チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

おひつとたわし

2018年12月31日 04時02分06秒 | 日々のこと

曇、4度、80%

 3日に一度、土鍋でご飯を炊きます。しばらく蒸しておひつにご飯を移します。炊きあがって2時間ほど経っても湯気が上がるご飯です。おひつに移すと程よく水分が抜けて、美味しいご飯になります。3日に一度、つまり3日分炊きます。おひつから残りの2日分はラップして冷蔵庫に入れます。次の2日間は、電子レンジでチンして食べます。おひつに移したご飯をチンしてもまだ美味しいご飯です。

 土鍋やおひつだと言うと面倒に聞こえます。確かに手間がかかります。土鍋で炊くとご飯はあっという間に炊けますが、おこげを作らないようにその間側に居なくてはなりません。おひつに移せばそのままおいても美味しいご飯になります。ところがおひつの隅についたご飯粒がうまく取れないことがあります。入り込んでいます。歯ブラシでもうまく取れません。そんな時、やっぱりたわしです。たわしでおひつをゴシゴシついでに土鍋もゴシゴシ。

 小ぶりのたわしは重宝です。ザルの目に詰まった物もひと洗いで落ちます。おひつは洗うと完全に乾かさないと仕舞えません。昨日使ったおひつがまだ台所に出ています。やっぱり手間がかかります。それでも美味しいご飯が食べたい、土鍋におひつにたわしのセットは手放せなくなりました。

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タルティーヌ

2018年12月30日 04時09分22秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、4度、66%

 このクリスマス1、2リットルのテリーヌを作りました。オードブル用ではなくローストチキンと並んで主食です。ホタテとチキンのブレストのすり身にピンクのサーモンとしいたけを詰めました。メインですので大きめに切って主人と二人食べました。

 それでも残ります。お昼にタルティーヌにして食べました。タルティーヌなんて言うけど、オープンサンドイッチです。ただフランスパンにのせるだけ。タルティーヌは何をのせても構いません。ジャムだってタルティーヌ、ハムだってタルティーヌ。ただ使うのがフランスパンです。毎朝焼く、 小さなフランスパンを薄めに切って、イタリアンパセリとテリーヌをのせました。

 本帰国する1年ほど前、香港にはタルティーヌの専門店ができました。セントラルから延びるヒルサイドエスカレーターの脇にできたお店です。地元の新聞に依れば、香港にフランス人が増えたのでこうしたタルティーヌ専門店が出来たのだそうです。しゃれた作りのお店ですが、初めの頃はお客さんが少なかったように思います。次回香港に戻る折には、是非とも行ってみたいお店です。

 タルティーヌはオードブルにもなりますが、厚めに切ったテリーヌなどをのせるとちょうどいいお昼ごはんです。クリスマスの残りもの全部なくなりました。

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椿が咲きました。

2018年12月29日 04時01分52秒 | 日々のこと

晴、5度、55%

 拡張してできた新しい庭に初めての花が咲きました。椿です。赤に白の縁取りがある八重の椿です。

 この6月、暑さもはじめろうという頃1本の椿の苗を買いました。椿も庭に欲しいと思っていた花木です。まだその時は更地だったこの土地を庭にする計画はありませんでした。裏庭の槇の木のそばに植えました。出来上がった庭を見ていると、新しい庭の方がふさわしく思います。植木屋さんに頼んで移植しました。

 「侘助」という種類の椿を探していました。義父の好きな椿でした。思うようには苗は見つからず、苗やさんのお兄さんの話から花姿を想像して買った椿です。「玉ありあけ」と言う久留米の方が作った椿だそうです。思ったよりもいい花の色に喜びます。この庭に初めて咲いた花です。

 カメリアとも呼ばれる椿、人によっては薔薇よりも豪華だとおっしゃいます。そう言われると、シャネルのトレードマークの花も椿、資生堂のマークも椿です。若い椿好きな友人は、寒い中わざわざ萩まで行き、椿の高木の林を歩いたと話してくれました。その帰り道、帰国したばかりの我が家に立ち寄ってくれました。この夏訪れた彼女の家にも椿の木がありました。花は思い出につながります。義父は冬になると椿を詠いました。

 まだ庭に欲しい花木がたくさんです。木の成長を見ながら数を増やすつもりです。新しい庭に次に咲くのは沈丁花、その次がミモザ、ハナミズキです。冬の寒空に椿の花が喜びを持って来てくれました。 

 

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数の子蕎麦

2018年12月28日 04時00分51秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、3度、70%

 クリスマスの日は朝からケーキを食べました。いつもはバタークリームのケーキですが今年は生クリームです。軽いのでついつい食べ過ぎてしまいました。クリスマスディナーは大きなローストチキンにテリーヌです。お昼ご飯はできるだけ軽いものをと考えます。

 お蕎麦が大好きな主人です。美味しそうなお蕎麦を見つけると買っておきます。お蕎麦ならお腹にももたれません。合わせる物はと冷蔵庫を覗きます。頂き物の味のついた数の子がとても美味しく、前日食べた主人がもっと食べたいと言っていました。思い切って残りを全部お昼に食べましょう。福岡でも出始めの菜の花を緑にたくさん冷凍してある銀杏も出して来ました。贅沢なお昼ご飯です。

 写真がないのですが、お出汁には九条ネギを使いました。京都から送られて来た九条ネギの苗が庭で大きく育っています。柔らかな甘さのある九条ネギです。お蕎麦と数の子なかなかの相性です。歯ざわりがコリコリなのがいいのかもしれません。軽いお昼と思っていましたが、意外にこの「数の子蕎麦」お腹がいっぱいになりました。よく食べる我が家ですが、少し食べる量が減ってきています。これもまた年齢のせいですね。満足なお昼ご飯でした。

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冬の薔薇

2018年12月27日 04時00分08秒 | 庭仕事

曇、10度、64%

 秋山ちえ子の「冬の薔薇」という随筆を読んだのは香港にいる時でした。 隣家の生け垣に真冬に一輪咲く赤いバラの花、その佇まいを思い浮かべながら読んだ記憶があります。

 香港には薔薇は植えられていません。蒸し暑い亜熱帯の気候です。バラの栽培には適さないのかもしれません。香港にいた30年の間、薔薇との接点は切り花でした。九龍サイドの花市に行くと、昆明やオランダから送られてくる薔薇が1束10本、12本で売られています。50センチほどの丈があるその薔薇の束を抱えて帰って来ます。背の高いガラスの花瓶、時には土物の壺に投げ入れただけでその豪華さは部屋の雰囲気を変えました。今思えば贅沢なことです。

 この家に戻って来てそろそろ2年を迎えます。一昨年の春はモモさんを亡くした春でした。本腰を入れて庭仕事に取り組んだのはこの春からです。近隣のお宅の庭先に薔薇が開くのを見ると取り憑かれたように薔薇の苗木を植えました。5本ほどでしょうか、香りの良い薔薇が夏にかけて庭を彩ってくれました。秋口から葉も落ち始め、四季咲きと呼ばれる品種でも春ほどの勢いのある花は咲かせません。ぐっと気温が下がり始めた昨日、庭に一輪薔薇が開きました。殺風景な庭に柔らかなオレンジの花です。「冬の薔薇」です。

 秋山ちえ子の「冬の薔薇」を読んだ時、まさか自分の庭に「冬の薔薇」を見るとは思ってもいませんでた。20年近く前に読んだこの本、「冬の薔薇」の持つ意味がより一層私の身に寄って来ました。20年という時間の流れ、私自身の年齢もあります。

 一輪咲いた「冬の薔薇」、春にはもっと濃いオレンジの大きな花でした。日本の薔薇、「万葉」という名前です。

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クリスマスディナー

2018年12月26日 04時01分28秒 | クリスマス

曇、9度、56%

 昨年のクリスマス、どうしてでしょう?主人が帰って来ていたにも関わらずチキンを焼いていません。主人もローストチキンをご所望です。丸鶏を取り寄せてくれる鶏肉屋さんに早々に頼みました。持ち帰った丸鶏、今までで一番大きな鶏でした。詰め物の準備をしていましたが、二人では食べきれない量です。

 サラダも兼ねたホタテと鮭のテリーヌも作りました。 ローストチキンにテリーヌ、我が家のクリスマスの定番メニューです。昨日の昼過ぎ、庭から必要な野菜や葉っぱを取ってきました。 オレンジパプリカがいい色になりました。たった一つ残ったレモンも収穫です。ルッコラ、ローズマリー、セルフィーユ。

  ホタテと鶏の胸肉を合わせたファルスに鮭としいたけを詰めたテリーヌです。スモークサーモンにと思っていた頂き物の秋鮭はテリーヌに入りました。ルッコラ、オレンジパプリカ、友人のお庭で採れた赤大根を添えました。パプリカも赤大根もシャキシャキと甘味を増しています。

 ローストチキンも全部は食べられませんでしたが、家で採れたレモンの爽やかな果汁がジューシーなチキンに香ります。珍しくのんびりと過ごしたクリスマスでした。今日にも香港に戻る主人、お昼ご飯はクリスマスディナーの残りもになりそうです。今年のクリスマスも友人たちから贈られて来た食材がテーブルを飾りました。今年も残りわずかです。みなさんありがとう。

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クリスマス、おめでとう。

2018年12月25日 03時59分46秒 | クリスマス

晴、4度、86%

 福岡は寒いクリスマスの朝を迎えました。珍しくお天気は上々です。

 クリスマスイブの昨晩、ココさんにサンタさんの衣装を着てもらったのですが、 ご覧ください。この惨めな表情。特にフードがお気に召さない。可愛いココさんのサンタの姿を見出し写真にと思っていましたが、思惑が外れました。このあと写真に収まらない速さで、必死に脱ごうと試みます。脱げないとわかると、 フードのボンボンをがしがしと噛み始めました。

 今年のクリスマスケーキはノエルではありません。緑のリースをかたどったリング状のケーキです。お抹茶のスポンジに桃の薄いスライスを挟み、お抹茶の生クリーム仕立てです。干しいちじくと干したアプリコットを飾り、お庭でとって来たセルフィーユでフィニッシュ。実はまだ食べていません。朝一番にいただくつもりです。

 いいクリスマスをお過ごしください。

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今日からガブリエル

2018年12月24日 04時00分21秒 | 日々のこと

晴、10度、58%

 口紅を買いました。1本使い切ってから買います。いったい口紅1本がどのくらい持つのか知りません。最後は紅筆で丁寧に使います。だから使ってしまうと空洞です。色は口紅を使い始めて以来、赤。その時々の流行のピンクやオレンジ、ヌーディーな色は全て似合いませんでした。まるで病人のような顔になってしまいます。

 赤の口紅も色が微妙に違います。若い方のようなピカピカの赤ではありません。同じメーカーの口紅をいくつか試してみました。新しく買ったのは、左の口紅。顔色が良く見えます。口紅には番号がついています。メーカーによっては名前もついています。右の使い切った口紅は99番、「ピラート」という名前です。新しく買った方は444番、「ガブリエル」という名前です。「ガブリエル」ココシャネルの本名です。

 福岡の冬は北風と曇った空が続きます。私が通った小学、中学、高校は全て家より北にあります。冬の間、毎朝曇り空の下を冷たい北風に向かって通学しました。今だに冬の福岡が好きになれません。高校を出て上京して、冬に青空の広がる関東を好もしく思いました。シャネルの名前を持つ赤い口紅を唇にのせて、この重い空を乗り切ろうと思います。他の色では無理ですね、やっぱり赤。

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365パグカレンダー

2018年12月23日 04時01分44秒 | 日々のこと

曇、11度、88%

 学研が応募をして作っている動物別、犬種別のカレンダーがあります。応募が始まるとネットから動物の誕生日とかその家にやって来た日などを選択して申し込みます。365枠の申し込みがあって初めてそのカレンダーが完成します。我が家はパグカレンダーに申し込みました。

 今年のカレンダーはありません。申し込みがモモさんが逝って直後でしたから、心の余裕がありませんでした。今年は申し込み開始時間前からPCの前に座っていました。2枠申し込むつもりです。全く埋まらない日付もあれば、ちょっとの差で別の方に取られてしまう日付もあります。しかも学研にアクセスが殺到しますからスムーズに繋がりません。

 はじめにモモさんの誕生日を確保しました。次にココさんの誕生日を開けてみると、もう別の方に取られています。仕方ありません、ココさんが我が家にやって来た日付に変更しました。刷り上がったカレンダーが手元に届いたのは11月の半ばでした。 2部注文しました。1部は孫娘の家に送りました。

 昨日、ゆっくりとこのカレンダーをめくって見ました。パグつながりで知ったパグさんたちの顔が見られます。以前より見知ったパグさんが減ったなあと思います。その上、締切日以降にお空に旅立ったパグさんもいます。1月17日枠のモモさんは今年で最後にするつもりです。決まりはありませんが、私の中でけじめをつけようと思っています。けじめというのか心の切りです。

 5月3日枠にはココさん、「うちの子記念日」です。 この写真のココさんより今はお姉さん顔になりました。「来年はお誕生日に載せて貰えるといいね。」

 このカレンダーはこの壁になどと考える時期になりました。忙しい合間のちょっとの時間、365のパグさんたちのお顔にいろんな思いが巡りました。来年もいい年でありますように。

 

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シクラメン

2018年12月22日 04時01分54秒 | 庭仕事

小雨、13度、95%

 昨年、シクラメンを4つ買いました。一つは大きなシクラメン、3つはガーデンシクラメンと呼ばれる屋外でも育つ種類です。この3つは寄せ植えのために買いました。

 日本を離れた30年以上前、小さなお財布からクリスマス前になるとシクラメンの大きな鉢を買いました。春になり花が落ちると次の冬も咲かせたいと思うのですが、失敗します。シクラメンは球根です。夏を越させるには水遣りをやめて放置しておくのですが、うまくいきませんでした。昨年求めたシクラメン4鉢、夏を越し、深い緑の葉っぱをつけました。

 大きなシクラメンです。 葉っぱを開けると、花芽が見えています。昨年ほど大きな花ではないと思います。真紅の花が開くのは年明けになりそうです。

 ガーデンシクラメンの3鉢です。 この中の一つに昨日花が開きました。真ん中の一つにも葉っぱの奥深くに花芽がついています。右端の発育不良さん、これには理由があります。シクラメンは球根ですが、種でも増やすことができます。この春、この右端の鉢の花柄は取らないでおきました。まんまるな種袋が付き、夏前には種をこぼしていました。 その溢れ種から芽が出ています。種を養うために、球根自体は栄養を使い切ります。そのためこのシクラメンは大きく育ちませんでした。

 種からシクラメンを育てるのは、発芽の段階で湿った状態を維持しなくてはなりません。難しいと聞きます。その上、種まきのシーズンを外してしまいました。まさかの零れ種からの発芽です。

 庭で花をつけたものたち、命のつながりを感じます。種を取りまた蒔き育てる、球根を養ってまた植える、その繰り返しです。庭仕事2年生、失敗ばかりやらかしています。シクラメンの開花が気持ちに弾みをつけてくれました。庭との付き合い、手探りで学んでいます。

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