Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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N村さんの修理は全て完了です

2021-08-13 20:13:39 | ミニカー修理

本日の山陰は雨・・・それもまた大雨ですね。
朝起きますと雨の音が・・・ちょっと強いかな〜と思いながらもまたうたた寝・・・。

本格的に起床した時にも結構強く降っていましたね。
でもまあ道路が水没している様な事は無いだろうとたかをくくっていましたが・・・アトリエに出勤しますと前の道路は20cmくらい水没していました。昨日はスマートで帰っていましたのでギリギリ駐車場に入りました。
昨日、雨の予報だったのでガレージのフェラーリを一番奥の高い部分に移動した上にタイヤを角材に乗せてあげておきました。
そして娘の車が車検なので預かっていますから・・・これもまた濡らしたら新しいのを買って!!って言われるので角材で上げておきます。
軽トラックは4WDで車高が少し高いので多分大丈夫でしょう。
で・・・スマートを動かそうとしたらバッテリー上がりの直前だったのです。
セルモーターが「ウイ」っと言った途端にエンジンが掛かったから良かったですがバッテリーが上がったら助手席の足元を分解しなければならないので凄く面倒なんですよね。
それにバッテリーが大きく高価なんです(汗!)
エンジンを止めない様にして1時間程付近をドライブしておきました。
いつものコースはアトリエから伯太方面に進み山越えをして広瀬町の家内の実家の近くまで・・・広瀬町を回って帰るルートです。
信号待ちも無くバッテリーを充電するには良いルートです。
雨が降って窓が開けられないですが充電の為に走っているのですからエアコンは使えません・・・。
ワイパーと曇り止めのウインドウデフロスターは欠かせませんけどね。
いつものループの部分で下界を撮影・・・今日は雨が酷くてね外に出られませんでした。

さて本日は荷物が届きました。
何だったかな〜?
あ〜そうそう、1/43のシートベルトを梱包する為の包材でした・・・
一つだけミスしたのは黒いケント紙だと思って頼んだのが白だった事ですね〜(笑)
慌てて黒いのを頼み直しました。
この白いのはどうしようかな〜。
もう開けちゃったから返品も出来ないし・・・ケント紙で製図に使う事もないでしょうからね・・・あ〜無駄使いしちゃった。
通販の怖い所ですね〜。

欲しい方は送料のみの負担で差し上げますのでコメント欄からご連絡下さい(笑)
もちろん公開はしませんので宜しくお願いします。

で・・・本業をスタートします。
昨日サフまで塗ったホイールは軽くペーパーを掛けまして(細目の物で撫でる程度ですシルバーなので傷が残りますと目立ちますからね)シルバーを塗っています。
一応クレオスの8番なんですが・・・その前にスーパーシルバーを試してみたら余りにもギラギラと粒子が粗くて全然良く無かったのでやっぱり8番に変更しました。

そしてウレタンクリアーを塗ります。
リムに黒いゴミの様な物が見えますが・・・これはエアバルブを差し込む為の穴です。
この穴ですが結構いい加減でして・・・まず向きがマチマチですね。
しかも穴からゴミが出て来るのはなぜでしょう(笑)
エアバルブを付ける前に削っておきます・・・

ホイールの塗装が硬化したらエアバルブとホイールナット/センターキャップを取付けます。
あとは組立ててホイールの塗装完了です。
下の写真はガラスの上で平面を出して4輪を接着中ですね。
お客様ともお話をしたのですがなぜホイールがブラックだったんでしょうね?
アルミホイールなのですからブラックでは無くシルバーの方が落ち着くし・・・
センターキャップの無塗装のステンレスだったし・・・ブラックにするならセンターキャップもブラックにしてマセラティのマークの部分だけ色を変えるとか方法が有ったんだと思うけど・・・。
やはりシルバーの方が落ち着くと思うのはお客様だけではないと思うのですよね。

元々のレザーベースの上に戻しまして裏のカバーを接着中です。
これが終われば本当に完成です。

先日、リアスポイラーを取付けたインスパイアですが・・・。
バンパーの部分にメタルインレットが貼られているのですがお客様がその接着剤が気になられたみたいで・・・爪楊枝でカリカリと剥がされていたらメタルインレットが外れてしまったらしいのです。
このメタルインレットですがメッキで作られていますので大変硬いのですが一方で脆いのです。
恐らくメタルインレットをバンパーに貼る時にその硬さからメタルインレットがバンパーのラインに追従出来ずに浮いた為にゴム系接着剤かなにかで補強したんだろうと思います。
このような場合は爪楊枝でカリカリ落とすのでは無くエナメル溶剤を綿棒に付けてメタルインレットに沿って拭き取る方が良いですね。
切れてしまったメタルインレットはもう絶対に復活出来ません。
ボディ色がブラックでもありますので切れ目が必ず見えます。
このような場合はミラーテープをカットした物で貼りかえた方がバランスが良いと思われます。

貼りかえ後はこんな感じになります。
接着剤もきちんと落としておきましたしライトの下に原因不明の塗料のチップも有りましたので新しい極小の小筆を降ろしてタッチアップしておきました。

実はエランも帰って来ています。
戻って来たエランを見ますと明らかに傾いています。
分解してわかりました・・・
このエランの後側の固定ネジの穴が斜めに開けられていてネジを締め込んですぐは足回りの車軸を支える接着剤が効いていて真っすぐなんですが斜めの負荷が掛かり続けるとエポキシ系の接着剤が負けてしまい少しずつ斜めになってしまうのです。
再度分解して車高調整をやり直し・・・「ついでに少し低くして」と言う事も有りましたのでやり直しました。
少し低過ぎ?
でもこれ位の方が格好が良い!?
まあ良いでしょう車高下げ過ぎていてもお巡りさんに叱られる事は無い模型の世界ですから(笑)

そして反対側も・・・
斜めにしかネジが入らないのでネジ自体を短くしてほんの少ししかネジが掛かっていませんがそれでもタッピングビスなので頻繁に脱着しなければ大丈夫でしょう・・・。

N村さんの修理はこれにて完了です。
明日からはこちらの修理です。

修理はお盆に終わらせたいですね〜終わるかな??
相変わらず問い合わせは毎日有るのですが・・・まだ送って来られないので・・・まあ良いかな(笑)