Jさんブログ~つれづれなるままに~

糸の切れたタコのように日々ふわりふわりしているJさんの、ふわりふわりな出来事を書いてみました。

思い出の桜

2010年04月04日 | つれづれ日記
関東でもようやく桜が見頃になったのに、真冬のように寒かったり、暴風が吹き荒れたり、雨が続いたりで、せっかくの花を楽しむ状況になかなかならず…。
今週末も天気がよかった土曜日は、午前中にBrassbandの合奏→午後友人とスタジオで歌とお花見する時間が取れず、今日は予報より早くくもってしまい一日どんよりくもり。
来週末までは散ってしまうという予報なので、今年は残念ながらお花見はできずと諦めムード…。

お花見の思い出というと、まぁ座敷で飲んで騒いでが定番なイベントゆえ、いろいろ本当の思い出もいっぱいあるのですが、それはブログでは書けないので、書けるような思い出を振り返ると…

3年前の4月。父の会社の福利厚生で支給される無料航空券の有効期限がその月の月末までだったため、ぶらり九州へ旅した時のこと。偶然その年は九州は雪が多く、普段の年より開花が遅く、行った日がちょうど見頃。

ならばと予定に収まる限り花見をしようと思い、初日唐津城で満開の桜を見て、佐世保で桜を見て。翌日雨なので島原半島を一周し、雲仙温泉でくつろぎ。3日目博多に戻ると前日の雨予報を見事覆し朝から快晴に。
慌ててホテルを飛び出し、ホテルから近い大濠公園を散歩した時の写真。

この時期らしい、春の訪れを象徴するぽかぽか陽気で、早朝ゆえ公園を歩く人はまばら。
まるで公園を独り占めしたかのような気分で、散歩を楽しんでいると、一角に沿道いっぱいに桜が続く道へ。
木々の根元を見ると、夜に盛り上がる花見用の御座が所せましと敷かれているものの、この時間ではあるのはシートだけで、人は私とジョギングを楽しむ老人ばかり。
なんか秘密の桜を見つけてしまったような、ものすごい感動を覚えた記憶があります。

早朝ゆえ空の色合いが強く、写真だと桜があまり強調されていないのですが、人間の自然の目に映りこんだその景色は、一瞬で脳裏に焼きつくような強烈なインパクトがあった記憶があります。

でも今、もう一度同じタイミングであの場所へ行っても、意図してる分だけあの日の感動は多分ないんだろうなと。あの日あの時、何も知らないで、ふと立ち寄って見たからこそ、あの新鮮な感動があったんだろうなと。

そんなことを思い出しながら、今日は月末出掛ける旅行の手配をしに、近くの旅行センターへ。…それは月末に仲間と行く東北お花見ツアーのチケット。

不意な見た桜がいいとか言って、結局意図して見に行くんじゃん…俺。
…うん。


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