Jさんブログ~つれづれなるままに~

糸の切れたタコのように日々ふわりふわりしているJさんの、ふわりふわりな出来事を書いてみました。

さよなら市営バス・71系統

2006年01月30日 | つれづれ日記
私の卒業した高校は、横浜市港南区にある横浜市立南高校。
私の住む港南台から高校へは、45系統のバスに乗り上永谷駅から山を15分歩くか、64系統か111系統のバスに乗り、港南区総合庁舎前で71系統に乗り換え行くルートがありました。
私の地元から南高校へ通う人は、後者のルートがまれに鎌倉街道の大渋滞でダイヤが乱れることがあったので、それを避けて、比較的安定していた前者のルートで通学していたのですが、私はそもそも歩くのが億劫だったので、後者のルートで通学していました。

64系統は111系統に比べ近道のルートを走るバス。ただ本数か少なく朝でも20分毎、日中は30~40分毎で、来たらラッキーというバス。朝は時間を決めて狙って乗っていました。
乗り換える71系統は、市営バスが朝は3-5分毎、また神奈中バスも同じ頻度で運行していたので、本来なら待たずに乗れる筈なのに、なぜか団子になりぱったりと来ずに遅刻しそうになること多々。本数が多すぎるゆえ、学生もバラけて1台に数人しか乗らないバスなのに、ほんとあれには参りました(だから本来は通学バスゆえ仲間に頻繁に会うはずなのに、そんななのでなかなか知り合いと会うことはありませんでした)。また定期は市営バス限定だったので、お金を出せば神奈中バスにも乗れたのですが、それでは定期が勿体ないので、そのもしかすると遅刻しちゃうかもしれないけど市営バスを待つか、ここはと決め込み神奈中バスに乗るかの駆け引きが日々面白かったり。

しかしやっぱり誰かが気付いたんでしょう。いくらなんでも本数が多すぎだって。
ちょうど私が高校を卒業し、OBとして吹奏楽部によく出入りしていた頃、改正毎に市営バスがざっくりざっくりと本数を減らしきはじめました。気付いた頃には朝10分毎、日中20分毎と以前の2/3程度まで減り、それと同じく神奈中バスも本数を減らし始めました。
そして去年、大胆な減便改正が行われ、市営バス・神奈中バス合わせて朝10分毎、日中10~15分毎に。
その頃には私も南高校に出入りしなくなっていたのですが、先日「気分窓快」のロケハンで71系統に乗った際、数年前、待たずに乗れたバスが、市営バス限定で乗りますと決めると待ってもなかなか乗れないバスになっていることに気付きました。

そして今日、いよいよ市営バス71系統が、神奈中バスに路線運行を譲り、廃止となりました。昭和41年3月1日の運行開始から約40年、最後は以前の高校に通っていた数年前の様子がウソのような、1日数往復という寂しい本数の中廃止となりました。
引き継いだ神奈中バスも、本数を以前に比べると大きく減らした形で、そもそもお客さんが減っていたのかもしれませんが、もしかすると私が通学していた頃も、この本数が妥当な本数だったのかも…とは思います。

ただ毎日乗っていた、思い出深いバスだけになんか寂しいことは確か。
宿題を徹夜した翌日、このバスの中で真横になって寝ていて友達にマジで怒られたっけ。ちょっと乱暴なファッションで威勢をはなっていた西川さん(仮名)が、このバスの中で毎日ウォークマン代わりにラジカセを持ち込み車内に大騒音で聞いてたっけ。雪の日に大混雑して南高校へ続く坂を上っていたら、対向車に突っ込まれて、混んで先頭のステップになんとかしがみついて乗ってて突っ込まれたので、真面目に死ぬかと焦ったっけ。

今私の地元から通学している人たちは、どうやって通学してるんでしょう?
まぁ当時からすると、港南台駅発の神奈中バスの本数も増えたのだ、昔とは逆に神奈中バス限定の定期を持って通学してるのかもしれませんね。
今となっては、当時の定期券だけが、バスがそこに走っていた証拠です。

しかし地元を走る市営バスは、これからも大きな経営縮小を柱とした経営計画を立てており、今日を境にいろいろな路線が廃止、路線移譲、本数減便となりました。
噂によると、数年後市営バスという事業も廃止しようかと検討に入ったという話も。150の路線を持ち、1,000台以上のバスを保有していた市営バスが、たった数年で無くなってしまうかもしれません(日本全国の公営バスの状況を見ると事業廃止になるのかな…という個人的予想も)。

子供の頃、今でこそバス好きながら、当時バスは必ず酔ったので大嫌いでした。ただ地元を走る111系統と、祖父の家へ行く時に乗る3・24・36・39・96系統と東急バスだけは好きで、嫌いなはずなのによく乗せてとせがんだそうです。
よく改革、改革と叫ぶあの人は「官から民へ…」と叫んでいます。それが世間の流れとは言え、こういうのはなんか寂しいな。

ブラボー!軽井沢

2006年01月21日 | つれづれ旅行記
浪人が決まった年の春、高校時代の友人の企画に乗り初めてスキーを滑ったのが8年前。スポーツが全般的に全くダメな私でしたが、なんかハマり、ここまで毎年冬になると必ず出かけています。
最初はウェアから板まで全てレンタルだったものの、回を重ねる毎にそれも勿体ない気がしてきて、昨年ついにウェアを購入。そして今年、今一番ハマっているショートスキーとブーツを買ってしまいました。
つい嬉しくて「買った買った!スキー行こう!」と言ったところ、嬉しいことに行こうと言ってくれた人が沢山いて、今年の冬はスキー三昧になることになりました。今日はその第1弾、買った板の試運転です。

今日のメンバーは会社の同期8人。
なかなかメンバーが決まらず、決まった日には旅行券の手配に出られる日がなくなっていて、私が幹事なのに、結局手配の得意な同期に任せてしまい、すごく申し訳ない感じ。しかも手配を任せるにあたり、会社で残席を調べたら8人がまとまって座れる席は既になく。ゆえ自由席でのお出掛けです。
出発は東京7:52発あさま507号、30分前にホームに着くと、私たちと同じ考えの人たちが多く列を成しています。でもそこは手配をし損なった今回の私ゆえの意地。なんか8人分まとまってとりました。
全員揃い新幹線が出発すると、雰囲気はまさに修学旅行。
特に3人掛けを回転させて、6人で座る光景がまさにそれっぽいです。
向かうは軽井沢プリンススキー場、軽井沢駅を降りて後ろを向くと見えるあのスキー場です。バスに乗りスキー場に着き、いよいよ準備万端滑走開始です!

人生初めてのスノースポーツという人、そしてまだ経験浅くて練習という人、なんか技術を身に着けようと気合いの入る人、そして雪が綺麗で写真に夢中な私…。人口雪のゲレンデで雪が綺麗と写真に熱中できる私。しょぼいです。

夕方まで滑走を楽しみ、その後は全員で夕飯を。
入るはアウトレットモールに併設された食事処。ほうとう料理を食べました。
なかなか3年目にもなると、休日出勤も結構あるようで、そんな中よくここまで集まってくれたとほんとに嬉しかったです。

それが好評で会社の同期スキー第2弾が決定。春スキーのシーズンに、もう一度出掛けてくる予定です。果たしてどんなスキーになるのか楽しみです。
そして気になる買ったばかりの板は、買う際今回参加してくれた同期にいろいろと相談していて、その中で妥協しちゃいけないところ等アドバイスをもらいながらこだわって買っただけあり、板は最高!そしてブーツは今まで経験したことのないフィット具合です。これからのスノーシーズン楽しみです!

牡蠣にやられた!!

2006年01月14日 | つれづれイベント
今日は高校当時所属していたBrassbandの同期会。とはいえ、ドタキャンが相次ぎ、結局集まったのは高校時代同じClパートで演奏した3人とCbの男子1名の合計4名。
スケジュール調整の時点ではもっとくるはずだったのに、日中にミュージカル・CATSを見ている間携帯の電源を切っていて、そのままチケットを譲ってくれた車外さんとごはんを食べ別れるまでの間携帯を切りっぱなしにしていて、出て待ち合わせに向かう途中携帯の電源を入れたとたん、ドタキャンメールがわんさか。皆さん事情があるのは分かったけど、ここまで相次ぐとちょっぴり寂しかったり。なので今日は寂しくパート会+αのような雰囲気での同期会です。

会場はゆずが売れる前によく呑んだという関内の居酒屋。
今日のおすすめは生牡蠣。
牡蠣は私の大好物。ちょうど周りも賛同してくれたので早速注文します。
出てきた生牡蠣は3杯。1人はいらないと言うことだったので、ちょうど人数分。
みんなで1杯ずつ分け、かかったポン酢と牡蠣の汁がこぼれないよう、一気に口の中へと流し込みます。やっぱり牡蠣は岩牡蠣を生で食べるに限ります(まぁフライでもなんでも牡蠣は大好きなんだけどね…)。
同期会は、その後鱈チリ鍋で暖まり、カラオケで発声でいい運動をし解散。
珍しく終電前の電車で、日付の変わらないうちに帰宅しました。

そしてスキー板とブーツを買った日曜日、夜勤で頑張った月曜日~火曜日と過ぎ水曜日。夜勤で体のリズムがすっかり狂い、よくここを契機に体調を崩すのですが、今回も朝起きると体調が優れない。普段は目が覚めない、ボーっとするといった羽症状なのに、今回はなんか違う…なんかお腹が猛烈に痛い。
でも今日は夜勤で実施したテスト報告と後片付けがあるので、絶対に会社に行かなきゃ…と、頑張って会社へ向かいます。
お腹の悪い時はとっさに「京浜東北線はトイレがないけど乗るのはたった8分なので我慢。乗り換え東海道線はトイレが1・4・8・11・12・15号車。小田急はロマンスカーで行けばトイレがある。最後の多摩線は10分間、気合いで乗り切る」なんて計算がとっさにはじき出されます。

計算結果に従い、ロマンスカーにタイミングを合わせなんとか会社へ。
午前中は進捗会議。出口の近くに席を取り、緊急事態に備えます。
定例作業報告を終え、他の案件の報告を終え、私の出番はひとまず終了。途端に腹痛がひどくなり、それに合わせて体の節々が痛み出し、急に吐き気まで催してきました。まさに緊急事態。でもここで会議を抜けると大事になるのは面倒なので必死にこらえます。よく考えれば、今座っている位置は出口には近いけど、トイレに近い出口は逆サイド。でも静かな会議室、ここでトイレへ駆け込み緊急事態に対応すると音が外へ漏れ恥ずかしい…。頭の中はそんな計算ばかりです。
会議が終わり昼休み、痛みは増すばかりで、お昼ごはん等食べる気持ちになれず、早く帰るために、昼休み返上でお仕事をこなします。でもこの時にはまっすぐ椅子に座れないほど、体はなんだか分からない激痛が走ってしました。

そして時計は15:00を回り、フレックス制勤務の私は堂々と帰っていい時間。とりあえず今日確実に終わらせておかなきゃいけない事はかろうじて片付け、翌朝の朝当番を同期に代わってもらい、帰宅…のはずが、結局なんだかんだと調整だ問い合わせだで、会社を出たのはもう16:30を回った頃。
帰りの小田急線の車内では、瀕死の屍状態。辛いです。

今日はかかりつけの病院が午後休診なのでとりあえず家へ。
家に帰り熱を計ると38.0℃近く。
母に作ってもらったたまご入りのおかゆを食べ、それから半日寝通しました。

後日聞くと、なんかノロウィルス?とやらにやられていた模様。
生牡蠣を土曜日に食べた3人は体調を同時に崩し、病状もほぼ一緒。また食べていない人が何もなかった…となると、統計学的観点からいっても原因はビンゴ・牡蠣なんだと思います。
しかしそのノロウィルスって数年前に流行ったあのアレでしょ?
でもあの生牡蠣、そんな悪いやつには見えなかったんだけどなぁ…。

翌朝、さすが3歳児並の知能レベルな私。久々半日寝耽ったのもあり、起きたら昨日の激痛・体の痛み・吐き気はウソのようにケロっと元気。お腹の調子もほぼ治り、その日は一日ちゃんと仕事ができました。
しかしあの牡蠣め、どうやって仕返ししてやろうか。
全部フライにして、根絶やし食ってやろうか。
やっぱり牡蠣は私の大好物、そう簡単には嫌いになれませんでしたとさ。おしまい。

ふらり関西・名古屋 電車の旅-2

2006年01月13日 | つれづれ旅行記
次に向かうは、「そういえばまだ今年って初詣行ってなかったな…」という理由で、初詣に行くことに。今いる天王寺から路面電車に乗ったところに、住吉大社というお宮さんがあるので、そこへ向かいます。
大阪ミナミに走る路面電車は、今現存する路面電車の中では不遇の扱い。路面がきれいに整備され、警察が路面の立ち入りを規制している都市が最近では多く、路面電車もスイスイとスピードを出せるのですが、ここは別。むちゃくちゃに車が錯綜し、路面電車と車がお互いに狭そうに走ります。また割り込んでくる車がまた走りが乱暴。先頭で見ながらハラハラ…。終点・住吉公園電停は南海電車の住吉大社駅の高架に隠れひっそりとした駅。ここから短い商店街を抜けると目の前が大鳥居。境内の中でひとり記念撮影をして初詣。神社でのお祈り事は去年の四国八十八ヶ所巡りより変わらないお願い。そんな神頼みで変わらないと心の中で薄々思いつつも、それでも叶ってほしいから真剣に手を合わせます。今年こそ祈りが実現してほしいな…。

お祈りをして駅へ戻ると高架の上にこれから乗る南海電車に新型車両が停車中。でも間に合うはずもなく。こういう時がマニアとして一番悔しいんです。しかも住吉大社に停まる電車は各駅停車のみ。複々線の高架を急行だの特急だのは見向きもせず通過し、待つこと延々15分…。しかもちんたらちんたら走るので、なんかさっき逃した新型車両を思いつつちょっぴりイライラ。
終点なんばに着いたのが12:00前。いい加減朝ごはんも食べていないので、おなかのすきもピークです。
せっかく難波まで来たのなら食べたいのが道頓堀にあるたこ焼きや「大だこ」。屋台で台風が来たら瞬間吹き飛びそうなちゃちい店は、いつも行列ができています。ただ焼くのが早く、行列もすいすい進むので待たずに買え、またおいしいので、個人的に定番のお店。いつもは6個入りで十分なところ、朝ごはんも兼ねているので、今日はいつもより多めに10個入りを購入。道頓堀川にたこ焼きを持って、朝ごはん兼昼ごはんです。久々のごはん♪ほんとにおいしかったです。
でもまだ小腹が空いている…結局近鉄難波駅へ向かう途中の地下街で、さっぱり天然塩のラーメンという看板に引かれ、塩ラーメンをすすり再び電車の旅、再開です。

近鉄難波から乗るは近鉄奈良線、ここから生駒山を横切り、王寺を目指します。
近鉄難波で入線したのは奈良線の最古参車・8000型。たぶん乗るのは最後とは思うんだけど、せっかくなら乗ったことのない新型車両に乗りたいものです。近鉄難波13:10発。
結局満腹のお腹が、暖かい車内で更にこなれてきてうとうと。気付くと生駒山を上る途中の石切駅。自分の乗っている急行電車の待ち合わせしている各駅停車が、新型車両なことに気付き慌てて下車。石切~生駒まで、1駅だけながら新型車両の雰囲気を堪能します。
生駒13:45発、ここから近鉄生駒線に乗換え王寺へ。生駒線はよく雑誌で写真が載る際は、ローカル私鉄に近いひなびた写真を多く見かけるのですが、実際に乗ると、意外と開発された、街を走る電車に感じました。

王寺から先はひたすら名古屋方面を目指します。
王寺14:14発の大和路快速は、6両編成の車内に乗る人影はまばら。
その名の通り、大和路を電車は坦々と快走します。加茂14:42着。

次に乗る亀山行のディーゼルカーはまだ入線しておらず。発車までまだ20分以上あったので、何か茶菓子を…と改札を出て外へ。本日のトップ画像はその途中で見つけたお店の写真です。
この加茂、一応大阪へ直通する快速が20分毎に出る、それなりに街にも関わらず駅前は閑散とした雰囲気。ふらりと歩くと「ハッピーカモ」と書かれたお店。入ってみると、間口の狭さがうそのような広い店内。でも中で買い物をするのは、おばあさんたった1人、働く店員は見かけただけで5人以上。でも惣菜も充実していて、見た感じちゃんとしたスーパー。ただ残念ながら私のお目がねにかなう品物がなく、一見「ハッピーかも?」と、疑問系で幸せを聞いているかのようなお店は、結局素通りで出てきてしまいました。

結局手柄なしで駅へ戻っても、まだ次に乗るディーゼルカーは入線しておらず。
待って私と同じ電車を待つ人が列を成しだした頃、遠くの線路から見えた電車はたった1両の小さなディーゼルカー。席も埋まり立ち客も多かったので、これから亀山までの1時間19分、運転台脇の助手台に荷物を置き、ちょっとした助手気分で加太峠に挑みます。
ちゃんと助手らしく、手袋をはめ、加茂15:08、「戸ジメよし、乗降よし、本線出発進行!」の掛け声と共に、私の乗るディーゼルカーは予想外の馬力でぐんぐん加速していきます。
「遠方減速!」「上り本線場内注意45km/h!」「到着定時!」…運転台のスタフ(行路表)も参照しながら、プチ助手気分は意外と恥ずかしさを上回って面白い。ただ本物と違うのは、助手台に缶コーヒーを置き、飲みながら車窓を楽しみながら行けること。加太峠に入ると天気がぐんぐんと悪くなり、終点・亀山に着く頃には今にも雨が降りそう。そんな会話を運転手さんと本物の助手さんも話していました。

亀山から先は再び電車に。乗り継いだ名古屋行普通電車は予想外に混雑していて、どの人も長距離乗りそうで、座れない予感。亀山16:45発、結局降りる弥富(17:45着)まで座れないどころが、どんどん混んできて…。そういえば生駒からここまでずっと立ちっぱなし。齢26歳、さすがに足腰ががたがたしてきました。
このまま乗り通せば名古屋まで行けるものの、ちょっぴり遠回り。弥富から名鉄尾西線に乗換え、津島・一宮経由で名古屋へ向かいます。弥富17:51発。
弥富で記念撮影をし、車内に戻ると私の写真を待っていたかのようにすぐ様発車。もう陽も暮れ、景色は見えないながら、通る駅の寂れ方からして、沿線は民家より田畑が目立つ場所なんだろうな…と。津島で乗換え、一宮18:45着。朝目が覚め、目をこすりながら見てからちょうど半日。たった半日なのに、長い旅路を歩んできました。
当初はここから更に尾西線に乗り続け、終点・玉ノ井を往復する予定だったところ、発車を待っていた玉ノ井行の電車が面白くなかったのと、外が雨が降ってきていて、このまま玉ノ井まで行っても、おそらく屋根すらない田舎駅。記念撮影ができなければ再度来なくてはいけなくなるので、玉ノ井往復は断念。反対側に入線した快速急行に乗り、急ぎ名古屋へ…。

ここで名古屋に住む大学の友人と待ち合わせです。ただ待ち合わせの時間は玉ノ井往復をにらんで遅くしていたので、まだ時間があります。
名古屋に着き暫くホームでたたずみ、いろんな行き先の電車が行き交う様子を眺めます。同じ行き先の電車は滅多に現れず、特急から各駅停車まで、種類も様々。途中トランペットの音色を奏でる新型パノラマカーの入線も見れ、名古屋で一番好きな場所を十分に堪能。

大学の友人と合流し、JRセントラルタカシマヤの展望台から夜景を見て、高島屋ののレストランフロアで味噌カツと焼酎、積もる話や今日の出来事を話す時間はあっと言う間。すぐに帰る時間になってしまいます。

帰りは最終のぞみ号、名古屋22:09発。
横には偶然、軌道検測車・ドクターイエローが停まっており、私と同業の方々がカメラを構え、珍しい新幹線に盛り上がっていました。
もう慣れた「ひとりで新幹線」。車内では手持ちのMP3をFMモードに切り替え、新幹線車内でしか聞けないFM番組「テキストいらずの英会話」を聞きます。
この番組、実は小学校6年の時に今はなきグリーン個室で部屋装備の音楽チャンネルで発見して以来、ハィディ矢野の軽妙な話題が絶妙で、乗る度聞いていたり。最近ではアシスタントが、毎朝ブルーな占いコーナーが怖くて聞いているFM YOKOHAMA「The Breeze」の北島美穂さんに代わってから、尚のこと面白く。今日のテーマは「don't have to~」を使った例文。あまり…日常会話では使わなくないかい?

焼酎の酔いも回り、また英会話が心地よく眠りを誘い、気付いたら希望が丘を過ぎて相鉄いずみ野線と交差するあたり。ここが私の降りる仕度を開始する地点。これは祖父からの伝統で、小さな頃から染み付いた決まりごと。新横浜23:30着。
1枚の回数券から始まったこの旅行。きっかけがゆるかったにも関わらず、初詣ができ、おいしい食べ物を食べ、遠くの友人に会え…。濃く楽しい一日でした。

ふらり関西・名古屋 電車の旅-1

2006年01月13日 | つれづれ旅行記
先日会社の同期からふと買ってしまった名古屋~東京の新幹線回数券。この回数券の期限がもう3日で切れてしまうので、さてマズいとふらり関西・名古屋方面へ出掛けることに。
予め行きの夜行と帰りの新幹線は予約しておき、当日までに間に何をすればいいか決めればいいや…と思っていたら、ちょうど仕事が忙しかったのもあり、あっという間に当日。しかも夜行は大船0:26発なのに、仕事から帰ってきたのは23:00前。旅支度もままならない、行き先も決まっていないまま出掛けることに。

慌ててカメラと三脚、時刻表2冊(JRの詳しく載っているやつと、私鉄が詳しく載っているやつ)、あと夜行でぐっすり眠れるように、窓の桟に置くタオルをかばんに詰め込み、とりあえず晩御飯を食べ、いそいそ風呂に入り慌てて出発。
まずは京浜東北線で大船へ出ると、次に乗る夜行電車・快速ムーンライトながら号が到着する間にコンビニへ熟睡セットを買いに行きます。ここできちんと寝られるか寝られないかが、後の1日ボケーっと過ごすか、activeに過ごせるかの分岐点。ただ今日は既に会社でヘビーに働いてくたくただったので、今日の熟睡セットは冷えたビール350ml缶と、揚げたてコロッケとチキンのおつまみセット。あとは飲み物にありつけなかった時用のお茶を買い込み、いそいそと夜行の入線する大船駅3番ホームへ。
大船0:26発、今日は普通の平日の木曜日、明日も平日の金曜日で学校のあるシーズンなので、いつもは学生でごった返すこの列車も、いつもに比べれば人は少なめ。とはいえ電車は当たり前に満席。今日はひとり旅なので、隣には知らない人…隣はスーツにジャンプ1冊だけ持って名古屋まで行くの?(結局その人は米原まで普通列車を乗り継ぎ、ほんとにジャンプ1冊だけ持ったまま、車内で米原からの新幹線こだま号の自由席券を購入し、どっかへ向かったみたい)
私はとりあえず明けて翌日の予定を決めるべく時刻表をテーブルに広げ、窓の桟には買ったビールとおつまみセット、ひとり宴会です。ひたすら乗継と目的を決め、手帳にメモ。よし決まった!窓の外を見ると電車は熱海。あとは朝を待つのみと寝るのみ。丹那トンネルを抜ける頃には夢の中でした。

次に目が覚めたのは浜松駅。ここで時間調整でこの夜行電車は34分停まります。隣の人を大股で豪快に跨ぎ、車外へ出て深呼吸。停まっている間に貨物列車に何本も抜かれていき、反対側のホームには通勤ラッシュかのように、ひっきりなしに貨物列車が通過し、寝台特急が慌しく乗務員交代で停車しては発車していきます。
次に目が覚めると既に左側の窓には稲沢貨物駅が見え、程なく今回のチケットを譲ってくれた同期の地元・一宮に到着。当然私は用がないのでそのまま通過し20分、終点・大垣に到着。大垣着6:53着。

ここで名物、階段競争があります。乗ってきた快速ムーンライトながら号はここ、大垣止。でもこの電車に大垣まで乗ってくる人は、このまま大阪方面の快速電車に乗継ぎます。ただこの乗継が階段を上って反対なので、この次の電車で座りたいと急ぐ人がダッシュをするので、この競争がある訳です。
私は次の電車の先頭から、関が原に積もった雪が見たかったので、そのポジションを取るため今日はその競争に混じってダッシュします。さすがコツはつかんでいるので、なんとかゲット!大垣7:00発、ここから米原まで30分ちょっとの間、雪の峠越えです。
関が原の雪は今年は半端なく…。例年なら軽い雪国っぽい積もり方で、雰囲気としては湯沢のスキー場あたりへ出掛けた際に、越後湯沢駅を降りてうわっ雪♪ってレベルなのですが、今年は違います。普通に腰より高いところまで雪が積もってるんです。ここって岐阜県と滋賀県の県境なのに(汗

米原7:34着。ここでほとんどの人は京都・大阪方面の新快速に乗り継ぐのですが、私はここからローカル私鉄へ乗り継ぎます。ここから彦根、八日市を経由し、近江八幡まで、近江鉄道というローカル私鉄に乗ります。
次の彦根行は7:42発、今日は平日でラッシュ時間帯というのに、ホームは閑散とし、改札口には出札と窓口係を兼ねた駅員さんが1人。きっぷの自動券売機なんて高級なものはないので、窓口で「近江八幡まで大人1枚」と言うと、当たり前に『JRで行った方が早いけどいいの?』って言われます。そりゃそうです。さっき乗り逃した新快速に乗れば近江八幡8:08着、なのに近江鉄道に乗ると着くのは8:54。倍どころではなく時間がかかり、運賃も倍近く(JR:480円、近江鉄道:890円)かかります。でも私は急いでいる訳でも、近江八幡へ行きたい訳でもなく、ただ近江鉄道に乗りたかっただけなので、「近江電車に乗りたかっただけなので…」と言うと、駅員さんは『そうですかありがとうございます。今後共近江電車をよろしくお願いします』なんてほのぼのした感じ。
890円を払い出てきたきっぷは硬券。普通きっぷってぺらぺらの薄い磁気の入った薄い紙なはずですが、まれにこういう私鉄に乗ると、厚紙に文字が刻印された昔のきっぷが出てきます。これが普通のきっぷに比べ硬いので、鉄道をやる人の中では「硬券」と呼んでいます。これを発行する時に、きっぷに券通番を振るのですが、その機械がまた古風。イギリス製の古い機械をガシャンと通すと、古めかしい自体の券通番が振られ手元に渡されました。

私が電車に乗り込むと、さっきの駅員さんがブザーを押し、たった3人を乗せた2両編成の電車がソロソロと米原を出発。相変わらず車窓は雪景色です。
2駅目の彦根で近江八幡行に乗換えです。乗り換えた電車はさっきとガラリと変わり、田舎っぽい着こなしをした学生が、ストラップをいっぱい付けた携帯をみんな片手にいっぱい乗り込み、2両編成の電車はそこそこの混み具合に。
雪が序々に車窓からなくなっても、電車は近江平野を坦々と走ります。本当は、この電車の沿線には、井伊直弼で知られる彦根藩井伊家の居城、彦根城や、「お多賀さん」で知られる多賀大社もあり、いろいろ楽しめるスポットはあるのですが、今日は先があるのでそのまま走り抜けてしまいます。近江八幡8:54着。

近江八幡から東海道線・新快速に乗り、130km/hのダイナミックな走りっぷりを堪能し大阪10:14着。最近デビューした新型車両321系電車にも乗りたかった気持ちもありつつも、待ってタイミングを合わす程の気持ちでもなかったので、続いて大阪環状線に乗継ぎ、西九条から桜島線を往復。この電車はUSJの最寄駅・ユニバーサルシティを通りますが、私の目的地はそこではなく電車。終点・桜島へ到着すると、すぐ折り返しの電車に乗り西九条へ。すぐ様入線した関西線・大和路快速に乗り天王寺へ。そういえばまだ朝ごはんが…。

(まずい!気がつけば今日の日記、既に3,000文字近く。なので続きは午後の日記で)

プリウスドライブ

2006年01月07日 | つれづれ旅行記
タイトルにも書いた通り、何事においても熱しやすく醒めやすいB型。
そんな私が新しいトピックに興味を示しました。それは…ドライブ。

昨年末、高校の友人がレンタカーを借りたというので、その際同乗させてもらい、せっかくということで、免許を取ってほとんど運転していなかったところ運転したら、すごく面白かったというところで火がつき…。
その週末、ふとレンタカーのサイトを見ていたら、モーターショーなどで展示されているのを見て、非常に気になっていた電気とガソリンのハイブリッドカー・トヨタプリウスが、年内キャンペーン価格というのを見て即予約。年末にそのプリウスで中央高速道~河口湖~山中湖~道志峠を抜け、国道16号線でひたすら帰るというドライブをしてきました。
ただちょっとその際にちょっとまだやりたいという気持ちを強く終わってしまい、熱しやすく醒めやすいB型の素質丸出しで、翌日即予約したのが今日のドライブでした。

今回も我が家に駐車場がない関係で、8:00のレンタカー屋OPENと同時に借り、20:00のレンタカー屋CLOSE間際に返そうという予約。それだと12時間料金で返せ、その点で節約ができるのがメリット。
当初一緒に出掛けようといっていた友人が、仕事で午後にならないと…ということになり、それでは昼に戻ってきて、また出掛けてでは、ちょっと料金が勿体ないと思い、申し訳ないと思いつつ、他の人と出掛けさせてもらうことに。
今回同行をお願いしたのは運転暦の長い会社の同期。いつも横に乗せてもらっていて、うまいな…と思っているので、今日もいろいろテクニックを聞きながらドライブ行ければ練習になるなって。

まずはバスでレンタカー屋の営業所まで迎い、レンタカーを借ります。
今日の車は前回同様トヨタ・プリウスながら、カラーが前回のシルバーメタリックから、今回はホワイトカラーな、ちょっと柔らかい感じの車です。
店員に前に乗ったことありますと言った途端、保険の説明も車の操作方説明も、傷チェックまでもパスで、いきなり「いってらっしゃいませ」で運転スタート。

レンタカー屋の前の道路・鎌倉街道から、環状2号線へ入り上永谷駅近くを通過すると、なんか渋滞に…。このまま同期の家との往復はひとりなことを懸案すると、音楽が車に内蔵のFM/AM/TVでは心細いと思っていたところに、道路右側に駐車場付のTSUTAYAを発見!これはとすぐに難しいUターンをきめて、TSUTAYA駐車場に車をビシッと止め店へ…あれ?ドアが開きません。どころか駐車場には車が1台も止まっておらず、よく見れば店の中の電気が全部消えています。よく見ると「OPEN 10:00-」、時計はまだ8:10過ぎ。情けない、情けない…。駐車券を挿したところ、運良く無料。これお金かかったらかなりはずかしいよね。
再び環状2号線へと戻り、港北i.cから第3京浜を経由、玉川i.cから国道246号線を経由し、路地をナビに従いすり抜け、今日の同乗者の家近辺へ。
同乗者との待ち合わせは「羽根木神社近く」。ナビにも「羽根木神社」のマークがあったので、そこを目指すも境内らしきものは見えるも、入口らしきものが見つからずグルグル。でも見つからないのが正解だったのか、同乗者と合流。ここから今日の旅がはじまります。

今日の旅の目的地は「山梨で温泉」。まずは山梨市近くにある「ほったらかし温泉」を目指します。
路地を抜けると首都高速のi.c。首都高速は狭くて車の量が多く怖い。なのにスピードが平均的にみんな出すので更に怖い。
怖いと言いきらないくらいの短時間で、車は首都高速から中央道へ。ここからは道幅がぎゅんと広がって、ビルを高速の眼下に見ながら、正面にこれから目指す山々を見据え、車のスピードメーターは100km/hを越していきます。
それから車を走らせ約1時間、中央道・談合坂s.aで休憩です。
ここで見つけた「フランクぎょうざ」なるものを買い込み、再び温泉を目指します。ここからのドライバーは同乗の同期さんです。やっぱり助手席は長年座り続けているだけあって落ち着きます。緊張しなくて済むし…。
勝沼i.cで中央道を降り、一般道でほったらかし温泉を目指します。降りたところはぶどうで有名な勝山、ゆえ沿道にはぶどう農園が目につきます。
JRの線路をまたぐともうゴールは間近。線路をまたぐと急に山梨盆地から山道となり、急坂が続きます。山腹にある笛吹川フルーツ公園の敷地内から、山道を入ったところが温泉なのですが、ひとまず笛吹川フルーツ公園で車を止め、公園を散歩します。
この公園は植物研究所の一角にできた公園で、ここからの眺めは温泉に続いて個人的に大好きな場所。僕らも映りこんでしまったので公開できませんが、まるで神様にでもなったかのような景色。恒例の三脚撮影会をし、公園散策。
再び車へ戻り、山道へと入り山をさらに上っていきます。
実はここは以前高校の部活の後輩と来た場所。当時はこの山道、未舗装の砂利道だったものの、今は簡素ながら一応舗装がされ、スムーズに坂を上れます。そして目的地・ほったらかし温泉に到着。

ほったらかし温泉は、その昔来た時は、プレハブの更衣室に露天風呂のみと、まさにほったらかしだったのですが、その様子はがらりと変わっていました。プレハブながら休憩所ができ、風呂も「あっちの湯」と「こっちの湯」の2つに増設。新しい「こっちの湯」にはプレハブながらも内風呂が用意されています。
そのほったらかしなのにも関わらず、遠く訪れてしまう理由が、風呂から眺めのよさ。今日は快晴の空の下、先程のフルーツ公園より更に標高の高い場所から、盆地を眺めつつ、少々ぬるい風呂につかる。これぞ極楽。

1時間程つかり、時計は既に昼をとうに回り、14時前。お腹も空いてきたので、山梨へ来たならということで、甲府市内でほうとう鍋を食べようということに。車で20km弱、甲府駅前にある「小作」というほうとう屋に入ります。
出てきたほうとうは、なんか最近食べた気がする。でもこの店に前にきたのはおととしの秋、ゆえ最近ではない。なぜ?
この店はチェーン店。年末に別のメンバーとプリウスドライブをした時、河口湖で立ち寄ったお店がこの「小作」でした。家に帰り写真で検証したらばっちしマークが一緒。でもここのほうとう、具材が豪華で、ほうとう麺も美味しく気に入っているので、その味にひょんな事で出会えてラッキーでした。

ここからドライバーは再び私に交代。ここから篭坂峠を越え、河口湖を経由し帰路につきます。石和温泉の手前で国道20号線と別れ、バイパスへわざと入らず、バスとすれ違った方が面白いかと思い旧道へ。峠へ向けぐんぐんと進んでいくと、景色が白く変わってきます。バイパスと旧道が合流し、峠を抜けるトンネルを抜けると河口湖湖畔。景色は夕焼け、湖畔に積もる雪と、夕焼け富士。運転中なのでマジマジとは見れないけど、また時間がないので止めて写真が撮れないのが残念だけど、また横の同乗者がきれいな景色なのに寝てしまっているのが残念だけど、またせっかくだからと起こしても、なんか寝ぼけてて残念だけど、心に残る素晴らしい景色でした。

レンタカーの返却は20時。ここから世田谷に友人を送り、ガスを入れ、横浜に帰らなければいけないのに、河口湖で日が暮れてしまった…。
これはマズいと焦ります。中央道が空いてることをいいことに、ついアクセルをベタ踏み…。120km/hをキープし、ひたすら車を飛ばします。
談合坂s.aで最低限のトイレ休憩を取り、世田谷に着いたのは18時。行きはまだ車の少ない中で世田谷~レンタカー屋の間が1時間10分。今は車でごった返す時間。さらに焦ります。
同期の友人に、わがままドライブに付き合ってくれたことを感謝し、慌てて車を飛ばします。ナビの指示の道は、国道246号線の合流で大渋滞。ナビにごめんと謝りつつ無視し、国道1号線を横切り、ナビは最初第3京浜に乗れと言っていたのに、結果乗ったのは第1京浜、首都高横羽線。多摩川を渡って19時、これなら間に合いそうと判断し、ちょっと寄り道をすべく横羽線からそれ大黒線へ。自分の車でペイブリッヂを快走したかったのがその理由。
ペイブリッヂから海越しに横浜の夜景を眺めつつ、車は湾岸線を飛ばし、磯子i.cから一般道へ。
ガスを入れレンタカー屋の前に来たのは返却予定時間30分前。せっかく勿体ないので、運転の練習にと細い路地へとわざと入ります。意外とてこずらずすいすいと抜け、返却予定時間3分前にレンタカー屋に到着。
今日の総走行距離357km。さすがに疲れました。
翌日、その疲れから一日寝耽ったのは言うまでもありません…。

青春18きっぷ余っていませんか!?

2006年01月06日 | つれづれ日記
普通、旅行に出掛ける時って、目的があって行先が決まり、それに紐づいて現地でやることや、交通手段などが決まってきますよね。私も普段はそうです。
大体神が降臨したかのように行先を思いつき、メンバーを誘い、その相手の雰囲気に合わせて現地のお遊びや、往復の交通手段を決めます。ほんとは電車で行きたいけど、泣く泣く嫌いな飛行機を選んだりするのもそこ。

次回出掛ける旅行は、全く逆。
目的は、12/9に同じチームの同期が安く譲ってくれた、名古屋~東京都区内の新幹線回数券があるからという感じ。
…と整理すると、行きか帰りかの交通手段のきっぷがあって、それには有効期限がある。当然行き先は名古屋か、行きか帰りに名古屋に出るような場所。また前後のスケジュールの関係もあり、今回の旅行は1泊1日の超節約パターンでまとめないといけない状況。
なかなかいくら名古屋という土地が好きとはいえ、突然用もなく何かして来い!ってのは難しい。そりゃ私も考えましたよ。

ようやく決まりました。大体の行動予定が…。
日程:1/13 Fri.
・大船0:26発快速ムーンライトで大垣へ(昨日会社帰りに指定券は入手済)
・大垣から普通211Fに乗り継ぎ米原へ
・近江鉄道に乗り八日市乗り継ぎ、近江八幡へ(今回は多賀線はパス→多賀大社参拝もパス)
・近江八幡より新快速で大阪へ
・大阪環状線で弁天町か森ノ宮へ
・地下鉄中央線~近鉄東大阪線に乗り生駒へ(天気がよかったら電車遅らせて生駒山ケーブルカーで登ってこようかな?)
・近鉄生駒線に乗り王寺へ
・関西線に乗り続け加茂、亀山で乗換え弥富へ
・名鉄尾西線に乗り、津島、名鉄一宮乗り継ぎ玉ノ井へ(乗継が悪ければ一宮~玉ノ井はカット?)
・折り返し名鉄一宮へ戻り、以降は余った時間で地下鉄などを片付ける?名鉄で行ったり来たりする?余裕あったら新羽島往復して名鉄完乗しちゃう?ってかそんな時間ない?
・最終の新幹線のぞみ160号で新横浜へ~帰宅(回数券は発行替済)

このコースとなると、大きな力を発揮するのが青春18きっぷ。
社線区間と新幹線部分を除いて全てにおいて使え、これにより数千円の節約ができます。しかし問題は、1枚単位で買えないという点。
青春18きっぷの発売は5枚単位。しかし今回は1枚で用が済みます。
またこのきっぷはシーズン制をとっていて、今シーズンの券は次のシーズンでは使えないというのもあり、1枚だけ譲ってくれる人を探すか、1綴り買って残りを捨てるかしかありません。
ただ有効期間からして、捨てたところで使ってくれる人もいないと思うので、誰か持って余らせている人がいないかを探した方が…と思っています。
そこで…どなたか余った青春18きっぷ持っていませんか?
3,000円程度はお支払いします(1枚正規の単価は2,300円)。
もし持っている方いたら、メールでも至急ご一報頂けると有難いです。

ただ今回すごく勉強になったことがありました。
今回の旅行に行くきっかけとなったのが、もらったのぞみ利用可の新幹線回数券。
この新幹線回数券はJRでは特別企画乗車券(略して「特企券」といいます)で発券され、今回の商品は表紙券1枚+原券11枚+案内文券が自動発券されるようになっています。今回の商品の場合、原券については操作の方法によっては、普通車指定席を座席確定(「座確」と仕事場では略します)することができ、その場合、発行替という操作により、原券を発行替券に機械的に交換することで、座確済の原券に交換するということができます。
システム的な仕組みはかなりややこしいのでここでは置いといて、今回座確を要求したのは名古屋→新横浜のぞみ160号ハザ(普通車指定席のことを内部では「ハザ」と言ったりします)E席段列指定要求(端末操作している人の画面を覗いていたらそんな要求を出していました)。しかし原券に指定された区間は名古屋市内~東京都区内。名古屋~品川・東京以外で発行替を要求すると、区間が一致しないことによる再考回答が返ってくるのかな?と思ってみていたら、予想に反してOK回答。
ただ出てきた発行替された原券は、名古屋市内~東京都区内の乗車区間と、名古屋→新横浜の指定区間が印字されているのはいいのですが、回数券は原則途中下車をした場合、前途無効となるので、今回私が横浜市内でこの券で行こうと思っても、新横浜で途中下車した扱いとなるので、新横浜~港南台の分は精算が必要となるようです。
その辺含め、ちょっと今日あたり会社で仕事の合間に勉強してみようかと。

今回はまだ外は寒いし、陽も短いので観光はなし。
ただひたすら電車に乗り、いい景色を見て、晩ごはんに名古屋のおなじみの味噌カツ屋で、恒例キス天を付けてビールとやれればそれでいっかな♪というノリです(今日のトップ画像参照)。
そんな近くのお出掛け気分で関西まで行っちゃいけない気がするのですが、名古屋も関西も小学校1年生より足繁く通った場所。そりゃ関東と同等に地理については詳しくなります。
お土産希望の方は、この予定をふまえ無理ない程度なら受付ますので、ある方も合わせてご連絡を。
…という次第で近く行ってきます!

私の推理は間違ってました…

2006年01月05日 | つれづれ日記
見ました?古畑任三郎の特番。
初日はバトル・ロワイヤルさんが犯人かと見せかけて、なんでも鑑定団さんがすごいキーをにぎっていたりという感じ。しかしなんでも鑑定団さんのめがね、相変わらずかっこよかったですよね…。でもあの人、見た目は結構若く見えますが、意外と年いってるんでしたよね。
ドラマを見ていると、そのシーンのロケ地ってどこなのかって気になりません?
知ってる景色だったり、分からないけどなんかどっかで見覚えのあるような気がする景色だったり…。
なんか知ってる景色が出てきて、主人公が歩いて駅に向かうシーン。その景色から徒歩で行く駅はあの駅かあの駅しかない筈なのに、次のカットでは全く違う場所にある駅が出てきたり。

昔リアルにありました。昔住んでいたうちは公団住宅の5階建の5階。以前火曜サスペンスで同じ階段の3階の家がロケ地になったことがあり、坂口良子が3階の窓から手を振るシーンと、その窓にカメラを据え、家の前の道を手を振りながら出掛けるシーンの撮影をしたことがありました。
そのドラマはうまくできていました。坂口良子が3階の家を出て、手を振りその坂を下っていくと、そこは舞岡上郷線という道に出ます。その道にはバスが通っていて、坂口良子はそこを通る45系統のバスに乗り込み、本当のバスと同じように上永谷駅方面に向かっていきました(確か清水橋を過ぎ、金井谷の坂を登るシーンがありました)。
ただ一点、再現できていなかったもの…家の中のシーン。家の間取りは3階と旧我が家は同じ。「いやいやリフォーム…」ってツッコミもあると思いますが、3階の家は同級生の住む家、よくお邪魔していたので内装は知っていましたが、明らかに出てきた映像はその家のものではありませんでした。

3夜連続、その初日の古畑、私はまんまとだまされました。
途中番組中盤、バトル・ロワイヤルさんが思いついてやろうと言ったお祓いの儀式に向かう、なんでも鑑定団さんと、知らないおばさんがバスで移動するシーンがありました。最初バスの外観が映ったのですが、そのバスは明らかに西東京バスのボンネットバスでした。そして車内で古畑が乗り合わせるというシーン、まぁ外観で映ったボンネットバスではないのが明らかだったのですが、同じ西東京バスの一般車だとてっきり思い込んでそのシーンを眺めていました。なのでロケ地はその日の場所設定が都内なのにあり得ない田舎というものだったので、高尾の陣場高原あたりなのかな…と推理。
もっと趣味に踏み込んだ話しをしてしまえば、あの車内のシーンで映ったバスは、緑色のシート、前後扉、後乗り前降りの仕様で、窓のサッシの構造からして、日野自動車が出している「レインボー」というバスであることは間違いありませんでした。そのバスが特徴的だったのは、後扉が折戸で、シート下部が最近では珍しいペンキ塗りのタイプ、後面に方向幕がなし、1+2のシート。関東は前中扉がほとんどで、前扉のみはあっても、前後のタイプは関東ではあまりなく、そこにちゃんと気付くべきでした。

無事犯人も分かり、古畑の「ではこちらへ…」で番組も終了。
キャスト、スタッフとテロップが流れ、最後に撮影協力が出てびっくり。
私の推理は大きく外していたんです。

バスは富士急山梨バス。シートが緑なのはよかったのですが、西東京バスはシート下部がペンキ塗りのタイプは今はいません。また西東京バスなら後面に確実に方向幕がある筈。ゆえに今回は私の明らかな完敗でした。古畑さすがです。

結局第2夜は急遽仕事が遅くなり、ビデオ予約もできず見れておらず。今日は生茶さんに見事にやられました。しかし生茶さんがあんないっぱい映ると…どうなんですかね!?また、予想外のオチでしたね。

ドラマってだから、設定を妙に凝ったドラマだと私は逆にイライラして見られないんです。設定をリアルにしようと思っても、そこはドラマ。どうしても矛盾点、ドラマだけの設定が出てきて、それになんか気付いてしまってツッコミたくなる。
俺だけじゃないですよね!?

(解説)今日のトップ画像は、今回内装のシーンで使われたのと同じタイプの日野自動車・レインボーというバスです。画像は東武ダイヤルバスなので、外装は全然違いますが、窓サッシの構造は全く同一なので、ビデオを撮った方、番組中盤まで早送りして見てみて比較してみて下さい。あとイチローのやつビデオ撮った方、貸して下さい!!

あけましておめでとうございます

2006年01月03日 | つれづれ日記
いよいよ2006年もスタート。
皆さんあけましておめでとうございます。
来る新年はどんな年になるんでしょうか。
今年一年が皆さんにとって幸せな一年になることを心よりお祈り申し上げます。

そんな祈ってたら、早速自分が風邪を引きまして、寝込む一歩手前でずっとぐずっているところです。
とはいえ寝込む一歩手前なので、出掛けろと言われれば行きたくないけどかろうじて行けるので、元旦から家族勢ぞろいで父方の実家に行き、2日には母方の実家の人たちが我が家に遊びに来たりとしっかり家族行事をこなして今日に至っています。
途中、父方の実家にいる通称「バカ犬」(正式にはキャバリア♂『小次郎』といいます)のハイテンションにやられ、更にくたびれている次第。
ほんとこいつがバカすぎて…。もう3歳で立派な大人だっていうのに、珍しい人たちが来ると全員の匂いをかがないと目を血走らせてシタバタするし、若い女の人の下半身の匂いを嗅ぐの大好きだし、犬も下半身をマッサージされるのが大好きらしいし、やっていること、好きなことどちらもバカすぎるので、みんなは「こじくん♪」と略称で呼ぶけれど、私は「おいバカ」と敬意を込めて呼んでいます。まぁ今年はこいつの年なんでしょ?蹴らない程度に相手してやるか。

たぶん私のこのついてなさ具合は、もう一度四国八十八ヶ所巡りに行かないとダメなんだと思います。だって正月からこの縁起悪さだよ。ひどいじゃない?
そんな次第で今年も長い文章で、ブログを読まれた皆さんを一人一人おみまいしていくんでしょうけど、精一杯書きますので、今年も一年お付き合いの程よろしくお願いします。

2006年 元旦