火曜日の夜から急にひどくなった風邪も、ようやく熱も下がり回復傾向。
久々に少し残業をした帰り道、急遽先輩に呑みに誘われ顔出し程度多少お酒を頂いていたら、定期で帰れる電車をギリギリ逃し、稲田堤から南武線、橋本・町田から横浜線経由で帰る時間に。
最近日吉駅の複々線工事を見に稲田堤経由ばかりだったので、たまには橋本からのんびり横浜線に揺られてみようと、京王線で橋本へ出て、横浜線に乗車。
本当の終電ではなかったので、さほど混んでいないものの、席には座れない混雑率だったので、運転手さんの後ろで前展望を眺めながら、東神奈川まで約45分の道中を楽しもうかと。
相模原、淵野辺、矢部、古淵…と走りもタルい区間を過ぎ町田に到着。
発車メロディーが流れ、何気なくドアが閉まる瞬間、外から悲鳴が。
「誰か~! あの人を捕まえて!!」
ふと閉まりかけたドアを押さえつつ、ドアの外を見ると、私の乗っている1号車1ドアから後ろの辺りで、男の人3人くらいで人を抑え込む光景が。
このパターンは、痴漢かスリあたりのトラブル系です。
男の人3人で抑え込むには頼りなく、いつ犯人が逃げ出してもおかしくない状況。
でも私ののっている2206Kはまさにドアを閉めて発車しようという様子。
このままドアが閉まってこの電車が出て行ったら、駅員がこの時間帯ホームにいない中、また犯人が暴れだしたらどうなるのか…。
とりあえずドアを押さえたまま、電車を抑止して、運転手さんに駅員と警察を手配してもらって、どうにか犯人を捕まえないとと、何度も再開扉しては閉まろうとするドアを抑えます。
犯人を抑え込んでる人数人と私以外は相変わらず他人のフリ。
これではかわいそうなので、運転室を激しくノックして、運転手に知らせます。
しかし運転手の腰は重く、あまり危機感がない様子。
なので私はドアを押さえてしまっているので、隣のおじさんに列車停止ボタンを押すよう指示をしたものの、おじさんは知らぬ存ぜぬの様子。
まったくどいつもこいつも。
ようやくホームのギャラリーが、列車停止ボタンを押し、私の乗る列車は抑止指示が。運転手が輸送司令に応援を呼んでくれました。
抑止となったため、私が押さえていたドア以外の扉が全部再び開くと、一気にホームにギャラリーが増え、犯人は完全に観念した様子。
5分もすると警察が来て、その犯人は無事連行されていきました。
先日秋葉原で通り魔事件があったからか、今の人はとにかく事件に対して知らぬ存ぜぬの姿勢が強くなった気が。
確かに犯人がどう暴れるかも分からない状況で、その行動を取るのも分からなくもないが、犯人を誰かが押さえこんでいる状況で知らぬ存ぜぬはあまりに勇敢に犯人を抑え込んだ人に失礼。
そういう勇気ある人が称えられる世の中であってほしいと思いました。
多分その人が万が一犯人と格闘してけがをしたら、世論はどういう言い方をするんでしょうね。
実はこういうトラブル、駅員当時は日常茶飯事だったのは確か。
その時も勇気をもって被害者を助けた人に、意外とその見返りってなかった気がします。
とりあえず今日については犯人も捕まり、被害者もスリに遭ったものの、その盗品は捕まって返ってきてるはずなので、事件としては一件落着。
そんな捕り物帳が発生から逮捕までたったの7分。
短い間にいろんなことが凝縮していて、自分でも多少冷静さを装いながらも、多少慌てているめのに気付きます。
犯人が無事警察に引き渡されたのを確認して、乗っている2206Kも運転再開。
また再び運転台後ろに戻ると、なんかその数分のいろいろなひきこもごもが頭をうごめき、いろいろ複雑な気持ちになりながら帰りました。
結局所定7分延で町田を出た電車は、混雑でさらに遅れ、終点東神奈川には9分延で到着。所定乗り継げる根岸線2249Aに乗り継げず、所定より17分後の2265Aまで待たされることに。
超ぷちぷちいいことをした人にも、あまりその見返りはないようです。
久々に少し残業をした帰り道、急遽先輩に呑みに誘われ顔出し程度多少お酒を頂いていたら、定期で帰れる電車をギリギリ逃し、稲田堤から南武線、橋本・町田から横浜線経由で帰る時間に。
最近日吉駅の複々線工事を見に稲田堤経由ばかりだったので、たまには橋本からのんびり横浜線に揺られてみようと、京王線で橋本へ出て、横浜線に乗車。
本当の終電ではなかったので、さほど混んでいないものの、席には座れない混雑率だったので、運転手さんの後ろで前展望を眺めながら、東神奈川まで約45分の道中を楽しもうかと。
相模原、淵野辺、矢部、古淵…と走りもタルい区間を過ぎ町田に到着。
発車メロディーが流れ、何気なくドアが閉まる瞬間、外から悲鳴が。
「誰か~! あの人を捕まえて!!」
ふと閉まりかけたドアを押さえつつ、ドアの外を見ると、私の乗っている1号車1ドアから後ろの辺りで、男の人3人くらいで人を抑え込む光景が。
このパターンは、痴漢かスリあたりのトラブル系です。
男の人3人で抑え込むには頼りなく、いつ犯人が逃げ出してもおかしくない状況。
でも私ののっている2206Kはまさにドアを閉めて発車しようという様子。
このままドアが閉まってこの電車が出て行ったら、駅員がこの時間帯ホームにいない中、また犯人が暴れだしたらどうなるのか…。
とりあえずドアを押さえたまま、電車を抑止して、運転手さんに駅員と警察を手配してもらって、どうにか犯人を捕まえないとと、何度も再開扉しては閉まろうとするドアを抑えます。
犯人を抑え込んでる人数人と私以外は相変わらず他人のフリ。
これではかわいそうなので、運転室を激しくノックして、運転手に知らせます。
しかし運転手の腰は重く、あまり危機感がない様子。
なので私はドアを押さえてしまっているので、隣のおじさんに列車停止ボタンを押すよう指示をしたものの、おじさんは知らぬ存ぜぬの様子。
まったくどいつもこいつも。
ようやくホームのギャラリーが、列車停止ボタンを押し、私の乗る列車は抑止指示が。運転手が輸送司令に応援を呼んでくれました。
抑止となったため、私が押さえていたドア以外の扉が全部再び開くと、一気にホームにギャラリーが増え、犯人は完全に観念した様子。
5分もすると警察が来て、その犯人は無事連行されていきました。
先日秋葉原で通り魔事件があったからか、今の人はとにかく事件に対して知らぬ存ぜぬの姿勢が強くなった気が。
確かに犯人がどう暴れるかも分からない状況で、その行動を取るのも分からなくもないが、犯人を誰かが押さえこんでいる状況で知らぬ存ぜぬはあまりに勇敢に犯人を抑え込んだ人に失礼。
そういう勇気ある人が称えられる世の中であってほしいと思いました。
多分その人が万が一犯人と格闘してけがをしたら、世論はどういう言い方をするんでしょうね。
実はこういうトラブル、駅員当時は日常茶飯事だったのは確か。
その時も勇気をもって被害者を助けた人に、意外とその見返りってなかった気がします。
とりあえず今日については犯人も捕まり、被害者もスリに遭ったものの、その盗品は捕まって返ってきてるはずなので、事件としては一件落着。
そんな捕り物帳が発生から逮捕までたったの7分。
短い間にいろんなことが凝縮していて、自分でも多少冷静さを装いながらも、多少慌てているめのに気付きます。
犯人が無事警察に引き渡されたのを確認して、乗っている2206Kも運転再開。
また再び運転台後ろに戻ると、なんかその数分のいろいろなひきこもごもが頭をうごめき、いろいろ複雑な気持ちになりながら帰りました。
結局所定7分延で町田を出た電車は、混雑でさらに遅れ、終点東神奈川には9分延で到着。所定乗り継げる根岸線2249Aに乗り継げず、所定より17分後の2265Aまで待たされることに。
超ぷちぷちいいことをした人にも、あまりその見返りはないようです。