今夜は、先月
最終回を迎えた「古事記を学ぶ会」の総集編でした。
私たち講師二人が神話等について語った後、参加者の皆様からも感想や意見等をお話しいただきました。
そこで一番話題となったのが
「子どもの頃から知っていたあの神話が『古事記』の一部とは思わなかった。」
そうですね、今思うといつ『古事記』の一部と知ったのか、はっきりと覚えていません。
そして、今回の学びでそれぞれの「お話」が一つに繋がり、流れが理解できたことも大きな学びでした。
私は、我が子たちと取り組んだ「1日1冊絵本音読」や読書等の話をし、最近読んだ本も紹介しました。
『幼い子の文学』 瀬田貞二 著 (中公新書)
瀬田氏は著作『きょうはなんのひ?』や『おだんごパン』『指輪物語』等の翻訳等で知られる、
児童文学作家、翻訳家、児童文学研究者、読み聞かせ等で幼い子たちの読書に関わっている方必読の書です。
その他、11月の読書は以下の10冊でした。
すでに紹介した本もありますが、ベストセラーとなっているのが東野圭吾 著の『沈黙のパレード』(文藝春秋)
6年ぶりのガリレオシリーズ、第九作は長篇書下ろしとして出版され、
早速読みましたが、家族の愛情や最後のどんでん返しなど東野節が冴える大変面白く推せる作品です!!
(先日行った図書館では100人待ちとなっていました!
ベストセラーがすぐに借りられるのはこの地に住んで良かったと思う事のひとつ。司書として思いは複雑ですが・・・)
もう1冊、話題の書となっている平野啓一郎 著の『ある男』(文藝春秋)
これも、最後には思わず涙がにじみ、今の人生や家族に思いを馳せ考えさせられるとても良い作品でした。
これで今年は95冊、目標の100冊は今年も達成できそうです♪