チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

「高崎山の猿」「うみたまご」別府

2024年01月07日 05時09分05秒 | 小さな旅

晴、4度、58%

 別府への家族旅行、大きなお風呂でお湯を使った翌日は子供連れの別府で外せない「高崎山」に向かいました。自然に生きている猿たちを見せてくれます。私が子供の頃は薄暗い山道を登った記憶があります。 小さなモノレールのようなもので上がりました。囲いがあるわけではなく、歩道にも木々にも猿たちが見られます。 昔はこうした猿を見るだけでしたが、餌まきをしてインストラクターがさるの説明をしてくれました。香港にも野生の猿がいる地域があります。日本猿より体が大きく凶暴です。おとなしい「高崎山の猿」たちは毛ツヤもよく、オスでも小柄な体が可愛いく思います。孫娘はこんなに間近で猿を見たのは初めてでしょう。メスで体に白い毛が入った猿が人気者です。思わず手を伸ばして触りたくなりますが、厳禁。

 新しい観光地として「高崎山」と隣接して海側に「うみたまご」という水族館が出来ていました。水族館は今大流行です。私は池袋のサンシャインの水族館に幼稚園前の息子を幾度も連れて行った以来です。つまり40年以上前のことです。テレビでは見知っていましたが、見せる技を尽くした新型水族館に驚き楽しみました。東京近辺の水族館に足繁く通う孫娘たちですが、「うみたまご」はレベルが高いと感心していました。レベルは分かりませんが、主人も私も天井を見上げたり、水槽深く泳ぐ魚やトドの授乳風景に見入りました。 もちろんイルカのアトラクションもあります。3頭のイルカで楽しいショーでした。 大きな大きな「エイ」が間近まで寄って来てくれました。私に笑ってくれているように見えます。「可愛い!」

 猿たち、魚たちに笑顔をもらいました。午後の電車の時間が近づいています。お腹もぺこぺこです。

 今回の別府の旅、地獄めぐりに始まり「うみたまご」のアトラクションも写真よりビデオをたくさん撮りました。このブログはビデオが挿入できません。インスタの方でイルカのショーや猿たちの遊ぶ様をアップします。

 主人と私だけだったら、猿にも魚たちにも会わずに帰路についたと思います。孫娘へのサービスのつもりでしたが、私も楽しい思い出を作ることができました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「地獄めぐり」別府

2024年01月06日 04時58分18秒 | 小さな旅

曇、19度、86%

 11月に亡くなった義母の納骨を済ませました。家族の慰労の意味で一泊で別府へ行きました。別府が初めての小学生の孫も一緒です。大人ばかりの旅行とは違い、観光地巡りをコースに入れました。主人や私は小さい頃から幾度も来ている別府です。

  まずは「地獄めぐり」から。別府は海沿いから山にかけて小さな温泉が集待って「別府温泉」と言われています。それぞれに温泉の質や湧き方が違います。山沿いの一帯にある「鉄輪温泉」が「地獄温泉」です。七つある「地獄温泉」はそれぞれ入場料を払い見ることができます。「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」。果たして私が小さかった頃七つもあったか記憶にありません。しかもそれぞれが観光地化されて、お土産屋さん、レストランがあり、大型観光バスが次々やって来ます。

  「白池地獄。 「海地獄」鬼山地獄」ここはワニが飼育されていました。マレーシアから輸入したワニだそうです。それぞれの地獄が趣向を凝らしています。

 山間にポツポツとある温泉を観光にしたのは正解です。 緩やかな山道3キロ足らずに固まってある特色ある七つの温泉です。

 韓国語、関西弁を人混みに聞きながら湯煙を見て温泉の匂いを嗅ぎました。お天気にも恵まれ、寒さも緩んだ観光日和の一日でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

波佐見に行く

2023年11月04日 05時19分16秒 | 小さな旅

晴、18度、84%

 三連休初日の昨日、長崎県の焼き物の郷「波佐見」に行きました。私が道に無案内なため高速バスを使いました。太宰府のインターチェンジを出るまでで普通16分のところが1時間の渋滞でした。お天気は上々。

 家庭用の磁器を作る窯場というよりの大量生産の焼き物の街が「波佐見」です。近年、ポップな絵付けやファンシーな色付けで人気があると聞きます。「陶器市」も連休でやっていました。買うのが目的ではなく、主人の仕事の用事で出かけました。私は久しぶりにバスに乗ります。まるで遠足気分です。

  露天の陶器市、伊万里や有田に比べると人出が少なくのんびりとしたムードです。 北欧の黄色とは違うエナメルイエローの食器、若いご家庭向きです。 ピンクの食器もあります。この店のピンクはは落ち着いたピンクでした。

 日本のグッドデザイン賞を取り続けている「白山陶器」は「波佐見」の会社です。 陶器市には参加していなかったの、ショールームに訪れました。行く道道、こじんまりした陶器工場が続きます。どの工場もレンガ作りの煙突が立っています。 秋空にレンガの煙突が並ぶ景色は思い出になりそうです。

 一つ一つ窯元を回るにはやはり車が便利です。帰りのバスの時間が迫っています。思っていたほど大きな街ではありませんでした。陶器市で出されていたお弁当でお昼を済ませました。野外で地元の食材を使ったお弁当、何よりもご飯がおいしかった。

 「波佐見」に行くことが決まった時、主人が言いました。「真奈のことだから、可愛い!と帰りは荷物がいっぱいになるね。」「いや、買わないと思うよ。」はい、私はお茶碗ひとつも買わずに帰路につきました。「波佐見」の焼き物は私には可愛すぎます。山間なのにほとんど紅葉が見られません。山のひんやりした空気が秋を告げています。インターチェンジのバス停でバスを待つ私を主人が撮ってくれました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

40年ぶりの大阪

2023年04月20日 06時21分49秒 | 小さな旅

曇、18度、97%

 「佐伯祐三」回顧展を見るために大阪に向かいました。日帰りの予定です。飛行機を初めは考えたのですが、美術館までのアクセスから新幹線にしました。帰国以来、新幹線に乗るのは3回目です。パンデミックの間は旅を控えて飛行機で東京のみでした。平日だというのに旅行客の多いことに驚きます。コートを脱いで旅が身軽にできる季節です。中学に入るまでは年に2回、家の用事で大阪に母と行きました。最後はいつだったかな?高校2年の夏期講習に大阪の予備校を選びました。半月、YWCAの宿舎を使わせてもらいました。受験校は東京だったのになぜ大阪で講習を受けたのか思い出せません。

 土地勘がありません。駅員の方に美術館への行き方を尋ねました。駅員の方が口を開いた途端、「あっ!言葉が違う!」日本語ですが、外国語を聞いているような不思議な気分です。地名や電車の路線名を言われてもチンムンカンプン。幾度も聞き返します。厄介な日本人だったでしょう。歩いて20分と聞いていましたので、歩くことにしました。毎日持ち歩いている布バックひとつ、歩くのに支障はありません。

 駅を出ても確認のために道行く方に確かめながら向かいました。駅周りですから大阪でも主要部分だと思います。その眺めや流れている空気が東京のそれとは趣を異にしています。川の流れが目に入るのは悠々とした気持ちにさせてくれました。美術館は高層のホテルが並ぶ奥にありました。

 美術館を出るととんぼ返りのために大阪駅を目指しました。大方の見当をつけて、来たときとは違う道を選びました。バスの行き先「心斎橋」「道頓堀」を見ると、母と人ごみを歩いた遠い昔を思い出します。

 駅のお土産売り場には「おこし」が売られていました。 「まだあるのね」小さい頃は年に2回、この「おこし」をお土産にいただきました。大きな箱でした。実はこの「おこし」私は苦手です。小さい時も一口かじったらもう手をつけませんでした。もちろん買いませんでした。

 夜、香港の主人が電話をくれました。「あなた、3年でいいから大阪に住んでみたい。」東京は10年住みました。なぜ3年かわからないけど、3年でいいから住んでみたいと帰りの電車で思いました。京都、奈良、山陰、北陸にも近い、東京にも近い、思いはめぐります。大阪の空気を吸いに近いうちまた出かけましょう。

 久しぶりの小さな旅でした。一人の旅は気疲れがないのが最高です。何を食べてもよし、どう歩こうとお構いなし。今度の連休の交通機関の予約状況は100%を超えている路線が多いと聞きます。気持ちが晴れる旅を楽しんでください。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

別府温泉

2022年12月21日 05時26分14秒 | 小さな旅

曇、5度、72%

 主人の仕事のついでに同行した別府、観光目的ではありません。午前中には取引先の会社に着くべく、足を伸ばして別府に行きました。もちろん温泉は楽しみです。宿をとったのは有名な観光旅館、建物が数棟ありその建物をめぐるシャトルバスまであります。この手の大型旅館は初体験です。チェックインの時、広いロビーは人も少なく落ち着いた一晩を過ごせると思いました。

  ロービーから見渡した別府湾です。ホテル内には大型の温泉が3ヶ所あります。温泉プールもあるというので水着を持参した私です。外の雪、寒さからプールはやめて温泉に行くことにしました。部屋には普通のユニットバスしかありません。

 「棚湯」と名前のある「棚田」のように斜面に沿っていくつか湯船があるのは隣の建物、主人と二人緩やかな山道を「由布岳」を目の前に上がりました。館内、まずおみやげ物売り場、そこを抜けるとゲームセンター、どうやらボウリング場もあるようです。このあたりから私のゆっくりした温泉のイメージが少しずつ壊れ始めました。大浴場ですから、「男湯」「女湯」が分かれています。入り口で主人と別れました。

 脱衣所に向かうと、まずここで「えっ!」ロッカーがずらりと並び、真っ裸の女性たちが歩いています。お風呂ですから真っ裸はいいのですが、胸や下を隠しもせず湯上りのまま脱衣場にいます。周りを観察しながら私も服を脱ぎました。体には小さなバスタオルを巻きました。そんな人一人もいません。

 浴場に入ると、宣伝通りに「棚湯」が目の前にありました。外湯もあり雪の中お湯に浸かれます。バスタオルを置く場所を見つけお湯に入りました。「ああ、いい湯だわ。」たっぷりの湯に入り薄曇りの別府湾を眺めます。「これよ!これ」などとひとり堪能していました。でもいけません。目の前を裸の女性たちが大声で話しながら、闊歩しています。若い方もお年寄りもよく太った人も痩せた人もみんな隠しもせず、闊歩。目の前を平気に歩いて行きます。

 外ならばと思い「外湯」に入りました。ところがこちらも同じ現象、真っ裸の女性、子供がワサワサ。一人のつもりで湯を走る風や小雪を眺めていました。人の多さと真っ裸に圧倒されて30分ほどで湯から上がりました。

 あいにく浴場内の撮影は禁止です。やっぱり観光旅館だわと嘆息。部屋のある棟に戻るとロービーも人がわんさかいました。夕飯のレストランも混雑状態、人人です。ただ部屋はすこぶる広く、隣室の物音は聞こえません。早朝、この館内にある浴場を目指しました。朝早くですから人がいないはず、と思ったら当てが外れました。またしても隠しもしない女性たちがワサワサ。雪は止みました。明けやらぬ別府湾は趣がありました。体が温まったので急ぎ上がりました。

 「女性は体を晒してはいけない」と小さい頃から言われていましたが、今回の温泉体験、私のこの概念が覆されました。いえ、これから日本で生活する上で慣れなければなりません。 津久見に向かう主人と朝早く朝食をとりました。海を眺めての朝ごはん、「別府湾」を堪能です。 着いたときの雪景色です。日が登り始めると、紅葉と湯煙が織りなす景色に変わりました。

 主人は津久見に向けて南下します。私は福岡に向けて北上、来た道を帰ります。隣のホームにいる主人です。 20年ぶりの日本の温泉、ビックリでしたが慣れです、慣れなければと言い聞かせて「ソニック」に乗り込みました。

 短い時間でいたがお湯のありがたさをしみじみ、日本人が変わったのねとしみじみ、楽しい時間でした。

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

別府へ

2022年12月20日 05時28分46秒 | 小さな旅

晴、3度、60%

 主人が帰国早々、大分県津久見市の会社を仕事で訪問すると言います。月曜日の午前中訪問予定、福岡から出るとなると早朝です。そこで別府泊まりで向かうことにしました。私も一緒に別府においでというので、急遽泊まる場所を探しました。

 「別府」は温泉地です。子供の頃は父母に連れられて幾度も行きましたが、半世紀も前の話です。主人も「別府」は私と同じくらい行ったことがないと言います。天気予報が雪マーク、電車で行くことにしました。 朝から小雪が舞う中、博多駅から乗車です。

 電車が進化して地方色溢れる作りになっていることは新聞などで知ってはいました。でも実際に見る駅に出入りする中距離列車の姿は、予想以上にかっこいい。ワクワクします。鉄道ファンが増えているのを理解できました。

 「ソニック」号に乗って小旅行の始まりです。福岡を東に向かいます。我が家は福岡の西にあるので私の生活圏は東ではIKEAがもっとも東です。その先北九州まで街が拓けた様子、筑後平野の田んぼを見ながら進みました。外は雪ですが車内は快適です。

 「小倉」から電車は南下します。ここで進行方向が変わるので、社内では乗客がシートを回転させます。「玄界灘」を見ながらのコースが四国と九州の間の「豊後水道」へと変わります。海の色、空の色も南へ行くに連れ北九州のそれとは違うことに気づきます。

 観光目的ではありません。長く日本を離れていた主人にも温泉で体を休めて欲しいと思います。主人ともども日本の「温泉」20年ぶりでした。向かったのは別府でも有名な大きな大きな観光旅館です。「観光旅館」に泊まるのも初めての経験でした。

  ホテルのロビーからの眺め、「別府湾」が雪に曇って見えています。チェックインの時間より早く着きました。「観光旅館」にしてはザワザワした雰囲気が少ないと喜ぶ私です。ギリギリで予約した部屋は14階の山向きの部屋、「湯布岳」が窓から見えています。 雪景色の中「湯けむり」が上がる様子は旅だと感じます。続きは明日。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日帰りで、東京へ

2021年04月15日 04時00分06秒 | 小さな旅

晴、9度、80%

 二月に入って、10年近く見たいと思っていた日本画家の展覧会があることを知りました。場所は東京です。今までなら気安く行けた東京ですが、コロナ人口が多い都市です。公共交通機関を使用しないと行けません。ずっと躊躇っていました。会期を残すところ数日です。思い切って昨日東京まで日帰りで見に行きました。折良く、別の美術館では大きな美術展が始まったばかりです。コロナ以前と違い、美術展は予約制で入場時間帯が決められています。飛行機の時間、その入場時間と時間に追われる一日でした。

 早朝家を出ました。公共交通機関を使うのは1年数か月ぶりのことです。降り立った東京は雨、美術館に向かう前に在宅で仕事をしている息子宅へ行きました。この家に来るのも数年ぶりのことです。軽く一緒にお昼をとって雨の中を美術館のハシゴに向かいました。予約制とは人数制限と思っていた私はどちらの展示会でも人が多いのに驚きました。もちろん移動中の電車も以前と変わらぬ人の多さです。

 見たい見たいと思い続けていたものを見ることが出来て、雨も人の多さも気にならないほど気持ちが高揚していました。久しぶりのことです。帰りの飛行便にも余裕で羽田に着きました。学校から戻った孫娘がわざわざに送りに来てくれました。お正月以来です。搭乗口に向かう私をいつまでも見送ってくれた姿が目に残っています。飛行機は飛び立てば雲の上、快晴です。久しぶりに見る雲海に疲れよりも安堵を感じていました。家族との時間、いい絵を見られたことの満足、そして気持ちはすでにお留守番の「ココさん」に向かっていました。半日のお留守番は初めてのことです。寂しい思いをしているはずです。元気に迎えてくれました。まだ日があるうちに夕方のお散歩に出かけました。

 海外で帰国出来ずに働いてくれている主人に済まなく思います。家族のおかげ、ココさんのおかげで久しぶりの小さな旅でした。充実した一日でした。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日、柳川へ

2020年01月27日 04時00分01秒 | 小さな旅

雨、8度、85%

 数十年ぶりに主人と柳川へ足を運びました。福岡から電車で1時間足らず、車でも2時間かからずに行くことのできる水郷の町です。北原白秋や数々の文人、政界人を輩出した土地でもあります。地の利ゆえに海と水路の行き合う町ですので、うなぎや海苔の養殖でも有名です。

 私は小さい時からうなぎを食べるといえば、今と違って田舎道を父が車を飛ばしてこの柳川に来ました。また義父の生まれ故郷です。主人が仕事が入っていない日曜日、今回の帰国前から柳川へ行こうと決めていたそうです。福岡市より南ですが、地元の方も寒いと言われる海風の吹く昨日でした。

 こじんまりとした綺麗な町です。一時は韓国からの観光客が押し寄せて来ていたと聞きます。町に張り巡らした水路では「川下り」が楽しめます。激流を下るのではなく、街中の穏やかな流れを巡ります。 寒くても船には掘り炬燵があり観光で訪れた人を次々に乗せて巡ります。橋をくぐる時が圧巻、乗客は皆頭を下げ、船頭さんは、 ひょいと橋を渡って、船に飛び降ります。

 小さい頃から幾度も乗ったこの「川下り」、橋底が見えるのが楽しみでした。町を歩いてみたいという主人、もちろんお目当ては「うなぎのせいろ蒸し」です。元藩主屋敷は「お花屋敷」と呼ばれ観光名所になっています。その周りをめぐる水路沿いには昔から有名なうなぎを食べさせる店が並んでいます。主人の家と私の家では贔屓の店が違いました。蒲焼きにしたうなぎをご飯を詰めたせいろの上に乗せて蒸したものが「せいろ蒸し」です。 うなぎの下にはタレを吸ったご飯が詰まっています。私が懐かしかったのは「せいろ蒸し」より「肝吸い」でした。 福岡市内の有名なウナギ店で食べてもこの「肝吸い」のお味が今ひとつ、懐かしい味に満足します。「せいろ蒸し」はうなぎは美味しかったのですがご飯の甘辛さにやや閉口しました。

 お雛祭りの前です。この街の有名な雛飾り「つるしもん」の展示も見ることができました。 水路周りをゆっくりと歩けば漁師町でもありますから、 面白い仕掛け網なども目に止まります。久しぶりに主人とゆっくりと歩きました。ココさんを長いこと家で待たせています。遅くならないうち急ぎ帰宅しました。

 大人になると味覚も変わるものかもしれません。それでも懐かしい「うなぎのせいろ蒸し」「肝吸い」を食べ、のどかな町を散策できた楽しい一日でした。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする