Jさんブログ~つれづれなるままに~

糸の切れたタコのように日々ふわりふわりしているJさんの、ふわりふわりな出来事を書いてみました。

超プチプチ人助け

2008年06月13日 | つれづれ日記
火曜日の夜から急にひどくなった風邪も、ようやく熱も下がり回復傾向。
久々に少し残業をした帰り道、急遽先輩に呑みに誘われ顔出し程度多少お酒を頂いていたら、定期で帰れる電車をギリギリ逃し、稲田堤から南武線、橋本・町田から横浜線経由で帰る時間に。
最近日吉駅の複々線工事を見に稲田堤経由ばかりだったので、たまには橋本からのんびり横浜線に揺られてみようと、京王線で橋本へ出て、横浜線に乗車。
本当の終電ではなかったので、さほど混んでいないものの、席には座れない混雑率だったので、運転手さんの後ろで前展望を眺めながら、東神奈川まで約45分の道中を楽しもうかと。
相模原、淵野辺、矢部、古淵…と走りもタルい区間を過ぎ町田に到着。
発車メロディーが流れ、何気なくドアが閉まる瞬間、外から悲鳴が。

「誰か~! あの人を捕まえて!!」
ふと閉まりかけたドアを押さえつつ、ドアの外を見ると、私の乗っている1号車1ドアから後ろの辺りで、男の人3人くらいで人を抑え込む光景が。

このパターンは、痴漢かスリあたりのトラブル系です。

男の人3人で抑え込むには頼りなく、いつ犯人が逃げ出してもおかしくない状況。
でも私ののっている2206Kはまさにドアを閉めて発車しようという様子。
このままドアが閉まってこの電車が出て行ったら、駅員がこの時間帯ホームにいない中、また犯人が暴れだしたらどうなるのか…。

とりあえずドアを押さえたまま、電車を抑止して、運転手さんに駅員と警察を手配してもらって、どうにか犯人を捕まえないとと、何度も再開扉しては閉まろうとするドアを抑えます。

犯人を抑え込んでる人数人と私以外は相変わらず他人のフリ。
これではかわいそうなので、運転室を激しくノックして、運転手に知らせます。
しかし運転手の腰は重く、あまり危機感がない様子。
なので私はドアを押さえてしまっているので、隣のおじさんに列車停止ボタンを押すよう指示をしたものの、おじさんは知らぬ存ぜぬの様子。
まったくどいつもこいつも。

ようやくホームのギャラリーが、列車停止ボタンを押し、私の乗る列車は抑止指示が。運転手が輸送司令に応援を呼んでくれました。

抑止となったため、私が押さえていたドア以外の扉が全部再び開くと、一気にホームにギャラリーが増え、犯人は完全に観念した様子。
5分もすると警察が来て、その犯人は無事連行されていきました。

先日秋葉原で通り魔事件があったからか、今の人はとにかく事件に対して知らぬ存ぜぬの姿勢が強くなった気が。
確かに犯人がどう暴れるかも分からない状況で、その行動を取るのも分からなくもないが、犯人を誰かが押さえこんでいる状況で知らぬ存ぜぬはあまりに勇敢に犯人を抑え込んだ人に失礼。
そういう勇気ある人が称えられる世の中であってほしいと思いました。
多分その人が万が一犯人と格闘してけがをしたら、世論はどういう言い方をするんでしょうね。

実はこういうトラブル、駅員当時は日常茶飯事だったのは確か。
その時も勇気をもって被害者を助けた人に、意外とその見返りってなかった気がします。

とりあえず今日については犯人も捕まり、被害者もスリに遭ったものの、その盗品は捕まって返ってきてるはずなので、事件としては一件落着。

そんな捕り物帳が発生から逮捕までたったの7分。
短い間にいろんなことが凝縮していて、自分でも多少冷静さを装いながらも、多少慌てているめのに気付きます。

犯人が無事警察に引き渡されたのを確認して、乗っている2206Kも運転再開。
また再び運転台後ろに戻ると、なんかその数分のいろいろなひきこもごもが頭をうごめき、いろいろ複雑な気持ちになりながら帰りました。

結局所定7分延で町田を出た電車は、混雑でさらに遅れ、終点東神奈川には9分延で到着。所定乗り継げる根岸線2249Aに乗り継げず、所定より17分後の2265Aまで待たされることに。
超ぷちぷちいいことをした人にも、あまりその見返りはないようです。

プリウスドライブ~プリウスでecoドライブ

2008年06月08日 | つれづれ日記
愛車プリウス君は最近話題のエコカーの一種。
大量リチウム電池を搭載したハイブリッドカーです。
公式のパンフレットでは、たった1ℓのガソリンで、35.5kmも走ると言われています(トヨタ発行の公式パンフレットより)。
実際はどうなのか…。

愛車プリウス君を購入したのが2007/11/16。
この頃は既に秋というより冬という時期で、外に出るにはジャケットでは足りず、コートが必要な季節でした。そうなると、車に乗ればエアコンが必要で、また暖気運転が自動でされるので、購入して最初の給油までの間の燃費は19.9km/ℓと、パンフレットの数値とは程遠い数値を示していました。

しかし世界の有名な映画俳優が高級車を捨ててでもこぞって乗り換える程の人気車・愛車プリウスの燃費がそんな低い値なのだろうか。
それから半年、プリウスの燃費をどうにか上げられないか研究を重ねました。
その結果分かったことがこれ↓

<愛車プリウスの燃費を上げる秘訣>
①高加速をしない!…発進時に勢いよくアクセルを踏むと、いきなりエンジンが回転してしまうのでNG。ゆっくり発信すると、およそ20km/hまで電気で加速できるので、その分燃費を向上できます。
②極力ブレーキを踏まない!…プリウスにはシフトモードに強回生モード(一般車で言うエンジンブレーキ)があり、それがかなり強力な制動となり、その制動力は全てリチウム電池へと蓄えられていくので、その分燃費が向上できます。
③アクセルを踏む時間は極力短く!…リチウム電池に電気が充電されるのはブレーキを踏んだ時だけでなく、惰性走行時にも充電が可能。緩い下り坂でアクセルを踏むと、せっかく惰性で走れば充電できるのに、逆に電気を食ってしまいもったいないことに。
④エアコンは極力使わない…エアコンは主に電池から電気を供給して回すので、せっかく加速に使える電気をここで使ってしまうのはもったいない。めっちゃ寒い日や暑い日は仕方ないとして、春秋については極力自然風で温度を調整するのがベスト。
⑤停車中は必ずシフトをニュートラルに…坂道発進機構として、ドライブモードで停車時ブレーキを離すと前に動くようになっているため、ドライブの状態で停車していると無駄に電気を消費することに。停車したらすばやくニュートラルに。

さてこれを全て守ってドライブすると、どれだけ燃費を向上できるか。
いざ実践してみることにしました。

今日は外の気温は27℃もあり、外でちょっぴり作業をしただけで汗ばむ陽気。でもだからと言って、すぐ車のエアコンをかけてはいけません。代わりにばっくり薄着をして、窓を全開にして、自然風で涼みます。
家を出発して、環状3号線に入るとすぐ見通しのよい直線です。
でもよく見ると遠くに見える次の信号は赤に変わったばかり。
そこで景気良くアクセルを踏んではいけません。
後続の車が来ていないのを確認し、あとは惰性で信号までちんたらちんたら…。
回生が効かなくなったところでようやくブレーキを踏み、信号で止まります。

榎戸の交差点を右折し舞岡上郷線へ。ここからは緩やかな下り坂。惰性にまかせればするすると加速するので、その加速と回生ブレーキを駆使して、エンジンを一切回さず坂を下りきります。
神奈中車庫前を左折し、環状4号線へ。緩やかな上り坂が続くので、ここはアクセルを極力踏まず、前との車間をかなり広めにとり、走行曲線を極力緩やかにして走ります。

相武隧道を抜けると朝比奈峠へ。ここからの急な上り坂は、エコ運転を諦め一気に加速して短時間に山を登りきります。そのまま逗子へと下る坂は、先程同様にブレーキは極力踏まずに回生ブレーキをフル活用。

逗子駅を出て、国道134号線へ入ったら、右手に海を延々と見ながら、街道を淡々と走っていきます。前をさっさか消えていく車はどうせ次の信号で捕まって追いついてしまいます。アクセルもゆっくり踏めば、バッテリーの電気だけで加速できるのでよりエコな運転に。海沿いの道は信号が少ないので、加減速があまりないので、運転席と助手席の間にオフセットされたエネルギーモニタもいい値を示しています。

ここから三崎港、剣埼、観音埼、野比海岸と経由し、国道16号線から再び環状4号線を走り我が家まで3時間ちょっと、走行距離86kmの試験走行を終え我が家へ。
果たしてエコを追及したそのドライブでの燃費は…

なんと30.3km/ℓ!!!

やはり国道16号線など車が多いと、周囲の迷惑を考えるとエコエコ言っておられず高加減速はやむを得ず。それでも目標の25.0km/ℓを大幅に超え、夢の30.0km/ℓ台に突入。愛車プリウス君もやればできるんです!
愛車プリウスはガソリンが45ℓ入るので、この値で走り続ければ、満タンにした後なんと1,363kmも走る計算になります。この距離、東京からひたすら西に向かうと、九州に上陸し、鹿児島県との県境にある熊本県水俣市まで行けることになります。

恐るべし愛車プリウス!
この車なら、今の燃油価格高騰にも負けず、闘っていけそうです。

プリウスドライブ~潮風のんびりドライブ

2008年06月01日 | つれづれ日記
今日は天気予報でも梅雨入り前の最後の晴れとのこと。
後で天気良かったのに出掛けなかった…と後悔しないためにも、何がなんでも出掛けようかと。
ただ前の週飛ばしすぎたせいか、体が重かったのもあり、午後までのんびり過ごして…と午前中ベッドでのんびりしていると、母が電話を持って部屋へ…「オペレータさんよ」

そういえば今日は1日。嫌な予感的中、処理アベンドによる障害コールでした。
醒めない頭で一生懸命考え考え、とりあえず対処終了。
そんなしているうちにあっという間に昼も過ぎていました。

…さぁどうしよう。

困った時は愛車プリウス君。
渋滞情報を見たら、珍しく国道134号線湘南大橋付近が混んでいなかったので、天気もいいことだし、湘南方面目指して潮風ドライブにいざ出発!

出掛けにオヤジに間の悪い作業依頼をこなしているうちに、家を出た時点で既に時計は14時過ぎ。でも今日はどうにか湘南方面から山を越えて沼津まで出掛けようという計画です。

車の窓を全開にして、青空の下環状3号線から国道1号線へ入り、新湘南バイパスへ。普段はほぼ確実に渋滞している国道1号線原宿交差点も、新湘南バイパスの茅ヶ崎中央終点の出口付近も全く渋滞なし。あっという間に湘南大橋を渡ります。
左の車窓に見える真っ青な海に、窓から入る潮風にすべてが気持ちよく。
最近電車もバスもバキッと窓が開かなくなった今、こういう爽快な移動が楽しめるのも愛車ならではの特権です(人の車だと遠慮はしないものの、多少気が引けるし…)。

大礒ロングビーチが右手に見えると西湘バイパス。先日台風による高潮により崩壊していた下り車線がようやく復旧し、片側2車線に戻ったとのこと。
本線の左手すぐそこは海。以前あった高い防潮フェンスはまだ修復が間に合っていないようで、おかげで元々車窓は海が雄大に見える路線だったのが、さらによく見えるようなりました。
走行車線を走る車は、みんな脇目で海を見ているのか走りが遅く、私も便乗して走行車線をちんたらちんたら…。クルーズコントロールで流れと同じスピードでセットすると、あとは雄大な相模湾を見つめるばかり。

自宅から走ること約1時間、西湘s.aで休憩です。
このs.aも、本線同様すぐそこが海。ちょうど海の見える駐車レーンが空いていたので、そこに車停め小休止。
s.aでコーヒーを買い、ハッチバックを全開にして、そこに腰掛け海を見ながらのんびり。一人なのがちょっぴり寂しいけれど、自分の愛車に腰掛け、のんびり海を眺める時が来るとは思ってもいませんでした。

再び車を走らせ、真鶴道路、伊豆スカイラインを経由して熱海を通過。
ここまで車で休憩を除くと約90分。気持ちいい海が存分に眺められ、時間的にも手頃ないいドライブコースです。
ハンドルをギュッと握りいざ峠道へ。
進路を北に変え上り坂を攻め箱根方面へ。十国峠を越え、再び国道1号線に合流。
ここから一気に回生ブレーキを利かせ峠を降り沼津へ。
プリウス君はいかにもやわに見えながらも、峠となるとかなりパワフル。
モーターとエンジンでパワフルな加速と、回生ブレーキによるなめらかな抑速。今の時代のハイブリッドカーを馬鹿にしてはいけません。

そろそろ17時を過ぎ、夕飯が心配な時間。帰路につきます。
いざナビに自宅をセットすると、到着予想時刻が普段よりかなり余計にかかると予想しています。沼津i.cより東名自動車道に入ろうかという頃、その余計にかかる理由が判明…「秦野中井~横浜町田 渋滞20km」。これはひどい。
途中足柄s.aで渋滞に入るための気合いを入れいざ渋滞に突入!
ちんたらちんたら動いたり止まったりを繰り返すこと約1時間。海老名s.a前で渋滞を抜けても混雑は続き、高速道路らしい走りができたのは横浜町田i.cを過ぎ、東名道のアプローチ道路辺り。腹いせにアプローチ道路をぶっとばし、そのまま保土ヶ谷バイパス、横浜横須賀道路を抜け我が家へ。

今日のコースは、車窓に海を存分に見られる素敵なドライブコース。
ただ普段はこのルートの場合、国道1号線原宿交差点、国道134号線湘南大橋、西湘バイパス石橋i.cでかなり激しい渋滞があるので、行く前に入念なチェックが必要です。