Jさんブログ~つれづれなるままに~

糸の切れたタコのように日々ふわりふわりしているJさんの、ふわりふわりな出来事を書いてみました。

久しぶりのステージ

2010年05月16日 | つれづれ日記
2002年3月に南高Brassの定期演奏会にOBとして参加して以来、8年ぶりにステージに出させてもらいました。

昨夏、会社の後輩から高津区の主催している「たかつ・サマーコンサート」という演奏会にご招待頂き、何年ぶりかにBrassの演奏を聴くことに。その時に「TANABATA」や「コパカバーナ」等、昔吹いたり、自分が指揮者として振ったりした懐かしい曲をいっぱい聴き、楽器にもう一回触ってみたい!!という思いに。
ただ当時は妹の結婚式や、親しい友人の結婚式のお手伝いなどで忙しく、すぐにはその関連バンドに加入できず、ようやくそのメンバーになったのは今年3月。

満を持しての初練習…8年ぶりの楽器は惨憺たる有様。
音はかろうじて出たものの、指は動かない。
そして曲のテンポで楽譜を追えない。
当時の音楽的な勘はまったくなくなってしまっていました。

そんなで今日の演奏会まで頑張ってスケジュールを調整し、できる限り練習に参加し、音楽的な勘を取り戻すべく猛特訓…。
最後には所定の練習だけでは練習が追いつかず、スタジオで個人練なんかしたりして、どうにか演奏会の日を迎えました。

当日、舞台設営に始まり、リハーサルしていざ本番。
舞台設営に直接携わるのは南高の現役以来なので13年ぶり。
ひな壇を運んだり、椅子をセッティングしたり手伝ってるのがほんと懐かしくそれが楽しくて。


いざ本番。
立ち見がでるほどの多くのお客様に来て頂き、それだけで感無量。
8曲+アンコール2曲を演奏しました。

今日のステージは、子供と親が一緒に客席で楽しんでもらうというコンセプトのコンサートということで、子供が知ってる曲がメイン。
満員の観客席、知ってる曲のオンパレードでボルテージの上がった大勢のちびっこの大合唱の中無事演奏終了。

照明に反射してきらきら輝く客席のちびっこの眼は、まっすぐステージの我々を見ていて、真剣に聞き入ってくれていて。


仕事では、与えられたものを与えられた作業を期限に上げるものという繰り返しで、最近一から作り上げる楽しさをすっかり忘れていた気が。
それを今回の演奏会に参加させてもらったことで、その楽しさを思い出せた気がしました。

頑張って作り上げたものが、多くのお客様の心に残るってすごいことで、その達成感たるやたまらないものがありました。
一緒にステージに上がっているプレイヤー50人の気持ちがひとつになり、きれいにコードが進行した瞬間、「やった!!」って。
そんな手ごたえって普段の生活じゃなかなかないですものね。

今回を出演を契機に、また楽器に本格的にのめりこんでみたいなと。
ボーナスで夢のクランポン製の楽器買っちゃう?
レッスンとか通ってみちゃう?

ほんと音楽っていいなと思えた一日でした。


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