。
・人間鞠の話。
しゃがんで状態からお尻を少し上げてからお尻をただ落とすと立ち上がります。
初めは、誰でも出来ると思ったけれど出来た人は一人だけ。
なぜ出来ないのかの理由が見つからないそうです。
・撃鉄の手、虎ひしぎの手などを教えて下さいました。
階段を楽に登れる。
・介護で起こす方法
手の平を相手の首の下にいれるとき手の背の側を入れる。
もう片方は、指をつぼめて床に突く。
・そのほか幾つか技を見せてくださいました。
一度先生の教室に来られたら良いと思います。
最近、出された本「いままでにない職業をつくる」
甲野陽紀先生のセミナ-から。
4/11日藤沢でお教室です。
最初に今日の話のまとめを黒板に書きます。
身体のつながり ・・・・・・ 身体がバラバラ
全身が使われていること・・・・・・ 部分的に動いてしまうこと
思ったときに動けること・・・・・・・ 思ってからタイムラグがあるとこ
末端に柔軟性があること ・・・・ 末端が固定していること
ひとつを捉えて ・・・・・ ひとつを捉えて
その他も捉えること。 ただひとつしか捉えないこと。
左側と右側では、そのときの体のとらえ方で全然異なっています。
・しずかに手を合わせる。
相手に肩をを押して貰うと動かない。
力を込めて手全体を意識して合わせるとぐらぐらする。
・新聞紙を縦に切って手の平で揉みながら包み込むと
体のふらつきはない。
・少し難しいレッスンです。
人形のように丸い棒を両手で持ちます。
相手の方は、真ん中を持ちます。
棒に集中して棒を手前に引きます。
それにつられて相手が寄ってきます。
でも腕で引こうとすると相手は踏ん張って動きません。
この体験は、甲野先生がひとりひとりその感じを体験させてくれます。
そこで始めて体が覚えます。
1.引くこと。 2.押すこと 3その場に居ること。
についてのレッスンです。
でも人間の体は、相手の全体から動きを自然に感知してしまうのです。
合氣道で相手に感知しなかったり予測と違う方向で
技がかかります。
甲野陽紀先生は、具体的に道具を使って教えて下さいます。
この棒を引くことですが、腕でひくのではなく棒を手前に移動させるだけ。
でも今回は、新聞紙を丸めること。前回は小さなお盆を使ってのこと。
いろいろと工夫されているので次回はどんな技か楽しみです。
もし誰かに腕を捕まれたときどうしますか?
1.ひとつは、愛で相手の手を振り切る。
咄嗟に、愛が働きますか?
2.甲野流
このレッスンで教わったことですが、相手の集中を分散させること。
捕まえられた手を振り払おうとすると益々、強く握られます。
相手の意識を分散させます。一つは足で相手の足を蹴る。
もう片方の手で顔を殴る。相手は集中できなくなるのでその瞬間
手を振り切る。
でも面白いです。
ありがとうございました。
甲野先生の武道は楽しいですよ。
甲野先生は、七沢賢治先生と昔からのお知り合いだそうです。
七沢先生から聞いた話です。世の中は狭いですね。
まだ甲野先生には話していません。