チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

厄除け「法螺貝餅」

2024年02月06日 05時07分03秒 | 節分

雨、7度、78%

 節分、立春、厄を払い新たな春を迎えます。7年前の節分にモモを連れて帰国しました。その翌日この家に帰って来ました。この7年、毎年欠かさず節分、立春を祝う品を送ってくださる友人がいます。今年初めていただいたのが厄除け「法螺貝餅」です。

 薄紙に包まれた箱の蓋を取ると、真っ赤な紙が入っています。 「節分限定」と書かれています。そして中には小さな「法螺貝」を模ったお餅です。親指大の大きさ、ごぼうが巻かれています。ごぼうを見た途端お正月の「花びら餅」を思い出しました。真一文字にごぼうの蜜煮が入った嫋やかな白い餅です。ごぼうを使う餅は目を惹きます。中は味噌餡です。白餡と甘めの白味噌が合わさるところも「花びら餅」と同じです。 味噌と餡、絶妙なバランス、しっかり甘さも塩気も感じます。

 和菓子の奥深さを思いながら、「厄を払ってくれますように」といただきました。

 真っ赤な紙の力強さが小ぶりな「法螺貝餅」と好対照です。赤の強さは厄払いを意味するのでしょう。食べたことないお菓子、知らないお菓子、全国まだたくさんあるのと思います。毎年のお心遣いに感謝して、パクパク。

 

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恵方巻き

2023年02月04日 05時22分51秒 | 節分

晴、4度、68%

 帰国して昨日で6年目を迎えました。6年前の今日、この家にモモと戻ってきました。

 30年日本を留守にしている間に世の中の習慣も変化があったようです。「恵方巻き」なるものを知りませんでした。年が明ける前から「恵方巻き」の宣伝を目にします。節分に食べる太巻きのようです。デパートからコンビニまで予約と広告が出ています。子供の頃から私の周りでは「恵方巻き」を食べていた人を知りません。年々「恵方巻き」はバラエティーに飛んできました。韓国の「キンパ」風のものまで登場です。

 昨日は節分、朝起きて「恵方巻き」でも作ってみるかな?つまり太巻きだもんね。と冷蔵庫からきゅうりのぬか漬けと車海老2匹、卵2個を出してきました。ご飯を炊いている間に卵焼きを作って、海老を湯がきます。「恵方巻き」のつもりの太巻きを決まった方角に向かってガブリと食べるのだそうです。 今年の方角は「南南東」。でもこの太巻き大きすぎて流石に口に入りません。で、6つに切りました。6つでもやや大きめです。そして、 方角を合わせてパクパク。

 厄払い、縁起がいいと言うのならやってみるに越したことはありません。「クリスマス」より「ハロウィン」より馴染みなのい「恵方巻」の初体験でした。

 

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鬼酒まんじゅう

2023年02月03日 03時12分04秒 | 節分

曇、5度、74%

 昨日は父の54回目の命日でした。父の好物は「おはぎ」と毎年お供えに作ります。今年は私が食べたかった「酒まんじゅう」を作りました。

 「酒まんじゅう」は昔は冬のものでした。町の「おまんじゅう屋さん」の店先で湯気を出して酒かすの香り一杯の温かなおまんじゅうでした。今ではスーパーやコンビニで一年中売られています。袋入りで冷たい「酒まんじゅう」です。帰国して一つ買いました。家で蒸し直しても香りの少ない「酒まんじゅう」でした。

 酒かすをよく練っって、たっぷりと皮に仕込みます。まん丸に蒸し上がった「酒まんじゅう」、今日は「節分」ですので、ちょっとイタズラをして鬼の顔に作りました。小鬼ですね。 命日に鬼の顔のお菓子を供える自分に笑います。怖くない子鬼さんたちです。 父もきっと笑ってくれているでしょう。

 薄皮饅頭になってしまいました。「酒まんじゅう」の皮はもっと厚くなきゃなどと思いながら、温かな粕の香りたっぷりの「鬼酒まんじゅう」を頬ばりました。

コメント (2)
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