チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

八角香る「いちごジャム」

2024年04月05日 05時05分14秒 | 保存食

曇、14度、94%

 小粒のいちごが売られていました。 ピカピカのいちごです。いちごも銘柄がある時代です。昔は「いちご」でした。小粒、銘柄のついていない「いちご」が好きです。そのまま食べてもいいほどピカピカ。でも、この可愛い「いちご」で「いちごジャム」を作りました。来月の終わりには大きなパックに入ったもっとお安い「いちご」が出ます。量も少なく、お値段も高めだけど「いちごジャム」が食べたくて。

 「いちご」は見てるだけでも嬉しくなります。 500グラムもありませんでした。 お砂糖が自然に溶けるまで考え事をします。「どんな風味をつけようかな?」保存性、香り付けにリキュールを使ったり、スパイスを香らせたりと想像する時間です。「いちご」本来の香りは殺したくない。この可愛いい色もそのままに。スパイスの瓶を1本1本匂います。リキュールはすんなり「ロゼワイン」を使うことにしました。優しい色の響き合いです。「ガーダモン」の甘い香りに強く惹かれました。思い留まらせたのは「八角」です。 臭み消しなどと言われますが、「ピクルス」などに入れてもその香りに透明感を感じます。「いちご」の持つあの甘い香りを損ねずに「八角」を短時間一緒に煮ました。

 「いちご」ゴロゴロのジャムがいい香りを立て始めました。目を瞑ってお鍋の匂いを嗅ぐと、「いちご」の香りの奥に「八角」の爽やかさを感じます。火を止めて瓶に移すまで少し時間を置きます。瓶に移しながらひと舐め、「八角」の香りは「いちご」を奥深く仕上げてくれました。瓶を日に透かして見ると、可愛い「いちご」色がシックな大人の色に見えました。来月はたくさん「いちごジャム」を作ろう!

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ロマネスコのピカリリ

2024年01月24日 05時01分15秒 | 保存食

曇、0度、66%

 伊勢の「ヴィソン」マルシェの「ロマネスコ」は大きさにも新鮮さにも驚きです。小房を生で食べても十分に美味しい。サラダで食べるうちに大きいので鮮度が下がってしまいます。そこで、イギリスのピクルス「ピカリリ」を作りました。マスタード、ターメリックを使った甘酸っぱいピクルス液が特徴です。このピクルス液はコーンスターチなどでとろみを付けます。カリフラワーは欠かせません。そこでカリフラワーの代わりに「ロマネスコ」を使います。「ヴィソン」マルシェのいただいたお野菜「エリンギ」「カラーキャロット」「奥伊勢ねぎ」の4種類全部を入れました。お野菜に塩をして10時間ほど置いたものをピクルス液に漬けます。2日ほど置いて食べることも出来ますが、イギリスでは保存食です。夏に漬けたものを一年中、パイなどの付け合わせで食べるそうです。 2ヶ月前漬けたカリフラワーの「ピカリリ」です。ズッキーニ、小さな玉ねぎも入っています。

 ロマネスコ、エリンギ、緑の強い奥伊勢ねぎ、紫と黄色のにんじん、準備が終わると野菜の切れ端がたくさん出ました。にんじんの皮でさえ艶やかです。そこで、野菜の切れ端と豚肉で「お好み焼き」を作りました。キャベツなし、ソース、ケチャップなしの真奈風「お好み焼き」です。 味は生地に一緒に大量に入れたおかかです。別の友人に頂いた「長芋」は繋ぎにせずに千切りで一緒に焼きました。ボリュームのある「お好み焼き」です。トッピングは青のりとスプラウト。余すことなく新鮮な野菜を食べました。

 まだ漬けて数時間のロマネスコ「ピカリリ」、紫のにんじんが色のアクセントです。キノコを入れるのは初めての試み、最低でもひと月はおきます。ふた瓶並べて納戸に仕舞いました。時折、発酵していないかチェックします。何かの記念日に開けるつもりです。楽しみ!

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