チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

色づき始めた蕾たち。

2022年01月31日 03時01分53秒 | 

雨、5度、60%

 明日から「春節」を迎える香港の主人が香港の街中の様子を写真で知らせてくれました。政治的には変換期を迎えている香港ですが、写真で見る限りには一番大きな祝日「春節」前の様子は変わらなく私の目に映ります。写真の一枚一枚から永年住んだ香港のこの季節の匂いがして来そうです。中国のお正月です。街には臨時で花市が出来ます。縁起が良いとされている花たちが鉢植え、切り花とズラリと並ぶ様子は見事です。

 主人の送ってくれた写真の一枚に「合想樹」があの黄色い花をいっぱいにつけています。「アカシア」です。地元の「アカシア」が咲くのは4月です。春節のために特別に仕入れた「アカシア」に違いありません。「アカシア」が咲き始めるとその香りの中を走ったことを思い出します。「香る?」と主人に尋ねました。いい香りだそうです。我が家の「アカシア」の開花が待ち遠しいと主人にメッセージすると「写真を送って。」と来ました。こちらの「アカシア」が咲くのも4月です。「まだよ」と言ったものの気になって「アカシア」のある北庭に出ました。寒いとこの北庭には足が向きません。4年前、私の誕生祝いにいただいたアカシアは今では私の背丈の倍ほどに成長しました。見上げると枯葉色にも似た薄黄色の小さな蕾が付いていました。 咲き揃うまでには時間がかかりますが、蕾が色づき始めています。見落とすところでした。北庭の花木を見て回るとどれも蕾が大きくなり先がほんのり色づいています。

 足元を見ると、 「マーガレット」「デイジー」もポツポツ咲き始め花芽がたくさんです。 葉の色がシルバーのこの「マム」も蕾の先がピンクに。「ビオラ」もやっと葉の下に蕾をつけました。 「スノードロップ」はたったひとつ。「あれ?こんな所に植えてたかしら?」

 銀色の小さな蕾の「花桃」はひとつ二つとほころび始めています。 寒さで家に籠っている間に草木は一歩一歩春に向かっていました。「春節」の花、「花桃」です。香港では木ごと切られた「花桃」が商業施設や大きなマンションの入り口に立てられます。我が家の「花桃」はモモの記念樹にいただいたものです。もうすぐ5年、大きく育ちました。「花桃」は私にモモと香港を思い出させてくれる花です。明かりが灯ったように花咲くのはひと月先でしょうか。庭の花たちと春を待ちます。

 

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庭に来る冬の鳥

2022年01月30日 03時57分23秒 | 

晴、5度、60%  

 朝、座敷の雨戸を開けると蹲に飾ってある小さな置物が倒れていました。置き直しても次の日もまた倒れていました。 「猫が庭を通って行ったのね。」とまた置き直します。昨日、座敷を通りがてら蹲を見ると鳥の後ろ姿が見えました。蹲に溜まっている水を飲んでいます。私の気配に気付きません。窓越しですが、写真を撮ることが出来ました。

  「ヒヨドリ」です。いつもは気配に敏感ですぐに飛び立ちます。水を飲み終わると蹲の横のマキの木の枝で一休み。この大きなマキの突ペンでいつも「キーキー」と甲高い声で鳴く「ヒヨドリ」です。 つがいでいるところも群れているところも見たことがありません。いつも1羽です。

 午後になり日差しが出ると北側の庭から鳥たちのにぎやかの声が聞こえてきました。庭に出て見ると「白梅」のあたりが騒々しいくらいです。「白梅」もひとつほころび枝いっぱいに花芽がついています。 「メジロ」たちです。花が開く頃「ウグイス」がやって来ますが、昨年は来なかったように思います。「メジロ」は羽の緑と目の周りの白い隈取のコントラストが可愛い小鳥です。 大勢でいるせいでしょうが怖がらずに私と目が合います。

 庭には蹲以外にも水が溜まっている水甕が数個あります。「睡蓮」の甕2つ、「布袋草」の甕2つ。カラスもスズメもこの水甕で水を飲みます。そして、木々の小さな実がご飯です。 「ネズミモチ」の黒い実は美味しいらしく、3本ある「ネズミモチ」の実はほとんど鳥たちに啄ばまれます。そして黒いフンをあちこちに、私の車のボンネットもこの季節フンで汚されます。庭のあちこちに黒いフン、そして秋口になると思わぬところから「ネズミモチ」は地面から芽吹きます。よくできた自然の循環です。

 真っ赤な大きな「ローズヒップ」バラの実にはなぜか鳥たちが寄って来ません。噛んでみると酸っぱい。先月、地面からミミズを掘り返していた「ショウビタキ」の姿が見えなくなりました。オレンジ色の胸の羽が綺麗な小鳥です。庭に来る冬鳥も次第に移り変わります。木々は冬最後のひと月を前に花芽、新芽を膨らませ始めています。今日も賑やかな我が家の庭です。 

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レモン、ピスタチオの小さなケーキ

2022年01月29日 03時53分53秒 | おやつ

曇、5度、61%

 パウンド型のフランス菓子「ウィークエンド」と言われるレモンケーキがあります。重いバターケーキで白いアイシングシュガーがたっぷりかかっています。日本に帰ってきたら小さなレモン型をしたふんわりの「レモンケーキ」が売られていました。「このレモンケーキいいなあ。」レモンの形、黄色い紙に包まれていました。

 昨日、急に「レモンケーキ」を食べたくなりました。軽い可愛いレモンケーキの方です。でも、「レモン型」なんて持ちません。マフィンカップで焼くことにしました。手持ちのピスタチオプードルをたくさん入れるつもりです。ピスタチオの癖のある香り活かすためにバターでなくオリーブオイルを使うことにしました。バターを柔らかくする時間も省けます。用意を始めて20分で焼きあがりました。

  芯の熱が抜けてすぐにお茶にしました。バターだと重さが落ち着く翌日の方が美味しいのですが、サラダオイルなどだと焼き立てでも美味しくいただけます。  レモンの爽やかさ、ピスタチオの香りが豊かな小さなケーキになりました。

 すぐに焼ける、すぐに食べることができる、手間を省く、手早いケーキやクッキーはお家のおやつにぴったりです。 「よしよし、まだありますね。」今日のおやつも「レモンケーキ」です。

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「粗雑」「横着」母が私に遺した言葉

2022年01月28日 03時54分06秒 | 母のこと

曇、6度、80%

 小さい頃から母に私は「横着」だとか「粗雑」な人間だと言われました。いつも言われるので意味も考えずに「うるさいなあ。」「また言ってる。」と思い続けていました。それがこの数年、確かに私は「粗雑」で「横着」だと思うようになりました。何かをした行為で「横着」「粗雑」というのではなく性格の中にあるものです。母が言うくらいですから、他人もそういう私が見えていたと思います。でも他人事ですから口にはしません。65歳になろうという今も変わらない自分を恥ずかしく思います。もっと早くに母の言葉を受け止めていたら、違った自分があったはずです。そう思うと、無駄にしたものがたくさんあっただろうと悔やまれます。

 先日、私をよく知る友人と話をしていて、「真奈さん、お母様への気持ちに変化があったわね。」と言われました。母が逝って十年が経とうとしています。その間、長年住んだ香港から父母が残してくれたこの家に戻ってきました。母はこの家で父が亡き後40年近く一人で暮らし、最期を老人施設で迎えました。母がこの家で過ごした40年の四季を私も辿っています。働くわけでもなく、家の掃除や家事をするでもなく母は一体何をして過ごしていたのか?立ち働く母の姿が記憶にありません。友人の言うように母への気持ちは幾分緩みました。まず、家を遺してくれたことへの感謝です。もう一つは老人施設に入れてしまったことへの申し訳なさです。毎朝、父母に感謝の気持ちで手を合わせます。母が最後を過ごした施設のある南の山を眺めると、「ごめんね」と心が呟きます。ところが依然、母を好きではありません。感謝、申し訳ないと毎日思いつつ好きではないと自覚します。もし母に似た方がいたら、私はお近付きにならないように避けると思います。

 「横着」「粗雑」、娘は60歳を過ぎてから母の言葉に自分を省みています。省みながらその言葉を言った時の母の顔が蘇ります。いかにも汚いものを見るような目付きでした。言ってくれた言葉をありがたく感じながらも、母を好きになれない私がいます。

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卵かけ「嵯峨野豆腐」

2022年01月27日 03時54分09秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、7度、70%

 京都嵯峨野にあるお豆腐屋さん「森喜」の「嵯峨野豆腐」をいただきました。傷まないようにクール便で崩れないようにしっかりと梱包されていました。前日、送り主の友人から「真奈さん、お豆腐が明日届きますよ。」と前触れをもらっていました。この知らせを受けた時から、「卵かけ豆腐」で食べようと決めていました。

 手間もかからぬ「卵かけ豆腐」は父の大好物でした。私が子供の頃、この家から数分のところにお豆腐屋さんがあり、夏の朝はお鍋を持ってお使いに行きました。「木綿の角」をください。持ち帰ると父はその「木綿の角」1丁に生卵とお醤油をかけて美味しそうに食べました。私がこの父の食べ方を真似するようになったのは、香港に行ってからです。香港の朝の市場には出来立てのぬくぬくのお豆腐が届きます。布に包まれた大きなお豆腐が板の上で湯気を上げています。それを切り分けて買います。この「硬豆腐」は日本の木綿豆腐です。家に帰るやすぐに温かな「硬豆腐」に生卵をかけて食べました。豆腐の香り、大豆の甘み、卵の旨味、お醤油が全てを一纏めにしてくれます。薬味もなくこれだけでお腹いっぱいになります。

 「嵯峨野豆腐」はにがりではなく「すまし粉」で固めてるのだそうです。普通のお豆腐の倍はあるかと思われる大きなお豆腐です。滑らかで口当たりはツルッとしていますが「絹ごし豆腐」とは全く違う口触りです。パックから取り出して晒しに包んで一晩置きました。柔らかですから用心深く切り分けて、真ん中に卵をポンと割りました。 いただきながらお醤油を垂らします。「こんな美味しいものはないわ。」と一口一口味わい深く食べました。卵の黄身の濃厚さと淡白ながら大豆が香る「卵かけ嵯峨野豆腐」です。

 残り半分、まだ食べれそうです。 すり胡麻をかけ、お醤油ではなく「胡麻油」を垂らして食べました。胡麻の香ばしさがお豆腐を引き立てます。「胡麻油」が滑らかな「嵯峨野豆腐」に絡み唸ります。大きな1丁、食べ上げました。

 寒いこの時期、湯豆腐にでもと思うところです。湯豆腐なら芯が熱々のところから「嵯峨野豆腐」の香りがして来るだろうと想像します。貴重なお豆腐をあっという間にお腹に収めてしまいました。「おごちそうさま。」

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黒いクリスマスローズ

2022年01月26日 03時53分11秒 | 

曇、8度、80%

 昨年10月に入った頃でしたか、「真奈さん、珍しい黒いクリスマスローズの苗です。」とお手紙付きで友人から小さな苗が送られてきました。クリスマスローズの特徴ある葉っぱは4枚、手のひらの乗るサイズにポットに植わっていました。クリスマスローズが花をつけるのは発芽から2、3年かかると聞いています。「黒いクリスマスローズの花を見れるのはまだ先のことだな。」と思い、地植えの大きく育ったクリスマスローズたちとは別の場所に鉢植えにして置きました。

 地植えのクリスマスローズたちは帰国後すぐに別の友人からいただいたものです。我が家で5年目を迎えます。きっと7歳8歳のクリスマスローズです。株は充実してきて、すでにたくさんの蕾をつけています。  昨年は株分けもしました。新しい株元から花芽付きの新芽が地面に見えています。 毎朝、寒くてもクリスマスローズの顔を見に裏庭に出るのが日課です。冬はほとんど水遣りをしません。2日前、ふと、黒いクリスマスローズの鉢に目をやりました。「??」「えっ?花?」黄色い花芯がはっきりと見えました。まさかの黒いクリスマスローズの開花です!

 小さな苗に開いた花がひとつ、蕾がふたつ。私は全く気付いていませんでした。なんという不覚。小さい苗ですから花も小ぶりです。「かわいい。」鉢を手に取りまじまじ眺めます。花を正面から見ると、黒くは見えませんが、花弁に見えるガクを外側から見ると確かに黒い花です。 黒い花は存在感が違います。小さければ小さいほど黒い妖精のように見えます。黒百合、黒いアミガサダケ、どれも私の憧れの花です。

 嬉しいので送ってくれた友人に知らせました。彼女の家のはまだ蕾もないそうです。「ブラックパールっていう名前だったわよ。」と教えてくれました。改良が進む花たちにはそれぞれ立派な名前が付いています。バラもクレマチスもホトトギスですらそれぞれに名前があります。覚えるのが面倒なので私は一絡げに「バラ」「クレマチス」「クリスマスローズ」です。

 鉢をデッキのベンチの上に置きました。ここに置けば居間から私がいつでもガラス越しに見ることができます。先日作った「セダムの寄せ植え」と一列。 もうすぐ2月、地植えのクリスマスローズも花開くはずです。黒のクリスマスローズ、この秋には地植えにしてやりましょう。

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ダッフルコートを3年ぶりに出してきました。

2022年01月25日 03時53分49秒 | 日々のこと

晴、4度、66%

 暖かな国に30年住んで戻って来た日本の寒さは身にしみました。家の暖房の仕方、自分の冬の身仕舞の仕方、慣れないことばかりの中試行錯誤でした。冬物衣料も手持ちは少なく購入しましたが、失敗したものも数多くあります。

 帰国後すぐは手持ちのコート、古くから持つダッフルやダウンで済ませました。日常着としてはダウンベストやダウンコートは軽くて暖かく重宝しました。この冬が始まる頃、一つ自分で決めていたことがあります。「この冬はダウンを着ないでみよう。」そして、今日に至るまでダウンに袖を通すことなく過ごしました。

 ダウンに頼らない、何故そう思ったのでしょう?ダウンのイージーさに飽きたからかもしれません。着れば暖かいというイージーさ、見た目も画一的に見えるイージーさです。ウールのコートは着る楽しみがあります。ダウンコートも普段着と外出着に分けていましたがどこに行くにもダウンを着ていた3年間でした、この冬は昔ながらのコート、ウールのコートを着ています。

 ダッフルコート、毛足の長い外出用のコート、ハーフのコート、毛皮のコート、ニットのマント、どれも帰国前から持っている古いものばかりです。一番登場するのは、30年近く着ているダッフルコート、散歩やちょっとした買い物までこのコートで出かけます。昔はこのコートの下にジャケットを着ていました。それほど作りがしっかりしたダッフルコートです。ジャケットを下に着ることはないだろうと、帰国前に肩幅や袖丈を直してもらっています。

 下着の重ね方、セーターの重ね着、タイツの厚さも気温によって変えます。ずっとスカートですが寒いと感じることはありません。部屋の暖房の仕方も少しづつコツがわかって来ました。冬は生活の基本費用が上がります。南に住む我が家ですらガス代、電気代、水道代まで夏の倍以上です。寒い地方の暮らしは金銭面ばかりか雪かきや交通の思わぬ遅延などと大変だろうと想像します。もうすぐ帰国5年の日を迎えます。やっと日本の冬に慣れてきたと心身ともに実感しています。

 

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イワシの包み焼き

2022年01月24日 03時53分18秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、9度、78%

 お魚屋さんに並ぶイワシの漁獲地が北上しました。地元のイワシでなく千葉県産です。大きなイワシ、見るからに脂が乗ったイワシです。近海で取れた小羽のイワシは骨も丸ごと食べれますが、ここまで成長した大羽のイワシの骨は諦めます。地元の朝獲れならお刺身で食べたいところです。皮を剥ぐと脂が見えるほどに成長したイワシです。

 イワシは値段の高い魚に出世しました。いっぱい食べることができません。家に帰りながら素直に焼いて食べようか考えます。庭のハーブをお腹に詰めて焼くとこれまた美味しい。そこで、包み焼きにすることにしました。ハーブをお腹に詰めるのは臭み消しではありません。まだ十分に鮮度があるイワシは臭くありません。そのままグリルにしてもいいのですが包むのは香りを封じ込めるためです。

 ホイルでもキッチンペーパーでもパイ地でも包んで焼くと包みを開けた瞬間の香りが楽しめます。お皿に移すとき落としてしまいましたが、 この瞬間、湯気と共にイワシとハーブが香ります。

 一人で摂る食事の楽しみは、小さなことにまで目と心が向くことです。一口一口味わってゆっくり食べれることです。香りを楽しみ、口に含んでハーブとイワシの微妙な味わい、使った塩産地によっても味は変わります。ワイワイと大勢で食べる楽しみとは違います。主婦ですから、大勢で食べるときは頻繁に給仕で席を立つこともあり、ゆっくりした気分で食事を摂れるのは一人に限ります。

 大羽イワシを堪能しました。でも、お刺身で食べたかったな。

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地震アラーム

2022年01月23日 04時10分45秒 | 日々のこと

雨、7度、88%

 昨晩真夜中に、スマホから災害アラームが鳴りました。「地震です。」という音声も聞こえます。ココはすぐさま飛び起きて吠えました。ところがこの私、目が開きません。頭が眠りに落ちていきます。揺れている気配はありません。目を開けて時間だけ確かめようかと思っているのですが、目が開きません。そのまま寝ていました。私の反応がないので、ココは布団の中に戻って来ました。

 寝ているのに頭の片隅で「家にココのための買い置きのドックフードがない。」と思い続けていました。年末に遠方より犬連れで訪ねてくださった友人に帰りの道中にと家にあったドックフードを渡しました。ココがドックフードを食べるのは、私が家を空け、動物病院に預ける時だけです。年が明けたら頼まなくてはと思いながら、地震アラームがありました。

 眠っているのに、「ドックフードがないから、万が一避難するときはココのご飯をどうしようか?」と眠った頭で考えていました。避難所では犬を受け付けてはくれません。救援物資の支給も当初はないはずです。眠った頭で考えています。寝てますが地震の揺れがないことだけはわかっていました。

 アラームから何時間寝たのか?アラームの鳴った時間を知らないのでわかりませんが、毎日起きる時間に目が覚めました。目が覚めた時から「ココのドックフードを頼もう。」と思っています。そのまますぐにPCを開けて注文しました。パグ用のドックフードが近くには売っていません。

 余震を心配しましたが、アラームがなることなく1日過ぎました。災害時の備えは必要です。災害ばかりか私が発熱して買い物に出られない時のことも思います。

 昨日は朝から市内に住む友人が心配して様子を尋ねてくれました。恥ずかしかったけど「眠り込んでいました。大丈夫です。」とお返事しました。何故、あんなに眠たかったか?幸い大きな地震でなくてよかったと思います。昨日は自分の物も含めて非常時の備品点検をしました。ドックフードも今日には届くはずです。日本中、地震や雪害、自然災害が起きます。備えしか対処できません。考え直す、見直すいい機会でした。

 

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セダム(ベンケイソウ)の寄せ植え

2022年01月22日 03時58分15秒 | 庭仕事

腫れ、1度、72%

 セダム、日本ではベンケイソウとも呼ばれ昔から道端に小さく群れている多肉植物です。道端の草のつもりでしたが、交配種が出来て大きさも色形も様々になりました。サボテンより一回りほど小さなものまであります。3年前、そのセダムの可愛さに大きな寄せ植えのリースを作りました。セダムが成長してリースを解き庭に植えました。暑さ寒さに強く水遣りもあまり必要としませんが、この冬やや勢いがなくなりました。新種が出ましたとお知らせがあったので早速園芸店へ出向きました。

 園芸用の花や木は流行があることをこの4年ほどで知りました。テレビなどで紹介されると流行するのでしょう。新入荷のセダムが棚にずらりと並んでいます。プクプクとした小さな葉、色も黄緑から赤みがかったものまで、形も多種です。庭にある幾種類かと合わせようとポット3個買い求めました。

  まだ根が張っていません。根が張り高さが出てくるとこんもりとするはずです。小さいながら、季節になると花もつけます。 白い花が一つ。 1種類でも小さくても、存在感があります。

 寄せ植えは2つ出来ました。 

 今は庭仕事のない時期ですが、春に向けての仕事を思ったり、小さな植物の手入れをしたり、いつも頭の隅に草花のことがあります。居間のテーブルに向かうとガラス越しに4つが並んで見えるように、デッキのベンチに置きました。小さな小さな変化が日に日にあります。目に見えない変化です。でもある時、ああ成長したのね、と気づきます。春待ちは私の気持ちばかりではありません。

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