Jさんブログ~つれづれなるままに~

糸の切れたタコのように日々ふわりふわりしているJさんの、ふわりふわりな出来事を書いてみました。

今日の出来事

2006年02月01日 | つれづれ日記
なんかすごく今日はゆるいタイトルで…。

ほんとに今日は平日なのに、なんか濃い一日でした。

朝6:45、今日はうちのチームでちょっとしたPGM稼動があり、その確認・監視で8:00出勤。なので普段は余裕で寝ている私が、その時間にはせかせかと電車で移動しています。朝の出勤時には決まってFM YOKOHAMAにチューニングを合わせ、チェケナな感じでテンションを無理矢理上げます。
今日もいつものようにFMのチューニングを合わせ、「DJ栗原、俺の寝ぼけたハートに目を覚まさせてやってくれ」と聞いていると、今日は横浜を走るみなとみらい線開業2周年を祝う特番とのこと。
そういえば2年前、友人カッキーのゲロで約80年の歴史が最悪な形で幕を閉じた東急桜木町駅。そして市民のパレードで華々しく開業したみなとみらい線、あの思い出深いあの日から2年が経った訳です。
今日もあの日と同じく非常に寒い。ゲロを吐いちゃったカッキーを横に、どうしようと思ったあの時は、ほんと心の底から寒かったんだったよな…って。その後タクシーには汚れは乗れないので、たまたま来ていたロケ車に乗せてもらい、途中横テレで体調管理の休憩を入れつつなんとか彼を家に送り、デニーズでロケ車を出してくれたディレクターにお礼がてら反省会。騒動を片付け家に帰った頃、横浜地下駅から一番電車が出たと、夫婦で乗りに行っていた叔父から電話が来たんだったっけな。

稼動は別段問題なく、当初21:00まで会社にいる勤務体制だったものの、順調だったので19:00頃退社許可が出たので帰宅。やっぱり8:00から仕事をしていると、まだ19時といっても、それ相応に疲れているのでぐったり帰り道。小田急、東海道線と乗り継ぎ、根岸線は普段たった2駅なので、ほとんどの場合座らず立っていくのですが、珍しく疲れて座ったり。やっぱ歳取ったのかな!?それとも運動不足?

MP3で好きな曲を聴きながら、電車は本郷台を出発。あと1駅で我が家の最寄り駅・港南台です。ラスト1曲だななんて思って窓の外を眺めつつ、1つトンネルを過ぎ、2つ目の長いトンネルへ。このトンネルを抜けるとすぐ港南台駅です。
いつものように、ATC90km/h信号の制限ギリギリで快調に飛ばす電車。2つ目のトンネル内のカーブを曲がり、直線にかかる頃電車は急ブレーキがかかり急停車。普通のお客さんは夜ゆえ、トンネルとの区別がついていないのか、駅に着いたと思うようで出口へとみんなわさわさと集まるも、一人急ブレーキの停車時の衝動に構えるべく、シートにしっかりとつかまります。ガタンと止まった瞬間、出口を急ごうと出口に近い車両に集まってきていたお客さんのほとんどがおっとっととコントのようによろけます。私の一人勝ち。

しばらくしーんと静まり返った車内に、車掌からのアナウンスが…「関東地方で強い地震があり急停車しました。安全が確認されるまで暫く停車します」とのこと。
ここはトンネルの中。携帯も通じません。
そしてあまりにトンネルは静かなので、周囲を気遣ってなのか、周りの人が一人一人とそれぞれで聞いていた音響機器をポケットへとしまいます。私もその流れに乗って、電源を切ってポケットの中へ。
さぁてこうなっては暇だ。この様子だと長引きそうだぞ。とちょっと暇潰しに運転台の後ろへ行って、無線のやり取りを聞きに行くことに。

指令「関東地方で強い地震があり、××駅の地震計が△△ガルの揺れを検知したため、京浜東北線では鶴見~港南台駅間で運転を見合わせます…」

おっと、まだ港南台には差し掛かっていないので、これは運転再開するかと思って、指令の指示に運転士同様に耳をすませて聞いていると、港南台に停車していた下り大船行の電車には運転再開の指示が出たのに、私の乗る2034Aには再開指示が来ません。急停車してから10分くらい経った頃、業を煮やした運転士が指令に電話します。

運転士「こちら2034A運転士。港南台駅手前で停車中。抑止区間手前、港南台第一トンネル内で停車中なのですが、抑止区間から外れているのですが、運転再開指示はでないのでしょうか」
指令「こちら指令。2034A運転士へ、まだ確認が取れていないので暫く現場で待機して下さい」

残念。まだトンネルから脱出できません。
しかし外はどうなっているんでしょう。電車がこれだけ止まる揺れだったということは、さぞかし街中で混乱してるんだろうな…。と心配してしまいます。
それから5分…。

指令「こちら指令。2034A運転士へ。目視で結構です。周囲に異常は見当たりませんでしょうか」
(運転士がライトをハイビームにして目視。私もついでに目視)
運転士「特に異常は見当たりません」
指令「では2034A、港南台駅まで最徐行(=15km/h)で運転再開して下さい…」

車掌と発車合図をもらい、急停車から15分、のんびりトンネルをそろりそろりと動き出します。常にハイビームでトンネルを照らし、異常がないか見渡す運転士。私もなんか一生懸命、乗ってるお客さんを守るんだくらいの勢いで周囲を見つつ、歩くようなスピードで動き出します。
ホームに進入しても、さすがにこのスピードだとなかなか停車位置まで進まず、後ろで出口前で立つお客さんも若干イライラしている感じです。
ドアが開き、私はそのまま帰宅。

それからニュースを見ると、世の中は電車が止まっていることで大変なことになっている様子。ちょうど妹も、横浜~桜木町で電車が止まったらしく、私と違って抑止区間だったゆえ、運転再開まで相当待たされた上に、桜木町では電車が止まって大混乱。地下鉄とごった返しのバスを乗り継ぎ、普段なら20分で帰るところを、2時間30分掛けて帰ってきました。

しかし今日はこれで済んだけど、これが本当の大地震だったらどうなるんだろうって。家とか普通に崩れたりしている間を延々歩いて帰る訳でしょ?しかも電気とかない中。…と思うと結構リアルに怖かったり。


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