チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

義母の退院

2018年04月05日 04時19分09秒 | 日々のこと

曇、14度、83%

 義母が骨折して入院しました。年明けすぐのことでした。老人に有りがちな股関節部分の骨折です。手術を受けて人工骨頭に入れ替えました。術後も順調、リハビリに入りました。ところが風邪を拗らせて、退院が一月近く延びました。いよいよ退院です。

 寒さの厳しかった時期を病院で過ごせたことは幸いでした。一昨年も肩の骨を折り、同じ時期に入院していました。元気だった義母も次第に思うように動けない身体になりつつあります。今回の入院で急に耳が遠くなりました。以前からテレビの音量が気になっていたのですが、大きな音ですら聴きにくそうです。認知症の度合いは年齢相応、ただ、急に自分で何事も決めてしまうようなことが出てきました。それなりに対応しています。暖かくなってきたので帰宅を急ぐ気持ちはわかります。当初の予定より5日も早めての退院も自分で決めました。周りはその対応で大あらわです。ヘルパーさんの手配やら安全センターへの連絡、新年度からは新しいケアマネージャーさんに代わり、こちらの事情を一から話します。何はともあれ、無事に退院をすることができます。そのことに感謝です。

 お祝いに「きんとん」をこさえました。桜色にと思いつつ、とら豆で作った白餡はぽってりした八重桜に近い色になりました。

 おそらく同じ年代の方で親御さんのお世話をしている方たちは、親世代を見ながら自分のいく末を考えていると思います。母に始まり、義父、義母と年寄りの多い施設や、病院にこの10年近く足を運びました。最初は抵抗感のあった老人病棟独特な匂いが今では感じられません。慣れてしまっています。入院中の高齢者の方はそれぞれにどこか寂しげです。見舞客があるとこれまたそれぞれに顔をほころばせます。

 これからのことを見据えつつ、その時その時に対処するしか方法はありません。珍しく雨が降るそうです。雨が降る前に退院を済ませます。

コメント (2)
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