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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

『食品の裏側』 『なにを食べたらいいの?』

2018-11-27 | 本の紹介
友人が「これ読むと食べるものがなくなるよー!」と言いながら貸してくれた本
『食品の裏側 ―― みんな大好きな食品添加物』 安部司 著 (東洋経済新報社)
『なにを食べたらいいの? 』 安部司 著 (新潮文庫)

食品添加物の専門商社のトップセールスマンだった著者が、退職後に食品メーカーの裏側を語った本です。
「安い」「簡単」「長持ち」「見た目が綺麗」という消費者と製造者の希望を叶えるため、
次々と使用していったのが「食品添加物」という名の化学薬品。
食品が工場で「生産」される現代、私たち消費者にはうかがい知れない食品製造の舞台裏は、
本を読めば読むほど恐ろしく、食べられるものがなくなってしまいます。

加工食品ばかりではなく、自然から生まれているはずの野菜さえも形が揃っていて色が綺麗で甘い。
でも、それを要求してきたのは私たちでもあり、
形が悪かったり、色が悪かったり、虫がついているものは買わないという現状があります。
便利さの代償として添加物を身体に取り入れることとなってしまったことに、愕然とします。

私もずっと仕事をしながらの食事作りなので、すべてを原材料から手作りでという訳にはいかず、
清涼飲料水やスナック菓子、カップヌードルなどを家に置かない、ぐらいしか出来ませんでした。
加工食品ばかりではなく、〇〇の素や、だし入り醤油・味噌、ドレッシング、にも怖いもの入っているとは!
せめてもの抵抗として食品を手に取ったら裏の成分表示を見るようにし、
カタカナ表記と成分表示が少ないものを買うようにしています。
すべて排除することは現実的に難しいけれども、知識として知っていることは大事かもしれません。
前から思っていましたが、老舗和菓店の菓子の成分は見事に日本語だけです!

知人が手掛けてるポテトチップの原材料は「じゃがいも、米油、食塩」のみ、賞味期限は製造から2週間です。

この本を読んだからなのか、最近、また食品と化学薬品の影響に関するニュースが多いような気がします。
輸入品の柑橘類に使われているカビ防止剤、妊娠中の女性は国産イチゴを一日2粒以上食べたらダメとか、
カップヌードルや運動不足で生殖機能が落ちているとか・・・

我が家のブルーベリーは、自信をもって無農薬・無化学肥料と言えます!!
もちろん実を大きくしたり甘くする薬も、除草剤も殺虫剤も使っていません。