新酒が出来上がるこの季節を心待ちにしていました。
といっても、私が待っていたのは新酒を絞った後の酒粕、新酒の酒粕です。
秋から飲み始めた
甘酒が気に入って、今では毎日飲んでいるのですが、
2月に出来上がる新酒吟醸の酒粕は香りも味も素晴らしいということで、この時期を待っていました♪
寒いこの時期は、甘酒にすりおろした生姜を入れると身体がホカホカになります。
先日、秩父の酒屋さんでも新酒が出来上がり、新酒が並んだことを示す「杉玉」の飾り付けがあった、
という報道がありました。
直径70cmの大きさだそうで、作りたての杉玉は緑色なのですよね。
また、以前松本市へ行ったときに、立派な蔵の上に大きな杉玉があるのも見ました。
新酒ができたよ!という合図のために緑色の杉玉を掲げ、その緑が薄くなれば夏酒を、
そして茶色に変わる秋にはひやおろしが美味しい季節ですよという合図になっているですね。
もともとは奈良県桜井市三輪にある大神神社の醸造安全祈願祭(酒まつり)で拝殿に杉玉が吊るされ、
これが各地の造り酒屋へと伝わったそうです。
神社については半年間しっかり勉強したところ!
大神神社の主祭神は大物主大神、大国主神の和魂(にきみたま)で、
我が国最古の神社と呼ばれています。