おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

京都岡崎のインクラインを見に行きました。

2014-08-12 | 日記

昨日の続きです。

京都のインクライン(船を運ぶ鉄道)は、明治時代に

琵琶湖の水を京都に引き込む疎水工事の一環としてつくられました。

それまで、京都と大津の間は人馬に頼っていました。琵琶湖の疎水工事で

船運による輸送を可能にしました。

遷都の京都を発展させる3大事業の一つでした。

インクラインを利用して35mの急勾配を下り鴨川経由で京都の中心部に入りました。

船運の衰退で昭和23年に休止しました。

琵琶湖疎水記念館があります。

     

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

右の写真の中央奥にトンネルが見えます。

     

     

     

隣に動物園があります。

 

平安神宮を出て左に行きました。

この通に「大安」の本店や、手打ちおそばやさんに人が並んでいました。

この付近に楽しいお店があります。

      

    

    

少し甘いものが食べたくなり、

何かひかれるものがあり「六方屋」さんに入りました。

    

おばちゃんがひとりできりもりをしていました。

むかし父親が和菓子を作っていた時の機械を今でも使っているそうです。

    

世間話からいろいろなお話を聞かせていただきました。

このお店の前を千日回峯で最後に京都の市中を廻りますが、

六方屋さんの前を通るそうです。

この前を通って修学院離宮のきらら坂で叡山に戻ります。

夜中に法螺貝の音が聞こえると寝間着のまま道に伏して待ちます。

お加持を受けるそうです。

   

おばちゃんは、占いの人に見てもらったら

「すべて上手く行っているけど一つだけ自由がないと」と言われたそうです。

僕は、「それは欲望があるからなので今のまま生きてゆくことが

すばらしいのではないですかと。」

お店に、偉いお坊さんが来られたり、息子さんの友だちが来たり楽しいそうです。

僕も20分ほどいろいろとお話を聞きました。

お墓も三つも譲り受けているそうです。

親鸞さんの本を読んで始めて叡山に上がったそうです。

京都のお寺を見ていると他のお寺には行きたくなるそうです。

息子さんは、バレ-で東京オリンピックに向けてがんばっているそうです。

おばちゃんは、若い時にスポ-ツ選手になりたかったが心臓のことで

やめたそうですが今、息子さんがその夢を継いでいるそうです。

おぜんざいを頂きましたが、京都らしい美味しい。

でもお店の前を通ったとき何か惹かれるものを感じました。

京都らしい凝ったお店ではありません。

でも雰囲気は独特なものがあります。

楽しい一時でした。

人生は、死ぬまでお釈迦さまのように旅を続けます。

おばちゃんに会って心が洗われました。

そうそれが小さな小さな旅なのでしょうね。

言葉を替えれば「修行」なのかも知れません。

こうしてブログを書きながらおぜんざいの味を舌が思い出しています。

ありがとうございました。

明日は、雨のなかの鞍馬寺です。

今回は、写真に沢山のオ-ブが映っていました。

 

 

 

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