Jさんブログ~つれづれなるままに~

糸の切れたタコのように日々ふわりふわりしているJさんの、ふわりふわりな出来事を書いてみました。

復活!!愛車プリウス

2008年04月26日 | つれづれ日記
不運の事故から約3ヶ月。ようやく愛車プリウス復活しました。

しかし修理に出した際に書き込みをした通り、修理代約90,000円に、メンテナンスパック約90,000円、計約180,000円は実際私のお財布にまさに大打撃。
既に入っているスケジュールに対し、どうこのお財布で乗りきっていこうか真剣に考えないとヤバい状況になってきました。

購入4日目で後部バンパーを損傷し、購入2ヶ月半で前部バンパーを損傷。
いくら自分が悪くないとはいえ、あまりに縁起が悪すぎる。
愛車プリウス君もさすがに辛かろうなので、これからイメージアップのためにも、楽しいいい思い出を彼にさせてあげないとと。

…ということでいきなりながら、ディーラーから車を引き取るや否や、会社の同期を誘って温泉へ行くことに。
日も暮れそろそろ夕飯もという時間に、いきなり同期を拉致り、雨どころか霧たちこめる中、中央道をぶっ飛ばし河口湖温泉へ。
たまたまお客さんの谷間の時間で、ほぼ貸切状態で浴槽で延々と日頃の愚痴をこぼして。
こんな気軽なお出かけができるのもマイカーならでは。

これからも安全運転モットーに、愛車プリウス連れていろいろ出掛けに行きます!

車の修理代を稼がなきゃいけないんです!

2008年04月20日 | つれづれ日記
納車5ヶ月、走行距離5,000kmを超え、ようやく慣れ私の足としていい一体感がでてきた愛車プリウス。
実は2月初旬からフロントに大きな傷を負っていました。

それは2008/02/01、首都高速湾岸線ベイブリッヂ走行中の出来事。
早朝5時頃、いい加減帰ってベッドで寝たいと急ぎ走行中。
当日はベイブリッヂが夜間工事を実施していて、片側1車線規制し工事していて、その区間流れが悪く、ゆっくり目に進んでいました。
ベイブリッヂもそろそろ頂上という頃、前のトラックがゆらゆら~っと。
「あっ!!居眠りだ!!」とブレーキを踏み車間を開けようかという頃、前から迫りくる謎の物体。

「いけない!!!」

…と思う頃には、避ける車線もなく突っ込むしか方法はなく。
前のトラックが避けた物体は、大きめの砂袋。
前のトラックは車高が高く避けられたのですが、普通の乗用車である私の愛車は当然避けきれず、そのままなぜか落下していた砂袋と衝突。
結局突っ込むようにして砂袋とぶつかり、更に踏み潰し乗り越え通過。
車両にはかなりの衝撃がありました。

焦っても驚いてもあとの祭り。結局フロントバンパーの下のバーにひびが入り、エアコン用の空気取り込み口のルーパーは損傷。ナンバープレートもルーパーにはみ出した下半分が曲がってしまいました。
(写真をよく見ると、ナンバープレートから下が若干変でしょ!?)

ただそれから暫く、稼働があったり休みがディーラーの休みと被っていたりというのと、走行に支障がなかったのでそのまま乗っていたのですが、そろそろ納車6ヶ月点検のお知らせが来て、いい加減修理をすることにしました。

ディーラーに頼み修理代を見積もってもらい、保険を適用するか悩んだ結果、やはり3年後に保険を再契約した際にぐんと等級が上がる事を考えると、今回は痛いけど自費で直した方が安いことが判明。
損傷はフロントバンパー、ナンバープレートの他、フロントバンパーを接着するクリップ部分が破損していたものの、その他足回りは一切損傷していませんでした。
ただナンバープレートの再交付とか、汚れ防止に以前施したペイントシーラント復元とかで細かい出費がかさみ、その修理費用は約90,000円…。ほんとに痛い出費です。

更に今回6ヶ月点検を機に、無料点検ではサポートされない先の点検、消耗品から3年後の車検代までを補償してくれる点検サービスにも入ることにしたので、別途92,000円。
修理代と合わせて約180,000円也…。痛すぎる出費です。
修理完成は来週27日予定。その時にばっさりお金が飛んでく予定です。

しかしその時の様子は、まるでマリオカートでアイテムをゲットする時と一緒。
現実あんなちっちゃなカートがアイテムにぶつかっていったら、あれだけ衝撃があるはずなんです。
その点ゲームはリアルでないです。
あの衝撃と音を再現しなきゃ!

ゴールデンウィークが控え、その後もイベント盛り沢山。
出費もかなり予定されています。
ボーナスまでまだ2ヶ月。どうやってこの難局を乗り越えようかと。

なんか仕事に疲れちゃったのか全然やる気が出ない今、どうやって修理代を稼ごうかと。
暫くは割り勘とかはきっちり割ることにします。
バブル期によくやっていた多め払いとかは当面無です。
1週間に1度のペースで乗っていたロマンスカー通勤も暫くは自粛です。
予定のない休日は出費の少ないように過ごします。
とりあえずボーナスまであと2ヶ月。じり貧生活が始まります…。

春を感じて~気まぐれ青春18きっぷの旅-2日目後半

2008年04月09日 | つれづれ旅行記
目指す甘い物のお店へ行くのは数年振り。よって降りるバス停もあいまいだし、目指す場所も記憶がおぼろげです。
降りる予定のバス停が近づいても、ちっとも記憶が蘇らず。…と困っているうちに、降りる予定の「大徳寺道」バス停に到着。

目指すお寺は確かお寺ではなく神社で、バス停から路地へ入って5分くらい歩いた場所で…とおぼろげな記憶をたどって路地を歩くも、来たことはある道だけど、目指す場所とは違う気が。お寺を抜け反対へ出ると、大きな鳥居が見え記憶復活!!
目指す場所は今宮神社のあぶり餅でした。思い出した!

参拝の前に甘い物では礼儀として無礼なので、じっくり参拝していざお店へ。
境内の脇の道を出てすぐの場所が目指すお店。
境内の脇を出て、あれっ!!…お休みだ。

せっかくバスで30分もかけて来たのにお休みとは…(涙
そろそろ16時を過ぎようかと。美味しい晩ごはんを食べるためには、ここで適当にお昼を食べると、晩ごはんが台無しになります。ここは必殺!我慢。

次の目的地は河原町三条。河原町三条にあるうちの店舗に勤める知り合いのおじさんに、ちょっぴり挨拶をして行こうかと。
今いる大徳寺は京都市の北西側。河原町三条は東側。
うまいこと一本で行けるバスはなく、かといってこの辺りのバスを自由自在に乗れる程の知識はないので、バスを乗り継ぎつつ徐々に近づいていこうかと。

北大路バスターミナルでバスを乗り継ぎ出町柳駅へ。そこから京阪で京阪三条へ。鴨川を歩いて渡り目指す店舗へ到着。
目指すおじさんは…いたいた。暇そうにしてる。
そのおじさん、天王洲本社ビル在勤中にお世話になった(した?)方で、ここのところバタバタと忙しくしていたせいで、転勤のご挨拶ができていなかったので、京都に寄ったついでにご挨拶して行こうかと。
店頭に立つとさすがベテラン。たち振る舞いがらしくて格好よく。
あまり長居をすると仕事にさし障るので、さっさと次を目指すことに。

そろそろ18時近くなり、外がちょっとずつ暗くなってきました。
京都は関東より桜が咲くのが遅くて、ちょうど桜が満開。
ということで、清水寺でこの時期に開催される、夜桜観賞夜のライトアップに行こうかと。
京阪三条駅からバスに乗り、河原町四条で清水道方面のバスに乗ると、私と同じイベントを目指す人でバスはすし詰め。でも私は1人で身軽なので、ひょいとすし詰めのバスに乗り込み清水道へ。
みんなおみやげを眺めつつちんたら歩く中、時間がないのもありせっせと坂を登り清水寺に到着。

清水寺はご存知お土産屋の並ぶ参道を延々坂で上ると、三重塔がまずあり、その奥が地蔵堂で更に奥が清水の舞台、そして滝という流れ。
三重塔は普段坂に疲れて大して見ないのですが、今日ばかりはきれいにライトアップされ、その横に満開の桜がライトに照らされ非常に幻想的な色合い。周りに負けじとシャッターを切りまくります。
境内の中も、普段から混雑しているものの、今日ばかりは尋常ではなく。あわや舞台ごと重さで崩れちゃうんじゃないかというくらい、人であふれ返り、その人たちが携帯だデジカメだをとっかえひっかえパシャパシャ。素人は遠景写真にフラッシュを焚く(フラッシュを炊くとシャッタースピードが遅くなり、かつフラッシュは遠景ではとても届かないので、結局真っ暗に写真になる)ので、まるで桜の記者会見のような感じ。そこここでビカビカ光っています。

でもこうも夜桜は綺麗かとばかり、クリーム色の電球の光に、白やピンクの淡い花びらが照らされ、更に散った花びらがライトを横切り、華吹雪がより一層輝きを増し、そのささやかな存在感を見せつけてくれます。
やっぱりファインダーを覗いていると、デジカメでは夜桜を撮るには限界が。ゆえ目の奥にしっかりあの素敵な夜桜の風景を焼きつけ、写真は証拠程度にとどめ、春の匂いを楽しみました。

そういえば明日は出勤だった。
一応帰りの新幹線は、最終ののぞみ号を予約しているものの、そこまで粘ると明日仕事にならない…。と気づいたのは清水道から乗ったすし詰めのバスの中。
京都駅の駅ビルでいつも気になっていたお好み焼きのお店でたらふく昼の分までごはんを食べ、すぐの新幹線で帰路へ…。

京都21:15発のぞみ52号(結局急いだ割には最終1本前)に乗り家路へ。
新幹線で寝過さないように…と買った、個人的に恒例の京都駅構内で買ったベルギーワッフルの袋を開ける間もなく爆睡。

気まぐれ旅ながら、非常に充実した2日間の春のお出掛けでした。

春を感じて~気まぐれ青春18きっぷの旅-2日目前半

2008年04月09日 | つれづれ旅行記
前日夜の天気予報で、今日の天気はくもり。
それなら遠くまで見える絶景に出掛けるより、スポット的な名所に行くか、ひたすら汽車ポッポに乗ってるのがベストです。
…ということで、今日は電車メインで、午後の流れは現地で決めようかと。

7:30名古屋伏見のホテル出発。
ホテルの建物を出ると、天気予報とはうって変わってめっちゃ晴天の中、ビルの谷間から太陽の光がどすんと目に飛び込んできます。
伏見駅から平日の朝ラッシュで混雑する地下鉄東山線で名古屋へ。
のんびり朝ごはんを食べにお店に寄っている暇もないので、名古屋に行くとほぼ必ずお世話になる名物あんばん屋で、クリームパンと粒あんぱんを買いそのままホームへ。

名古屋8:12発・特別快速2107Fで米原へ。
平日の下り電車で、関ヶ原を越えて米原方面へ抜ける人なんてそういないだろうと予想して、車内で食べようと買ったあんぱんとクリームパン。実際乗ると、明らかにハイキングルックのご老人が、車内びっしり埋め尽くし大混雑。
結局運転台の後ろで、前面展望を眺めつつ、立ちながら隣に立つ人に気を遣いながらクリームパンと粒あんぱんを食べる私。120km/hで快走する電車にて、車窓を見ながら電車の隅っこでパンをちぎっては食べ、ちぎっては食べしている私…なんかわびしいです。
結局ちょっとも空かずそのまま一時間車内は混雑したまま米原へ。米原へは大垣で付属2連を切り離してる間に抜かすはずの貨物列車が遅れた影響で3分遅れて米原9:27着。

ここからひたすら近江鉄道で滋賀県を縦断します。
まず目指すは近江鉄道多賀線(高宮~多賀大社前2.5km)。
次の電車は都合よく、多賀線直通の多賀大社前行。
以前訪れた時は多賀線は本線とはダイヤが切り離されていたのですが、先日のダイヤ改正で米原発の便の大半は多賀線方面行の列車に。私にとっては非常に都合のよいダイヤです。
米原9:35発。最初私と運転手さんとおじさん1人の計3名で出発した2両編成の電車は、途中一気に混雑し、でも終点・多賀大社前の1つ手前でそのほとんどが下車し、結局終点まで乗っていたのは、なぜかギャル1名と私と運転手さんのみ。
正月にぎわう駅ゆえ大きな駅舎があるのに、記念撮影はそこがガランとした中1人ポツンと立つ画になりました。
多賀大社前10:00着。

せっかくなので、滋賀の人は誰もが知る有名スポット・お多賀さんこと多賀大社へ参拝しにいくことに。
駅から10分ほど歩くと、大きな太鼓橋に、立派なしだれ桜。
「笑門」と書かれた大きな鳥居に大きなお社。
駅とは違って、まばらなりにも人がいて、観光地らしい趣は若干。
みんなのご多幸をお祈りし、いざ次の目的地へ。

多賀大社前11:08発。高宮で乗り換える列車を待っている間、しらないおじいさんと話しがはずみ、気づくと次の電車の発車ベルが。慌てて駆け込み、そのまま本線を突き進み、延々滋賀県のローカルな田園風景を見ながら、その風景に慣れた頃、終点・貴生川12:42着。

ここからは一切ノープラン。
とりあえず京都を目指すかと、草津線のホームに立つと、同じホームから発着する信楽高原鉄道の列車がちょうど入線。
せっかくなので同線を片付けることに。
貴生川を出発し駅もない森林の中を1両のディーゼルカーが走ること10分。例の多数の犠牲者を出した正面衝突現場を通過。
現場はちょうど真上を第二名神高速道路が横切るようになり多少開けたものの、現場はあのニュース映像で見た光景そのまま。本来行き違うはずの信号所も、以来片側の線路の使用を凍結したまま、そのままの形で残されていました。
貴生川から約25分、終点信楽に到着。

信楽の街は非常に興味深く、ゆっくり眺めて行きたかったところ。
ただそうしていると帰る見通しもつかないので、信楽見物はまた次回として、そのまま折り返し電車で貴生川へ逆戻り。
貴生川から乗り換えた草津線の列車は、バカ学生が大騒ぎ。バカもあそこまで極めるとすげーなと感心しながら草津へ。
草津から新快速に乗り京都へ。京都14:43着。

そういえばお昼ごはんはまだ。朝ごはんも混雑した車内でぽそぽそ食べたあんぱん屋の粒あんぱんとクリームパンのみ。
ただ今からお昼を食べると、楽しみの夕飯にさし障る。
なので今は美味しい京都の甘い物を食べ、夕飯きっちり食べようかと。
京都の甘い物と言えば、以前友人に連れられ食べて非常に美味しかった今宮神社のあぶり餅を食べようかと。
ちょうど桜のシーズンでごった返す中、京都駅より延々30分、今宮神社を目指しバスに乗りました…。

(後編へ続く)

春を感じて~気まぐれ青春18きっぷの旅-1日目後半

2008年04月08日 | つれづれ旅行記
気賀駅で降りたのは、老夫婦2人と私。
車内ポスターを見る限り、さぞかしにぎわったスポットかと思いきや、まず降り立った駅が無人駅。計画に挙がっていたサイクリングコースに最適と思ってみていたレンタサイクルは「多客のため休業」との張り紙…どうみても人影すらないのに。
かろうじて駅前にタクシー3台。嫌な気配を感じつつ、タクシーの運転手さんに行先を告げ、駅から見上げるように丘を登り、その頂上が目的地・国民宿舎。ポスターでは駅から徒歩10分。タクシーでも急坂を登って10分かかったのに、どうやったら10分で着くんだ!?

まずは疲れた体を癒してからお昼にと、フロントで日帰り入浴の手続きを…
私「日帰り入浴したいんですが」
フロント「本日は定期清掃日で営業が夕方からなんです」
がっかりです。今年二度目のお風呂定休(1度目は2008/01/17のハイブリッド気動車を訪ねて小海線に乗りに行った際の星野温泉)。

かと言って代替の温泉地も周りにないので、取りあえずレストランでお昼を食べ、予定の電車を待たずに道を進むことに。
駅まで戻るタクシーは行きの運転手さんと一緒。「もう帰るの!?」と聞かれるも、ひとこと「はい」と答え、すぐさま次の電車に乗り新所原へ。

この頃には一面の青空。車窓に差し込む光が心地よく、うとうとしていると、あっという間に終点・新所原に到着。新所原15:19着。
再び東海道線に乗り、豊橋で新快速に乗り換え、名古屋へ。
名古屋で名鉄に乗り換え、犬山遊園駅を目指します。
豊橋、名古屋と乗り継ぎがよく、犬山遊園16:52着。

ここから今年の年末で廃線になる、犬山モンキーパークモノレール線というモノレールに乗ります。
このモノレール、日本モンキーパークへ向かうもので、乗るのは当然モンキーパークへ向かう人かその職員さん。次のモノレールは16:59発で、モンキーパークは16:30閉園。
犬山遊園駅できっぷ売り場へ行くと、そんな時間に乗る人はいない前提なのか、きっぷ売り場は既に営業終了状態。仕方なくきっぷを持たずホームへ行くと、ホーム手前の柵が閉まっていて、あと一歩で電車に乗れず。
いよいよ発車時刻。運転手さんが誰もいないことを確認すると、三脚にカメラを持った不審者を発見。ダルそうに私を1人きっぷの有無を見ずに車内へ通してくれるとすぐさま発車。3両編成のモノレールは当然乗客1名です。

終点・動物園駅で記念撮影し、ここで取り残されてはとすぐさま車内へ。
折り返し最終電車。帰りはモンキーパークでお猿さんにいっぱい会えて大はしゃぎのちびっこたちと帰ります。
子供は気付いていないものの、親御さんたちは気付いています。あの三脚にカメラの方がなんか怪しいことを。…早く終点に着いてくれ!!
終点に着くと、楽しかった思い出に、ちびっこもモノレールの前で記念撮影。
大きいお兄さんも、もう今回が最後なはずゆえ、ちびっこに負けずに記念撮影をします。

気づくと、夕焼けの高台のホームに私ひとり。
壁いっぱいに書かれた楽しげなおさるさんのペイントが非常に寂しげです。
全国完乗の旅は、時には辛く厳しい時もあるんです。

結局慌ただしい道中だったので、ちょっぴり休憩したいと、電車は少し待って、駅前を流れる長良川を散歩しようかと。
夕焼けに照らされた長良川と、そこにそびえ立つ名城・犬山城。そして散り気味ながらも、ファインダー越しにほのかなピンクを映し出す桜。時を忘れて、デジカメのシャッターを切っていました。

しかしそのシャッターを切る自分を客観的に見る自分が、なんか意味のない焦りに疑問符を投げかけてくるような。その夕日はまた機会があれば見られるはず。そして休みになれば、こういう景色に出会う旅に出られるはず。
でもなんか今を逃すと最後な気がして、焦ったようにシャッターを切る。そして時計を見ながら無駄にあたふた…。それが今の自分。
一生懸命焦りを抑えようと必死に努めるも、なんかそれができない。
仕事場に戻ればまだまだやることは盛り沢山。その戦いに挑むには、今精一杯心を休ませないと間違いなくやられる…だから今頑張って休まなきゃ!って焦りが、旅を次へと焦らせるんだけど、でもそれがこの旅の主題ではなく。なんなんだろうか…この気持ちの焦りは。

日もそろそろ暮れようかという頃、名古屋方面に戻ると思いきや、乗ったのは各務原線下り岐阜行。まだ時計は18時を回った頃、名古屋へすんなり戻るのは早いので、岐阜を回ってぐるっと名古屋へ戻ろうかという作戦です。
岐阜で名古屋本線に上り、満足のいくまで電車を待ち、その電車で名古屋へ向かおうかと。豊橋行快特を逃し、豊川稲荷行急行を逃し、豊橋行特急を逃し、いよいよ根気が尽きようかという頃、入ってきたのは運行開始して1週間も経たない新型5000型。延々待った甲斐がありました。
道中あっという間に名古屋着。今日は名古屋で一泊することに。

夕飯はあんだけ名古屋に来て未だ食べたことがなかった"名古屋名物・ひつまぶし"。
せっかくなので特上を注文。
出てきて御櫃を開けるとうなぎの香ばしい匂いが…。
1杯目はそのままうなぎごはんとして、2杯目は薬味をたっぷり。3杯目におだしをかけ、薬味と一緒にお茶漬けにして頂くのが食べ方のルール。
特上ゆえたっぷり載ったうなぎを贅沢に頂き、名古屋名物をお腹いっぱい堪能させてもらいました。

食後のデザートに地下鉄東山線の未乗区間(高畑~名古屋6.6km)を片付けホテルへ。
今日はおなかいっぱい。もう食べられません。

春を感じて~気まぐれ青春18きっぷの旅-1日目前半

2008年04月08日 | つれづれ旅行記
結局"半月以上に渡る長期休暇!"なんて、関係各所に宣伝した割には、急な稼働監視やら夜間テストなどで、3日に1度くらいの割合で出勤することになってしまい、企画は企画倒れに。
当初使う予定だったお休みと、手元に残った期限切れ間際の割引きっぷ数枚…。これはもったいない。
関東は桜が散り、若葉の季節。
行先は現地で決めることにして、まずは旅に出ることに…。

当初週末とくっつけて、5連休としていたものが、仕事の引き継ぎがうまくいかず結局週末ともくっつかない2連休に。特にチケットも予め手配をしていないので、ほんとに風まかせの気まぐれ旅になりました。


~いよいよ旅に出発!!~

今日は関東では西から北上してきた低気圧で大嵐。
朝からすごい雨と雷。風もすごい勢いで吹いています。
これから天気は西から回復するものの、わずかな晴れ間でまた天気が崩れるという予報。ただこっちも休暇は僅か2日。ならとばかりに低気圧と逆に、西へ向かうことに。
前日遅くまで仕事してくたくただったゆえ、出発はいつもよりかなり遅めの7:50。旅も嵐がやむなら露天風呂かなんか見つけてのんびりしようかという意気込みです。
狙うは大船8:11発普通521M。この電車は東海道線で数少なくなった特急型電車を使った普通電車。普通521Mは、折り返し特急3024M(踊り子104号)の入れ込みの運用で、古く子供の頃から踊り子型電車で運転されてきたスジです。
大船で座席をゲットすると、もう朝ラッシュで混もうと、普通列車であろうと、まるで特急電車気分であとは車窓に目をやるのみです。藤沢、辻堂…と最初は聞きなれた駅名が聞こえてくるものの、ものの30分も過ぎれば、普段生活では聞きなれない駅が続くようになります。
途中茅ヶ崎~平塚、二宮~国府津で嵐による強風で25km/h徐行が入ったので、18分遅れで熱海に到着。外はまで嵐、とりあえず南下を続けて嵐から逃げようかと。

東海道線・沼津方面のホームへ向かうと見慣れない人混みが。
普段はがらんとしたホームが、学生やら地元の人でごった返しています。
聞くと、風でここから先の電車で運転見合わせになっているとか。
旅は時間を買うもの。こんなところで立ち往生していられません。

新幹線ホームへ行くと、ちょうど下りこだま号が接近中。
取りあえず在来線が動き出してる区間までワープしようかと。

熱海9:46発こだま541号に乗り、自由席に腰掛け嵐の動向をつぶさに観察。
新丹那トンネルを抜けると、暴風雨は止み、徐々に天気は回復傾向。
でも車掌アナウンスによれば、まだ在来線は大幅なダイヤ乱れが続いているとか。
三島、新富士と過ぎ、次は静岡…。
ここまで来れば、例えダイヤが乱れていても、元々の本数が多い区間なのでと、新幹線を降り在来線ホームへ。

するとちょうど普通759Mが、本来興津始発のところを、車庫から特発として7分遅れで入線してきたところ。
車両は211-5000系、運転台後ろの特等席のある車両です。飛びつくように乗り込み、特等席で嵐の動向そっちのけで車窓(といっても見てるのは線路ばっかり)を眺めます。

掛川で下車。ここから天竜浜名湖鉄道で、奥浜名湖をぐるっと新所原まで乗り、未乗区間(西鹿島~新所原39.2km)を片付けます。
新所原まで片道1,280円。きっぷを買おうと窓口へ並ぶと、「みちくさきっぷ-1,200円」の張り紙を発見。乗り降り自由で、かつ片道運賃より安いのならと、フリーきっぷを購入。せっかくならどこかでみちくさしてみようかと。

掛川11:50発。1両ワンマンのディーゼルカーに、お客さん約20名を乗せ出発。
この頃には嵐も止み、雲の切れ目から青空が垣間見れる程に。
いろいろ惹かれる名所がある中、みちくさスポットに選んだのは気賀駅。
何やら駅から歩いて10分程にある国民宿舎にある展望風呂が、奥浜名湖を一望にした絶景風呂だとか。その他気賀関所や、サイクリングコースなど、春を満喫できるスポットが目白押しだとか。
天竜二俣で新所原行電車に乗り換え、気賀13:20着。
お腹もちょうどいい頃合い。国民宿舎でおいしいごはんでも食べられればという寸法です。

期待いっぱいに電車を降り、駅を降りると…。

(つづきは後編で)

いよいよ春ですね

2008年04月06日 | つれづれ日記
ベタではありますが、愛車を桜の下で撮影してみました。
我が家の周りは実は桜の名所。前住んでいた団地は、丘の上の我が家から団地を見渡すと、一面桜並木でほんとにきれいでした。
今住む団地も周りが団地なことを除いては、非常にきれいなお花見スポット。
さすがに団地ゆえ、座敷広げてお花見はできないものの、鑑賞して歩く分には手頃なスポットです。

今年は暦に合わせるかのように、天気が良くなり気温も上がり最高のお花見日和でした。
身近な仲間で集まって、桜吹雪の中お花見をしたり、家族みんなでプリウスに乗り桜の名所をドライブしたり…。今年も桜を満喫できました。

そんな一枚を今日のトップ画像にしました。